2017年5月8日月曜日

今日の雑談 (5/7)

ひふみ投信から学ぶ増資直後の投資法




これ、ひふみがよくやる手法ですね。少し前だと月次で確認できるんですが、最近は20銘柄までしか公開してくれないんで気が付きにくいんですよね。

条件は2つ。

  • 増資発表後から株券の受渡日までに株価が下げていること
    一般的には増資を発表した直後は大きく株価を下げます。刷る株券の枚数に依りますが、株券が増えるほど受渡日からの売り圧力が強くなります。
    今回のレオスは受渡日前に勝負を付けてます。短期の空売りの踏み上げを狙ってるのかもしれません。受渡日前にショートカバーする手法は一般的ですからね。増資の応募率を知ってたのかも。
  • 増資した理由が真っ当であること
    製造業ですと真っ当な設備投資かどうかがキモになります。例えば新規事業に資金を回したい、とするならその増資は無駄になるかもしれないリスクの高い投資になります。
    今回のスミダコーポは全体の生産性向上のための増資で、売上が伸びそうな分野であるならこの増資は至極真っ当でしょう。2/6の決算発表からずっと右肩上がりの株価でしたので、今後の見通しはかなり明るかったはずです。

増資直後は、短期的に本来あるべき株価より下がる傾向が強い所を逆手に取る手法です。株価が大きく下げてないとワークしませんし、増資が確実な成長性に繋がらない理由ですとこの投資は失敗します。

また少し上げて気を良くしたままホールドするのはこの投資法には似つかわないです。なんだかんだ株券が増えているわけですので極端に評価されることはなく、徐々に株価が上がるイメージで、ある程度上がったら放流することを前提として投資する必要があります。数ヶ月が目処でしょうか。

今までの感じですと、底値から1~2割取れれば十分かと思われます。上値を抜いて更に上昇ということもままありますが、確率的には低いでしょう。

失敗したのは興銀リース[8425]の増資ですかね。ひふみの月次で気付いて後追いでも上手くいっちゃったんですよ。そこでなんか気を良くしたのかNISAでも組み入れちゃったんですよ。あの増資以後、ひふみが興銀リースを組み入れることはなく、やっぱりそいうことだったんだなあ、と気が付くわけです。長く握るべきではなかったんだな。

成功例、というか偶然うまく行ったのはイー・ギャランティ[8771]ですかね。公募から大きく株価を下げてたんですが、業績にリンクしたものではなかったのでコソコソ買い集めてたのが上手く行きました。が、この株もずっと持ったままにしてしまったんですよね。そのお陰で人生2度目のテンバガー銘柄になったわけなのですけど。後、テンバガーになったからと言って売れるものでもなく、この頃のボラティリティに耐えきれなくなり結局8倍程度で全放流となりました。無理ぃ。



制限を設けることで理想のニホンジン像を構築しようとする流れがキモい



これ声を荒げて主張するものなんだろうか。

フツーに考えれば自由に使えるおカネが増える、謂わば社会から与えられた与信に対して、アイツラ底辺だからそんな自由は取り上げろ、と言ってるようなものだよね。大きなお世話だ。

今のところ、追い込まれてはいないのでリボ払いやキャッシングには手を出していないけど、生活が追い込まれる状況なら自分の与信を削ってでも生き延びる所存でございまして、そのためのクレカなんじゃないかと。

適正な与信を与えるべきだ、というのは賛成だ。

たかだか数万円のレバレッジなら親から説教を受けて返済する程度で済む話だろうが、銀行ローンだと額が違う。一律に年収で制限を設けるやり方がクレバーとは思わないが、流石に数百万あたりの貸付にはある程度の制限が入って然るべしだろう。

どちらにも共通しているのが、支払いを先送りして、お金を使い続ける可能性があるという点。どの世代にも共通していえることだが、若くてお金がない人や、子育てなどで家計が苦しいという世代には特に心がけてほしいのが、「ある範囲でお金を使う」ということ。
-- 「ツケ払い」と「リボ払い」の甘い罠 支払い先送りは自己破産へ入り口 | ZUU online

大きなお世話だ。

老婆心を発揮したいのなら高値掴みした住宅ローン組の方がずっと深刻だし、高値掴みしたかどうかは後に分かることで、それこそ慎重さを求められるのにお前らときたら、賢い住宅ローンの仕方ばかりペラペラ語りやがる。しょーもない。

どうせ世の中の大半は愚者だ。愚者に説教垂れるくらいなら軽く体験させて置くべきなんだよ。どうもそのタイミングをせっせと取り除く老婆がキモい。老婆と言っても性別ではなく安全な立場から老婆心を発揮する全ての糞野郎を対象にしてるわけだが。

0 件のコメント:

コメントを投稿