2016年3月15日火曜日

今日の雑談 (3/15)

ひふみ投信でお馴染みのレオス・キャピタルワークス、今度は2772 ゲンキーをお買い上げ




2772 ゲンキー、直近では3/9に市場から0.3%買い付けた模様。下落時の底値買いではなくある程度、値が固まったあたりで買い付けてるあたりは長期保有目的かな。

直近40銘柄の中には含まれていないようだけど、運用報告書にはそこそこのポジションはあった模様。


日銀、MRFにマイナス金利を適用しないって何言ってるのか分からんとですorz


日銀は、投資信託のマネー・リザーブ・ファンド(MRF)にマイナス金利政策を適用しないことを決めた。MRFを受け入れている信託銀行が日銀に預ける当座預金の金利をこれまでのマイナス0.1%から0%に改める。株や投資信託の売買に使う「決済口座」としての役割に配慮した。
-- 日銀、景気判断引き下げ 追加緩和は見送り  :日本経済新聞

MRFは、本来ならCPや短期債券で運用するはずで、日銀の当座預金とは無縁じゃまいか、と思うわけです。本来ならMRFは50%は債券で運用しなければならないのですが、今回のマイナス金利で、50%を下回っても許してもらえるように配慮されたのは2月中旬の話。

日銀がマイナス金利導入を決定したことで、短期国債などの利回りも急低下。運用環境が過去に例を見ないほど厳しくなったため、金融庁は臨時的な措置として、50%超の基準を下回ることを容認する。16日までに、運用方針の柔軟化を運用各社に伝えた。
-- 金融庁、MRFの運用柔軟化を容認 日銀のマイナス金利で | ロイター

信託銀行に預かっているMRFの現金の置き場に困る状況になるわけだ。信託銀行の規模を遥かに上回るMRFの現金を日銀の当座預金に置くと、もれなくマイナス金利になり、これも安全運用が難しくなる。

で、今回、日銀のお達しによりMRFは別腹にしちゃるきに、となったという認識で良いのかな。流れ的には以下のとおり。

  1. マイナス金利発動!
    短期、長期に係わらずほとんどの債券がマイナス利回りに突入。
  2. 流入してくる資金で債券を買い入れるとマイナスに!
  3. 金融庁の恩赦で組み入れ比率50%を下回ってもいいことに
  4. 信託銀行にあぶれる現金!
    このままだとあぶれた分がもれなくマイナス金利に。
  5. 日銀の恩赦でMRF分の現金に対しては金利0%になる (← NEW)

なあんだ、安全運用するならMRFに突っ込めばいいじゃーん、って対応を封じるために条件付きになってまする。今まで運用していた額を越えた分は対象にしないとか (「補完当座預金制度基本要領」の一部改正等について (PDF))。

そんなこんなでこのニュースで証券会社の株があがるのはよくわからないのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿