もし新規に作るならFX口座も一緒に作るとおカネが貰えるキャンペーンを年がら年中やってるので利用するとヨサゲ。これで¥5,000円程貰ったが一度も売買はしたことが無いです。ニコニコ生放送とかみてると結構口座持っている人が多くてつい売買したくなる衝動に駆られるわけだが、これは別件。
早速、スクリーニングをしていきたい。
早速、スクリーニングをしていきたい。
クリック証券にログインしたら『株式』→『銘柄スクリーニング』を選択。
「銘柄スクリーニング」が表示されるので『割安度』を選択。
これで割安度順に銘柄が表示されているはず。この割安度は、「事業価値」と「資産価値」を足したものから「有利子負債」を引いたものを「時価総額」と比べて判断しています。
- 事業価値
事業価値は、営業利益を10倍した数値です。何故10倍でいいのかは下記の書籍を参照してください。
自動車関連や総合電機メーカーのように景気に敏感に反応する企業(シクリカル銘柄)よりは、小売業や卸売業等、一定の利益の積み上げが期待できる企業の方が向いています。利益が一定していない企業で割安判定があった場合は、鵜呑みにしない方がよいでしょう。 - 資産価値
資産価値は、「流動資産」から「流動負債」を引いたものに「投資その他資産」を加えたものになります。
例えば外食は、他の事業より流動資産が少ない場合が多いです。流動資産の一つである売掛金が殆ど発生しない事に起因しています。これは現金商売の強みでして、顧客から資金回収の時間がほぼ一瞬で終わるので売掛金はほぼ発生しないからです。他の産業ではそうは行きません。
なので他の産業と比べて資産価値が少ないと判断するのは誤りなのです。同じビジネスを展開している同業他社と比べることが重要なのです。 - 有利子負債
有利子負債は、短期借入金、長期借入金、社債など利子がある負債です。そのまんまですね =)。
2681 ゲオHDの場合
例を出してみましょうか。銘柄を選んで『財務分析』を選択してください。
多分市場ではほとんど評価されていないようですが、古着屋がかなり成長していて次の事業戦略になりそうな勢いがあります。この辺は月次を見ても顕著です。この辺が評価されれば今の株価ではない、気がするんですがどうなんでしょうね =)
1904 大成温調の場合
空調工事屋さんらしい。らしいってのは実はあまり事業には興味が無くて、専らここが持っている現金が気に入っているのです =)。
何せ時価総額50億程度で現金が110億円でほぼ無借金。PBR0.4倍相当でキャッシュフローもそんなに悪くはないという破格。しかも優待まで付いてくるという、資産バリュー投資家なら一度は目に留まる銘柄なはずです。
こいう銘柄が評価されるのは専らアレなファンドの仕掛けだったりする訳で、来るときは急に株価が変動する特徴があります。ただそれがいつになるかはすごくビミョー。3週間後かも知れないし3年経っても評価されないかもしれない。そいう銘柄です。
まとめ
この割安度は、DCF法を元に簡易的に図式化しています。TOB等で理想価格を求める時にも出てくる有名な奴です。この指標についてはまた後ほど。
この書籍は、2005年に出版されたのですが今でも十分使えるはずです。古すぎて書店で販売されてることは殆ど無いのですが、よくブックオフで100円で売ってるのでヲチすることオヌヌメ。いい書籍ですよ。
(15.02.07:追記)
2013年にリフレッシュ版として再出版されました。内容は殆ど変更されていませんのでほぼ当時のままです。銘柄が中央経済社からプロトコーポに変わったくらい。まあ中央経済社も資産バリュー銘柄には違いがないんですけどね。
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