2164 地域新聞社
地域新聞社 [2164]14年12月に80万部発行の東京新聞ショッパー社を買収。同社は、広告営業は代理店任せ、折込は親会社(新聞)との競合に気を使ってあまり獲得せず。また、1版の発行部数が18万部と多く、地域分割し1版3~4万部にして広告単価を引き下げ、個人商店が使えるようにする
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 20
@gantky1 必要がある。これらの改革には営業職と版分割に伴う編集スタッフの増員が不可欠。前期から採用等による経費増が生じ、16/8期の営業利益は上期が▲67百万円、通期で11百万円を見込む。ショッパー社単独でも下期には収支均衡させる。地域新聞流の手法が定着すれば、同社の収益
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 20
@gantky1 貢献は期待出来よう。18/8期の経常利益3億円の中計達成の為に、紙面の抜本的改革による広告媒体としての魅力向上に着手。この成否にも要注目。投資を検討するなら、決算が一番悪くなる今2Qもしくは改善初期の3Qの数値をみて、改革の進捗を確認してからが無難と思われる。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 20
14.11.10の続きです。
ざっくり纏めると以下のとおり。
- 投資期に突入
投資期に入ってしまったようですね。2013~14年のKG情報と同じ状況かと思われます。この時期の株価を見てもらえれば分かる通り、アベノミクス相場でほぼヨコヨコして現在に至ります。今期からようやく収穫時期に入ったようで、それなりの利益率に戻っています。
投資と言ってもほとんどが人件費でしょう。人件費の回収は時間がかかるものです。 - 今期は減配
配当を減配したのも地味に痛い。明らかにキャッシュ保有比率が高いのですから配当性向よりはDOE(株主資本配当率)を重要視するべきではないでしょうか。上場している意味合いが殆ど無いですね。 - 折込チラシの低迷
新聞の低迷が、新聞折込チラシとして潜りこませるフリーペーパー事業に影響しているようですね。新聞を取っている世代が続々と引退していく状況ですので、新聞の状況が好転することは今後、無いでしょうね。外の配布方法を模索する必要があるでしょう。 - 同業他社のM&A
同業他社のM&Aは、低迷する業態でよくある話です。ただシナジーについては難しいと考えています。精々、印刷所を纏めるくらいじゃないでしょうかね。地域型フリーペーパーは、地域に根づいた記者が自らの足で情報を稼ぎ、営業を行う形式でして、規模が大きくなったとしても費用の大半を占める人件費でして、それを削ることは困難です。
経営ノウハウ云々は期待していません。黒字が精一杯でしょう。 - 求人広告の低迷
広告を打っても人が集まらない状況が続いており、広告効果が得られないという状況が続いているようです。これはフリーペーパー全体で起きている状況ですね。
纏めると、投資家はこの企業に何を求めているかにかかっているかと思われます。多分、投資期は1年で終わらないでしょう。
フリーペーパーと言えどもIT化への流れを無視できる状況では無いでしょう。ウェブで記事を公開しているようですが、目につくことは少ないですし、引水が少ないでしょう。Google News等の媒体に特化するか、Yahooに格安でニュースを卸して顧客を引き込むしか無いと思うんですよね。その手のITに特化した技術が弱いんじゃないでしょうかね。
キャッシュカウである事を自覚しているのなら減配は有り得ないでしょう。
2294 柿安本店
柿安本店 [2294]16/2期上期営業利益は計画比19%減。和牛の高騰の影響もあるが、成長部門の和菓子が売上10%増に対し、利益は5%増に留まったことによる。東京、大阪、愛知以外の地方の消費不振の余波で、全体として地方店が悪い。例えば、和菓子部門は180店中6割が地方だが、
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 19
@gantky1 既存店の昨対で都会に比べ3%ほど低くい95%となっている。地方向けに価格設定を変えたり、販売単位を引き下げるなどの対策を取り出した。これらの効果も見込み、精肉、惣菜部門の下期の既存店売上高を期初より上方修正し(和菓子は引き下げ)全社では0.5%アップの
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 19
@gantky1 101.97%とし、通期予想は据え置いた。当社が出店に最注力している和菓子部門が精彩を欠いて来ているのは気になるところ。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 19
柿安というと和菓子の口福堂ですかね。ここのおはぎがとても美味しいのですよ =)。割とセールや商品の新規開発を行っているようで月次はチョイチョイ確認しているのですが、パッとしませんね。
直近のニュースとしてはTPPが関係しそうでしょうか。株価は動かない銘柄のようですけど =)。
補正予算で畜産農家への補助が入って、和牛の価格が安定する、ってことは無いですよね。外国から入ってくる和牛とかの扱いが気になるところでしょうか。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
素晴らしい =)。
結構、現金を持て余しているようですね。安定した株主資本の成長も見逃せない所でしょう。ただ売上・利益成長はほぼ平行線でして、キャッシュカウが続いている状況でしょうか。二本目の柱である和菓子事業もやや鈍化しているだけに次なる一手を考える時期なのかもしれません。
続いてFCF。
安定したもんですな。
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纏めると、次の投資先を考える時期に来ているのかもしれません。外食よりは中食を伸ばして欲しいところなのですが。
優待が恵まれているのでNISA向けかもしれませんね =)。
直近のニュースとしてはTPPが関係しそうでしょうか。株価は動かない銘柄のようですけど =)。
牛肉の関税率はTPPの発効に伴い、現在の38・5%から27・5%に引き下げる。その後も段階的に削減し、16年目には9%となる。焼き肉や牛丼などの外食チェーンではメニューの値下げが期待できるが、国内の畜産農家は品質差が小さい低価格帯を中心に外国産との価格競争が激しくなり、影響が避けられない。
-- TPP 「焼き肉、牛丼安く」 - 産経ニュース
補正予算で畜産農家への補助が入って、和牛の価格が安定する、ってことは無いですよね。外国から入ってくる和牛とかの扱いが気になるところでしょうか。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
素晴らしい =)。
結構、現金を持て余しているようですね。安定した株主資本の成長も見逃せない所でしょう。ただ売上・利益成長はほぼ平行線でして、キャッシュカウが続いている状況でしょうか。二本目の柱である和菓子事業もやや鈍化しているだけに次なる一手を考える時期なのかもしれません。
続いてFCF。
安定したもんですな。
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纏めると、次の投資先を考える時期に来ているのかもしれません。外食よりは中食を伸ばして欲しいところなのですが。
優待が恵まれているのでNISA向けかもしれませんね =)。
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