北越工業の展示 pic.twitter.com/2yPKxAoPjp
— Mc.N@休職中 (@SyncHack) 2014, 8月 31
- AIRMAN-北越工業株式会社
本拠地。まあAIRMANの方が知名度高いよね。
コンプレッサーはエンジンとモーターがあって、エンジンコンプレッサーの国内シェアは8割と高シェア。モーターコンプレッサーは業界4位。1位は6517 デンヨー。エンジンコンプレッサーはガソリンで駆動するので電気の供給が困難な工事現場や採掘場などの屋外で利用されます。エンジンコンプレッサーは空気を送り込む機械で、土木・建設機械を動作させるために必要になります。対してモーターコンプレッサーは電気で駆動するので電気の供給が十分である工場設備に使われることが多いとのこと。最近は節電目的でエンジンコンプレッサーが工場で使われることも増えてきたんだとか。
工事現場というのがミソでして、東京五輪需要やら米国のシェールガス需要やら今後の需要が期待できる位置にいると思ってます。国内シェアが高い分、国内需要は独占できますし、海外も資源開発と言う点で需要が減る事は少ないんじゃないかな、とも。
以下は説明会とブース雑談。
- 単価どれ位?
数百万程度。数千万する装置ではない。 - 海外展開どうよ?
勿論視野に入れている。マレーシアに販売拠点、中国に生産・販売拠点を作った。ただし主力の設計開発や生産は国内。いずれ工場の海外移転も検討項目になるんじゃないか。
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雰囲気としては国内での生産に拘っていそうですね。土地も人材もいるようだし、地域の中小企業からの特注品が多いと海外展開って難しいらしい。高価格帯が維持できるのなら無理に海外に出る必要は無いと思うわ。 - 人材不足どうよ?
特に感じていない。
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工場は新潟ですからね =)。地元の働き口として重宝されているんでしょう。 - 消費増税の影響どうよ?
飛び込み需要はあった。見込み生産品の反動はあったが今の所、12月までは工場フル操業状態なのは確定している。現行、高所作業車が売れ筋。 - 有報で受注が公開されていないんだけど受注生産じゃないの?
見込み生産と受注生産の割合は1:1位。受注生産が少ない訳ではない。
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知ってた =)。同業他社に受注状況を知られたくない企業ってやっぱり多いですよね。 - 売上の海外比率の内訳は?
海外比率は売上の40%。その内の3割が米国向け。後はアジアが多い。ロシアへの比率も結構高い。
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ロシアは資源関連なのでしょう。 - 為替の影響と想定レートは?
影響有。今期の想定レートはドル円100円で計算している。 - 株主総会、東京にしない?
しない。工場見学も兼ねて是非、新潟まで足を延ばしてください。
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3人くらい聞いたんだけど全員即答w
説明会には社長自ら説明がありました。製造業だと結構意外なんだが、会社説明会に社長が出てこないとかあり得ないよね。やや線の細い人で、株主には勿論ですが、今まで付いてきてくれた従業員にも十分答えていきたいと繰り返し言っていたのが特徴的でした。
IRフェアには初めて参加したようで色々ゴタゴタしてて初々しい感じでした。東証一部上場で急にIRに力を入れざるを得なくなってるんだとか。そりゃそうだろ。
「投資家還元策として優待はどうか?」と聞かれました。優待信者に怒られるかもしれないけど。
「私はあまり賛成ではないです。優待ってきっとQUOカードでしょ?そうなると質の良くない投資家が入ってくる訳で長い目で見たらそれが良いのか判断できないですね。もう少し会社の規模が大きくなってから考えてもいいんじゃないでしょうか。ただ優待を付けることで株価が上がるので反対はしません。」
「どちらかと言うと株式分割を検討していただきたい。そろそろNISAで買えなくなる価格帯になります。製造業の方はどうも投資家が増えることに拒絶感を出すんですけど、それって良くないですよ。良くも悪くも投資家は投資家です。」
「そろそろ考えないと東証から文句を言われるんですよね」
「毎年反省文書くの嫌でしょ。早々に分割をお願いしますね」
というような会話をしておきました。優待有りそうな予感 =)。
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IRフェアではやたら動画を見させられるという苦行。そんな苦行を皆の衆も是非 =)
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