随分後になってしまったけど、今さっき決算動画を見てきました。
- 工作機械の専業とは考えていない
工作機械はシクリカル傾向が強く、落ち込む時はかなり落ち込む傾向がある。事業ポートフォリオとしては良くないと考えているが、工作機械の比率が未だに高い状況になっている。由々しき問題とは考えているのだが、現状は伸ばせる工作機械を伸ばしていくことにしている。 - 工作機械の来期売上の減少
欧州が主要因。工作機械の減少を予想している。 - 部門別
- 特機事業
新興市場を中心に伸ばしたい。南米の伸びがまだ期待できる。3年後倍の売上を伸ばしたい。 - コンポーネント
ほぼ撤退予定。今期で事業を売却する予定。開発部門は撤退しない。今まで積み重ねた音響技術を生かしていく。 - 工作機械
他社と比べて欧州の販売台数を悪く見ている。当初、計画を想定した10~12月では相当受注が酷かった。2月まではソコソコ戻ってきているのでもしかして上ブレがあるかもしれない。 - 精密部品
タイのアユタヤ工場(HDD関連)で洪水で大きな損害を受けた。100台あった機械が全て水没して使い物にならなくなった。が、保険に入っていたお陰で10億程度の特別利益が出ている。7月あたりで100復旧が可能になるのではないか。8%売上成長を予想。 - 設備投資
タイの設備投資で27億。全体で51億程度。特殊要因だが大きな投資になる。CFもややFCFでマイナスになる。 - 税負担
欠損により国内の税負担は殆ど無い。今期・来期くらいまでは海外だけの税負担になるのではないか。
思っていたよりは悪くなってはいないようです。かなり景気が底の時点での業績予想っぽいようなので、2Qあたりの状況で色々考えたいとは思ってます。
後は次の成長産業の発掘ですかね。
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