2021年11月8日月曜日

4312 サイバネットシステム 3Q決算 - 7日目 #100日後に億トレになる企業分析

#100日後に億トレになる企業分析 まとめ

事業概要


サイバネットシステムは、ソフトウェア代理店を行っている企業。富士ソフト子会社。

主に、CAE(3D CADのシミュレーションソフトウェア)の販売、支援を行っている。例えば自動車部品メーカーの場合、3D CADで設計を行いサンプルを作成、試験を行うことになるがCAEを用いることで、ソフトウェア内で試験を行うことが可能になり、サンプル作成コストと時間の削減ができる。

販売には技術力が必要なソフトウェアであり、サポート、支援込みで販売するため、他のソフトウェア商社より利益率は高い。


QonQ ('21/3Q)




3Q累計で増収増益、QonQでは増収減益(売上高+3.9%、営業利益▲6.2%)となった。


通期上方修正



アジア中心に海外事業が好調により上方修正&増配。


今後の考察


半導体設計ソフトウェアの大手であるシノプシス社との代理店契約が10/1に終了したことによる影響が懸念される。

6/25の下方修正によるとシノプシス社の売上は全体の2割になる。


シノプシス(SNPS)は、ケイデンス(CDNS)、メンター・グラフィックス(MENT)と並ぶEDAの大手の一角。優れた商品の販売権が無くなった影響は大きいと考える。

来期以降の長期計画の見直しが気になる。

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