2020年10月6日火曜日

【産業天気図】 2020年10~12月産業天気図が公開されました (20.10.05)

産業天気図まとめ



産業天気図の使い方については以下のページを参考にされたい。

変化があったセクターは以下の通り。

  • 広告:小雨 → 曇り ()
    景気連動型の広告は冷え込み続く。デジタル化支援事業拡大やネット広告にAI技術を組み合わせることで収益の多角化へ。

    企業活動再開を期待してるようなんだけど、どうだろう。前回も広告は小雨→曇りだったんだけど結局、やっぱり今まで小雨でしたってことなのか。今回は特に産業天気図の天気に連動性が欠けてる。
  • 鉄鋼・非鉄:雨 → 小雨 ()
    コロナの影響で生産が低迷するも自動車メーカーが回復。最悪期脱する。中国の鉄鋼大手増産傾向。短期的には全体的に上向き。
  • 旅行・ホテル:雨 → 小雨 ()
    国内個人旅行は回復傾向も法人需要は引き続き大幅減。ワーケーション推進も企業側の制度整備に課題。

  • 石油:薄日 → 曇り ()
    6月から回復も8月の最盛期の伸びは鈍い。
  • 通信:薄日 → 曇り ()
    テレワーク定着で利用伸びる。5G対応携帯により追い風に。行政の値下げ圧力が業績押し下げ要因に。
  • 建設・セメント:薄日 → 曇り ()
    民間投資冷え込む。新規投資は様子見。オフィス需要停滞。明るい材料なし。

気になった点は以下の通り。


今回もコロナと米中貿易戦争の話題が中心でした。天気としては上向きのセクターが目立ち始めているのですが、前回の7-9月の天気図とは連動していないセクターが多く見られました。予想を大きく外したってことなんですかね。

晴れのセクターは相変わらず「アミューズメント」と「ネットサービス」のみ。

経営者の目では、コロナからの回復は数年掛かるという話が多かったのですが、正直、もとに戻る産業とそうでない産業は出てくると思うんですよね。復旧を見ているようなら時代遅れになりそうな気はします。

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