2011年7月16日土曜日

7718スター精密「2012年2月期業績予想説明会」動画ヲチ

Corporate Direct | 決算説明会ストリーミング
  • 震災による、生産設備への直接の影響は受けていない
    国内では静岡がメイン。
  • コンポーネント事業、主に車載関連に出荷の遅れが生じている
    上半期には回復予定。
  • 部品調達
    震災ではコンデンサー関連のメーカーが多くプリンター関連で影響があった。復旧が早かったので今後は問題は無いだろう。
  • 売上の増加の殆どは工作機械の状況の良さ
    特に欧州の設備投資は積極的に進んでいる。
  • 売上に対する為替の影響は強い
  • セグメントの進捗
    • 特機事業
      クレジットカードを一体としたプリンターが売れている。南米の売上が伸びている。マイアミに拠点を設けた。新興国をターゲットとしたローコストのプリンターを開発中。
    • コンポーネント事業
      車載用の音響部品に集中したが、音響部品の伸びは少なかった。年内までに再度見直し。レアアース(ネオジウム)の高騰が厳しい。ネオジウムは耐熱性が高く代替が無い。
    • 工作機械事業
      引き合いはいい。受注に生産が追いつかない。4ヶ月先の受注は受け付けていない状況。7~8月で何とか受注に追いつきたい。新規事業による工場の習熟度が上がらないので対応が難しい。2月の予想よりアジアのウェートが減って、米国、欧州が増えてきている。上ブレる可能性は高いのではないか。
    • 精密部品事業
      タイへの設備投資を6億円増。
  • 自社株
    出来れば株式交換でM&Aとして使いたかったのだが、現時点では難しい。これ以上、いい案件に巡り合えないのなら3年後までに償却を考えたい。
  • 中国の高騰する人件費
    去年30%上がった。今年も最低賃金が15%位上がる予定。中国では行員を雇うときの福利厚生費が多く必要になる。東南アジアはその必要が無い。東南アジアと比べてメリットが無くなった。今、中国には投資していない。13億人の消費マーケットの魅力はあるが生産工場としての魅力は無い。政治の交代によるリスク。来年は政治・経済で大きな変革があるのではないか。
未だ事業ポートフォリオで苦労しているようですね。

工作機械に利益が左右されやすく、非常にシクリカルな状況。これを何とかしたいと考えている様子。