6月のブログ運営について
株主総会のシーズンになりました =)。
今年も多くの株主総会に参加する予定であります。帰ってくる頃にはヘトヘトでして、株主総会メモを最優先に書いていく予定です。決算説明会さんの方を期待している人には申し訳ないがもう少し後になりそう。
当方、無闇矢鱈に株主総会に参加しているつもりはなく、投資アイディアが少しでもある銘柄を中心に回ってたらこんな様になってるわけです。まあアイディアが尽きるよりかいいじゃないですか、、、orz
四季報予想にエッジが無くなりつつあんね、、、
ちょっと説明すると、会社四季報オンラインで3月決算銘柄の今期・来期予想が公開されてるんよ。6月初めの時点ではまばらだったんだけど、流石に今週発売なので数値は全部出揃っていると思う。
9980マルコ | 会社四季報オンラインより。四季報のオリジナルの部分をモザイクを掛けてますが上記の話から大体予想できるかと思う。
昔はこの部分にエッジがあって、会社四季報CD-ROMをできるだけ早く入手して、会社予想と四季報予想とで乖離がある銘柄が出版日に棒上げすることがあったんだけど、最近はゆっくり織り込まれる傾向があって、当日勝負はむしろ危ういことも。
マルコの話に戻すけど、イカれた会社予想をそのまま受け入れているのってそれどうよ?と思ったわけ。機関投資家相手になんのフォローもなくこの数字は出せないだろと。と、考えると四季報予想のエッジはなくなりつつあるのも分かろうというもの。
ひとつに、
会社側の積極的な業績予想開示。これはコーポレート・ガバナンスコードの影響もあろうかと思っている。コーポレート・ガバナンスコードでは、投資家に向けて中長期の成長を説明するべきだ、としていますからね。
もうひとつに、
四季報の実力不足。景況感まで業績に織り込めないのは多少は理解してやらんでもないのだが、それでも最近の予想のレベルは酷い。特に中小型株。業績予想を新人にやらせてるんじゃないかと思うほどだ。担当によって大きな差があるらしい、というのは聞いたことがあるんだが、いやそれでも酷い。四季報社内で想定為替レートを統一していないんじゃないかね。
最後に
四季報オンラインの存在。カネさえ払えばこの手の銘柄を抽出することは簡単だ。流石に四季報本体がこのような煽りに近い投資法を推奨するとは思えんがね。
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ということで相対的に四季報の権威(?)は小さくなりつつも、今の感じが続いていくのかなあ、と。四季報も変わるようにプレイヤーも10年もすれば入れ替わる、そいう世界。