2014年4月26日土曜日

今日の雑談 (4/26)

ロイター短観


いえね。景気指標の中で結構お気に入りの一つが日銀短観でして。


経営者に「景気いい」「景気悪い」「ぼちぼちでんな」の中から選ぶ簡単なアンケートなんですが、経営者のマインドに大きく影響していて、特に設備投資あたりに響くわけです。景況感を大きく捉える先行指数としてよく働いていると思ってます。

で、日銀短観は3ヶ月に1回ですので、今知りたい増税後の景況感は随分と先になってしまう訳です。その代わりに使われる指標としてロイター短観ってのがあることを今さっき知りました =)。公開情報とまではいかないまでも、様々な所でレポートして活用されているっぽいので、それらを参照する事に =)



案外悪くないようだ。価格転嫁もソコソコ上手く行っている様子。

自動車産業の弱さがやや気になるところではある。ウクライナ情勢と燃料高騰あたりがテーマになるのかな。

<人手不足、非製造業は2割で「賃金アップが最も有効」>
人口減少局面に入った日本経済では、特に非製造業ですでに人手不足の状態にある。人材確保に向け最も有効な方法を尋ねたところ、非製造業では「労働生産性の向上」が35%と最も多かったが、次いで「賃金アップ」と「女性の活用」が2割ずつを占めた。
特に卸・小売りでは「賃金アップ」が25%と他業種より前向きだ。
ただ「正社員比率の拡大」との回答は全産業を通じてわずか4%。情報サービス・通信や、サービス業で15%程度が最も有効としたにすぎない。
--- ロイター企業調査:増税後も売上確保に自信、5割超が3%以上の値上げ | Reuters

人を増やさず、外注・派遣頼りという流れなら思った通り =)


結局、エコポイント特需の時と変わりなかったってことかな



だそうでw

今後は魅力ある新商品が出てくるのか、広告費はどんだけブッコむのかあたりが気になるところでしょうか。


株主総会メモ、再開しますた


いえね。ニコ生で偶然、株主総会巡りをする話題になって「お互い頑張りましょうねー」的な挨拶をしてしまった手前、何らかの記録を残さないと遺憾、という状況にあいなりまして。

ということで、しばらく面倒で止めてた株主総会メモを再開してみるテスト。


バリュー投資で損切りは必要?


いやね。バリュー投資に損切りは不要かって話が気になってね。

「企業の価値が毀損した場合」とか「他に魅力的なバリュー株を見つけた場合」の損切りについては異論は少ないと思うのですよ。

問題なのは△xx%の下落に対しての機械的な損切りでして。バリュー投資ならここは損切りではなくナンピンだろ、と。逆に、マーケットの価格付けがある程度、様々な要因を織り込んでの下落であるならば、下落理由が分からない以上、損切りをして様子見をする必要があるのではないか、という考えもあると思うんですよ。

で、どういう状況で損切りが必要かと考えるに、

トレード回数を増やすことで儲けられる投資家

は、投資法に限らず損切りを実行するべき、という結論になりました。バリュー投資でもトレード回数を増やすことで儲かることが出来るのなら、資金を塩漬けにする必要は無い訳でとっとと他の銘柄に乗り換えたらいいんです。

バリュー投資家の多くは「マーケットは予測できない」という前提があって、トレード回数を増やすことでの利点が少ないから損切りは不要、というか売買代金が勿体ないと考える傾向にあるんじゃないかな。

まあでも中小型株でマーケットが全てを織り込むことってそんなには無い気がするけどな。マーケットが振り向いてくれるまでボンヤリ暮らすのも悪くないぞ。


バリュー投資とは「コップの水滴を舐める」こと


いやね。

ニコ生みてたら「2790 ナフコ上がんない、助けてー」とか言ってんの、もう見てらんない。そもそもバリュー投資は、企業価値が株価に反映されるまでじっと待ち続ける投資法であって、それがいつになるかは予測しようともしない投資法な訳です。組み入れた瞬間、数年の塩漬けを覚悟する意気込みがないと向いていないと思うのです。

マルサの女の一シーンで、コップの水があったじゃないですか。1滴ずつ貯まるコップの水を、喉が渇けば普通の人は飲んでしまう。だがおカネを貯めるためにはこのコップの水を飲んではいけない。コップ一杯に水が溜まって溢れた水滴を舐めろ、と。

銭ゲバの鏡ですな =)。バリュー投資も概ね似たようなものです。

ナフコを少額で買っても複利効果は期待できないでしょう。ある程度、纏まった資金を投入し、インカムゲインで増えた資産を更に投入する。これが出来ない様なら、バリュー投資は向いてないですよ。


逆張り投資法メモ


今週、逆シグナル1銘柄のみ。先は長いぞ。

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