2222 寿スピリッツ
寿スピリッツは、お土産屋さんに置かれているお菓子を製造している企業です。四季報の同業他社に2204 中村屋、2217 モロゾフ、2209 井村屋グループ。
お土産ビジネスを行っている経営の思わしくない中小企業を買収してピカピカにするというのがビジネスモデルでしょうか。買収後、かなりの勢いで経営が上手く行き始めるのをみると、経営ノウハウが足りない企業が多い分野だったんだなと。
この銘柄は思い出深いですね。高速道路割引政策が出された時に、サービスエリアでお土産特需があるだろうという思惑で投資してました。珍しく思惑にバッチリ嵌りましたね =)。
お土産ビジネスを行っている経営の思わしくない中小企業を買収してピカピカにするというのがビジネスモデルでしょうか。買収後、かなりの勢いで経営が上手く行き始めるのをみると、経営ノウハウが足りない企業が多い分野だったんだなと。
この銘柄は思い出深いですね。高速道路割引政策が出された時に、サービスエリアでお土産特需があるだろうという思惑で投資してました。珍しく思惑にバッチリ嵌りましたね =)。
寿スピリッツ [2222] アナリストの質問はインバウンド需要の取込に関するものが多く、このテーマの人気振りがうかがわれた。外人は日本で有名な(そう見える)物を買う。即ち、空港等の売り場に沢山並んでいる物である。当社はブランド力の強化、常温物、特に焼き菓子への注力が必要との事。
— 決算説明会 (@gantky1) 2014, 11月 25
海外旅行客への特需狙いですかね。確かに空港にもお土産屋さんはある訳で何らかの特需が発生してもおかしくは無いでしょうね。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
非の打ちどころがないですな。土地建物が大きいのは製造しているからでまあビジネス上、仕方のない所でしょう。利益で得た現金を長期借入金と相殺させて株主資本を伸ばしているのが分かるかと思います。
成長が一段落したあたりで配当やら自社株買いやらに資金を使うのかしらね。
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纏めると、海外旅行客は是非掴んでほしい所ですね。海外メディアとかで取り上げられれば特需もあり得るでしょう。
お土産ビジネスは、成熟期から後退期に近いビジネスですが数多ある中小企業を束ねて効率化する事によって大きなビジネスにしていくというモデル、悪くないと思いますよ =)。
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纏めると、財務カンケーネーw
IR情報の説明会資料から抜き出してみます。
樹脂ベルトは5割、研磨剤が3割という比率ですね。
ぶっちゃけ樹脂ベルトの成長性はほぼ期待できないでしょう。そもそも利益率が高くはないですし、自動車産業絡みの高付加価値製品を持っている訳でもなさそうです。
注目すべきは電材で用いられる研磨剤の方です。この手の製品はプレイヤーが少なく、利益率が高い特徴があります。上記で触れられているニッタ・ハースの利益率も高く、ニッタの経常への貢献が高い企業でもあります。なんで連結にしなかったんだと(ry
サファイアガラスを磨くのに特化している研磨剤が興味深い。
上記はTouchIDという指紋センサー部分に使われたという話なのですが、iPhone 6でもサファイアガラスが採用されるのではと言う憶測が結構ありました。結局、サファイアガラスは採用されなかったのですが、2Q下方修正の原因であった「予定していた韓国メーカーへのサファイアガラス用研磨パッドの販売が頓挫」ももしかして遠因があるような、ないような。
いずれにしろApple Watchではサファイアガラスの採用は決まっているようですし、研磨する面積が広がるほど、研磨剤も消費されることになります。Apple特需は半端無いのは4627 ナトコのiPhone 5c特需を見ても明らかでしょう。
折に触れてネタになる事は間違いないかと =)。
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纏めると、何で上場してきたんでしょうね =)。
VC絡みでもないですし、財務もいたって健全で自己資本比率が8割を超えてます。借金による資金調達が出来ない企業でもないでしょう。上場直後で資産バリュー銘柄とか、やっぱり何かがおかしいとしか思えないほど、上場した理由がさっぱり分からない。
古い人なのかもしれません。
5162 朝日ラバー
朝日ラバー [5162]中計で17/3期営業利益目標8億円とあり、内訳を訊いた。マイクロ流動デバイス(17/3期売上高12.5億円を見込む)は、市場出荷が始まったばかりで、利益がどの位になるか見通しが立たず、全部門合計値を暫定的に置いたもので、内訳は来期以降に確定させると。
— 決算説明会 (@gantky1) 2014, 11月 25
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纏めると、財務カンケーネーw
4247 ポバール興業
14/06にIPOし、程なく2Q下方修正を発表し、巷では上場ゴールのレッテルが張られそうな流れなのですが大丈夫でしょうか。主幹が東海東京というのもアレですし、名証2部スタートですし、不人気セクターである化学であったりと、上場した理由がイマイチ分からない。
同業他社としては、決算説明会さんの記述のニッタ・ハースから、ニッタに近いかもしれません。ニッタはニッタでまた興味深い企業なんですがね =)。
ポバール興業(4247)この6月に上場したばかりだが、8月8日公表の予想営業利益から10月17日に通期据置、上期を約半分の53百万円に減益修正。内訳は樹脂ベルトの消費税値上げ前の駆け込み需要の反動減長期化▲7百万円、中国工場の新ライン立ち上げの遅れ▲8百万円、上場に伴う(続く)
— 決算説明会 (@gantky1) 2014, 11月 25
ポバール興業(承前)経費増▲6百万円、韓国既往取引先のサファイヤガラス用研磨パットの新規受注逸失(生産ライン準備済)▲27百万円。ベルトは回復基調とはいえ足元厳しいが減額修正するほどでない。新ラインは順調。経費増は一過性。中国での研磨パットの出荷は順調であり、通期計画は(続く)
— 決算説明会 (@gantky1) 2014, 11月 25
ポバール興業(承前)努力して達成したいと。年商24億円規模であり、少々の要因で利益は変動するので、当社が前記の如く3ヶ月で大幅修正したように予測は困難。中期経営計画で、中国、タイ等での基盤強化等により17/3期営業利益7億円を設定しているが、実現の可能性はある。しかし、(続く)
— 決算説明会 (@gantky1) 2014, 11月 25
ポバール興業(承前)樹脂ベルトの売り上げ動向、ニッタ・ハースの製品が研磨パットの業界標準になっている中、(韓国での受注逸失もあり)新分野のSiC向け等、超硬度素材向け高精度研磨パットでどれだけ売上を伸ばせるか等、慎重派であれば、今決算実績を含めもう少し趨勢を見たい所。
— 決算説明会 (@gantky1) 2014, 11月 25
IR情報の説明会資料から抜き出してみます。
樹脂ベルトは5割、研磨剤が3割という比率ですね。
ぶっちゃけ樹脂ベルトの成長性はほぼ期待できないでしょう。そもそも利益率が高くはないですし、自動車産業絡みの高付加価値製品を持っている訳でもなさそうです。
注目すべきは電材で用いられる研磨剤の方です。この手の製品はプレイヤーが少なく、利益率が高い特徴があります。上記で触れられているニッタ・ハースの利益率も高く、ニッタの経常への貢献が高い企業でもあります。なんで連結にしなかったんだと(ry
サファイアガラスを磨くのに特化している研磨剤が興味深い。
上記はTouchIDという指紋センサー部分に使われたという話なのですが、iPhone 6でもサファイアガラスが採用されるのではと言う憶測が結構ありました。結局、サファイアガラスは採用されなかったのですが、2Q下方修正の原因であった「予定していた韓国メーカーへのサファイアガラス用研磨パッドの販売が頓挫」ももしかして遠因があるような、ないような。
いずれにしろApple Watchではサファイアガラスの採用は決まっているようですし、研磨する面積が広がるほど、研磨剤も消費されることになります。Apple特需は半端無いのは4627 ナトコのiPhone 5c特需を見ても明らかでしょう。
折に触れてネタになる事は間違いないかと =)。
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纏めると、何で上場してきたんでしょうね =)。
VC絡みでもないですし、財務もいたって健全で自己資本比率が8割を超えてます。借金による資金調達が出来ない企業でもないでしょう。上場直後で資産バリュー銘柄とか、やっぱり何かがおかしいとしか思えないほど、上場した理由がさっぱり分からない。
古い人なのかもしれません。
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