R&Iファンド大賞2016、ひふみ投信ノミネートならず
残念ですね。
国内中小型株式では大和住銀日本小型株ファンドがコンスタントにランクインしているのは注目すべきところでしょうか。
中小型株優秀ファンドの中小型株式オープン(愛称:投資満々)は、ダブル・スコープやらペプチドリームやら結構、相場テーマに挙がってる銘柄を掴んでいるのが気になるところです。来年も生き残ってるかしらね。同じくスパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド(愛称:ライジング・サン)は割と面白い。日精ASB機械、東洋紡、ニュートン、ジャックスと幅は広めだ。
国内株の最優秀ファンドである日興キャッシュリッチ・ファンドはちょっと変態的なポートフォリオの様子。エスペック、ヨンドシー、日新電機、理研計器と明らかに資産バリュー株が上位を占めている。なんちゅーか、懐かしい銘柄ばかりだ。割と好み =)。
優秀ファンドのシュローダー日本ファンドはあまり惹かれるものがない。TOPIXの亜種で上手いこと運用しているのは分かるのだが、この業績とひふみ投信を比べると魅力は格段に低い。なんで選ばれたんだろ。信託報酬も1.6%近く高い。フィデリティ・日本配当成長株・ファンド (分配重視型)も同様。
ジェイリバイブ、jnext、新成長株ファンドは、エンジェルジャパン絡みで、毎回取り上げている通りなので割愛。悪くないよ。
投資信託国内株部門の最優秀である三井住友・げんきシニアライフ・オープンは、大東建託、トリドール、不二製油と割とフリーダムに組み入れている感じ。日本ライフラインやらアニコムやらPCデポあたり組み入れてるのは好感が持てる。回転率は高そうだ。1年、3年のファンド業績はひふみを超えているのでこの入賞は仕方なしといったところか。
優秀ファンドのニッセイ健康応援ファンドは、朝日インテック、ピジョン、シスメックス、そしてペプチドリームというポートフォリオ。中小型株が好みの様子。ファンド名の通り、医療・福祉関連を中心に組み入れている様子。朝日インテックは過去、ひでえ目に合わされたので気分が悪いんだよねw。
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ということで、今回ひふみ投信が選ばれなかった理由はよく分からないんですが、数値的な何かが悪かったんでしょうかね。日興キャッシュリッチ・ファンドと三井住友・げんきシニアライフ・オープンはもう少し深掘りしてみようか。
ボンヤリ決算動画みてた
決算説明会さん絡みで動画をずっと流してた。
ショッピングリボが伸びて、キャッシングが減っている状況のようです。リボ払い強め。
総量規制が強めに出てるようですな。利息返還引当金がやや縮小気味だが費用は相変わらず。利息返還やファミマ統合による業績の影響についての話は出てきていないのは不満。株主総会の日程が合えば聞きたいところ。
割と強めな中計なのは心強い。ショッピングはそろそろ、キャッシングはもう少し後かなと。
総量規制が強めに出てるようですな。利息返還引当金がやや縮小気味だが費用は相変わらず。利息返還やファミマ統合による業績の影響についての話は出てきていないのは不満。株主総会の日程が合えば聞きたいところ。
割と強めな中計なのは心強い。ショッピングはそろそろ、キャッシングはもう少し後かなと。
東証1部上場の時の動画。1.5倍ずつ売上・利益を伸ばしていく企業なんだがどうなることやら。TGCの状況が聞きたいところなんだが、まだ時間がかかりそう。
非正規雇用の人件費が上がるんだって
遅えよw
政府は非正規雇用の待遇改善などを柱とする「ニッポン一億総活躍プラン」(の原案を固めた。非正規雇用の賃金を正規の7~8割程度まで早期に引き上げ、欧州並みにする目標を明記した。
-- 非正規雇用の賃金上げ 正社員の7~8割に :日本経済新聞
まあアレです。今更ですな。
今まで利益を出せなかった正規雇用の連中がコスト削減で非正規を活用した結果、社会に強く根付いてしまったわけですよ。仮にコレが現実味を帯び始めると再び正規雇用が増えるとは思いますが、今度は年功序列、終身雇用が守れなくなり制度が破綻するわけです。
日本では正規雇用中心のフルタイム労働者に比べ、非正規のパートタイム労働者の賃金は57%でフランス(89%)やドイツ(79%)とは大きな差がある。
-- 非正規雇用の賃金上げ 正社員の7~8割に :日本経済新聞
あらやだ、少ない。
人材派遣大手と顧客企業による派遣料金の春季引き上げ交渉が決着した。テンプスタッフやスタッフサービスでは、引き上げで決まった契約が昨年より約1割増え、交渉対象の3割前後となった。上昇分の一部は派遣社員の時給に反映される。非正規社員の待遇改善に弾みがついてきた。
-- 派遣料金引き上げ増加 今春交渉で3割前後に :日本経済新聞
賃金交渉が強く出れるのは、人材不足が長引く傾向が強くなると見たからでしょう。
正社員の賃金を維持したまま、非正規を賃上げするには企業は総人件費を増やすしかない。一方で総人件費を増やさなければ、正社員の賃下げは避けられない。
-- 非正規雇用の賃上げ、実効性が課題 :日本経済新聞
当然ですがこのコストは、人件費の枠で消化されますので利益が伸びなければ正規雇用の連中の賃金が上がらないのは当たり前の話です。
正規の連中は自分たちが非正規を搾取している感覚が無いんですかね。
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