2016年7月31日日曜日

6082 ライドオン・エクスプレス、3537 昭栄薬品 - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

6082 ライドオン・エクスプレス


ライドオン・エクスプレスは、「銀のさら」等の外食宅配ビジネスを運営する企業です。'13/12上場。四季報の同業他社に3182 オイシックス2484 夢の街創造委員会2440 ぐるなび








3537 昭栄薬品


昭栄薬品は、化学系の専門商社です。'16/03上場。四季報の同業他社に3176 三洋貿易8138 三京化成8103 明和産業




'16/03上場。



上場した理由がよく分からない銘柄なのですが、決算説明会さんもほぼ同様のようで何より。



9616 共立メンテナンス、2340 極楽湯、7818 トランザクション - 今日の決算説明会さん (16.05.28)

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9616 共立メンテナンス


共立メンテは、学生寮運営(4割)とホテル経営を行っている企業です。四季報の同業他社に4681 リゾートトラスト8876 リロ HD5261 リゾートソリューション





15.11.30からの続きです。



2340 極楽湯


スーパー銭湯「極楽湯」を運営している企業です。四季報の同業他社に8804 東京建物8842 東京楽天地9681 東京ドーム




7/29の1Q決算をみているんだけど、中国展開で大半の利益をあげてるのが印象的。出店機会がなかったことにより利益が大きく伸びた様子。これからどうするんだろうね。



7818 トランザクション


トランザクションは、小物雑貨の企画・製造を行う企業です。四季報の同業他社に3140 イデアインターナショナル7819 SHO-BI




15.10.15からの続きです。


7/28の優待情報ではモレスキンはない模様。ぐぬぬ。

3133 海帆、3461 パルマ、3694 オプティム - 今日の決算説明会さん (16.05.26)

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3133 海帆


海帆は、東海を中心とした居酒屋チェーン店です。'15/04上場。四季報の同業他社に3073 ダイヤモンドダイニング7522 ワタミ7524 マルシェ





3461 パルマ


パルマは、不動産運用のアウトソーシングを行っている企業です。'15/08上場、3245 ディア・ライフ子会社。四季報の同業他社に3245 ディア・ライフ9639 三協フロンテア8914 エリアリンク





'15.11.20からの続きです。




他の貸し倉庫屋さんの話を聞いたんだけど、未だに投資需要は非常に高いらしい。コンテナ型は行政指導の影響はあるが、手続きが面倒になった程度でやはり需要は途切れていない模様。カネ余りに土地余りという状況でと悪くない隙間産業だけど、参入障壁的には低いというのが私の印象。





3694 オプティム


オプティムは、ユーザーサポートのためのソフトウェアを開発している企業です。'14/10上場。四季報の同業他社に2352 エイジア3919 パイプドHD4776 サイボウズ





OSに関しては十中八九、Linuxをベースとしたディストリビューションという形を取ってくるでしょう。Linuxに自分たちのアプリケーションを実装し、Dockerのようなソフトで配布するのでしょうね。

IoTという言葉だけが先行し、実際に実現する未来図が小さい、というのが私の懸念。AppleのHomeKit、GoogleのBrilloなど、以前ほどは注目を集めなくなりました。年一回の開発者会議でも今年は話題に上がることが少なかったです。米国ではオワコンになりつつあるのかもしれませんね。




2016年7月30日土曜日

2462 ジェイコムHD - ジェイリバイブ (16.07.22週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

2462 ジェイコムHD


ジェイコムHDは、人材派遣を行っている企業です。四季報の同業他社に6089 ウィルG3654 ヒト・コミュニケーションズ

今週ご紹介する「ジェイコムホールディングス」は、総合人材サービスを中核として、保育・介護など多角的に事業展開してい る企業グループです。携帯電話ショップの運営を創業事業とする同社は、そこで得た知見を活かして携帯電話に特化した人材 サービスに進出しました。携帯電話販売店では、接客スキルだけでなく、商品説明や契約手続など多くの専門知識が必要とさ れますが、同社は充実した研修制度で優秀なスタッフを多数育成することによって評価を高め、販売店の店頭では不可欠な 存在となりました。さらに近年では端末の高機能化や契約プランが複雑になっているため、店頭スタッフにはこれまで以上に 高度な専門知識が求められるようになっています。同社はそうした高度な要請にも的確に応えられる人材を提供することで、 携帯電話販売業界で確固たる地位を築いています。

さらに同社はその地位に留まることなく、強みを活かしてアパレル、金融、物流、コールセンターなど他分野にも事業領域を 拡大し、“総合人材サービス”へと発展させることによって売上成長を続けています。中期成長を志向する同社が次に目を付け ているのは“介護”と“保育”の領域です。2013年に首都圏で介護施設を展開している「サンライズ・ヴィラ」、2015年には受託 保育・公的保育において302カ所(2016年4月末時点)の保育所を運営している「サクセスホールディングス」をそれぞれ子会 社化し、第二・第三の柱にすべく経営改革を進めています。この分野では、増え続けている需要に対して介護士・保育士不足 が深刻になっていることが課題となっているだけに、人材採用・育成に長けている同社の総合人材サービスとの相乗効果が 期待されましょう。今後も同社は「人を活かし、未来を創造する」という企業理念のもと、時代と社会のニーズを敏感に捉えた 事業展開によって成長を目指していく方針です。

16.04.15からの続きです。


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  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160722.pdf

【NISA】 NISA口座の状況 (16/07末)

NISA口座の状況 まとめページ

ということで7月末の運用状況です。



増えました =)

+13.17%(6月末) → +17.84%(7月末) と4.67%となりました。
対してTOPIXは、1245.82(6月末) → 1322.74(7月末) と6.17%と上げています。

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7月は6/24の英国のEU離脱の影響による下落がしばらくは限定的であることを織り込んだ形で株価が上がりました。7/8の米国雇用統計のサプライズの影響もありました。

以下は日経平均チャート。


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以下はドル円チャート。


日銀の金融政策会合の結果から円高に進みました。




来月の金融政策会合に繋げた「先送り」の形になりました。

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以下は、東証マザーズとその先物のチャート。



7/19に上場した先物なのですが、初日から閑散してまして指数にも乖離が出ていて一体誰が裁定するのやらという状況になっている感じです。

大丈夫でしょうか。

先物上場前あたりは、指数の主要銘柄である4565 そーせいグループ7779 サイバーダインなどの銘柄のボラティリティが大きかったのですが、上場後は割と落ち着いた株価の動きでして、もしかしておカネの行き先が変わったのかもしれません。

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以下は7974 任天堂のチャート。


7月を代表する銘柄になりました。

ツイッターを通じてどれだけ自分が底辺の環境に足を突っ込んでるのか再認識できる銘柄でした。ポケモンを儲けの道具しか考えていない醜いオトナ達が可視化されたようで何よりです =)。



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以下は業種別ランキング:日本株 - トレーダーズ・ウェブより。


保険業、銀行業が上位ですね。

日銀の金融政策会合の結果を受けて、これ以上のマイナス金利の深掘りは無いとの見通しが進んだからかと思われます。ただし今回の日銀は、あくまで決定を保留しただけですので再度、マイナス金利が見直される可能性はあるでしょう。いずれにしろ政府の経済対策次第でしょう。

輸送用機器、要は自動車関連なのですが、1Q決算で思っていたほど下方修正を行う企業が少なかったのが好感されて買い直されたのかと思われます。とはいえ円高の影響は受けていますし、今後の米国の状況、特に選挙後は注意が必要かもしれません。

その他製品は、任天堂の影響がほとんどでしょう。

石油セクターが落ちているのは原油価格がまた下落をしはじめている影響ですね。経済以外にも政治や紛争が絡んでいるので難しいセクターかと思われます。

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PFは、3月決算銘柄の1Q決算が公開され始めていまして若干影響を及ぼしています。

1723 日本電技は、1Q決算が公開され若干下がったものの、このところ年初来高値を連日付けていまして結構ホクホクです =)。典型的な資産バリュー高配当銘柄なのですが、この手の安全資産への投資が好まれているのかもしれません。

4825 ウェザーニューズは、決算発表を踏まえて株価下落中。業績は悪くないのですが、成長性の陰りからか売られているのかもしれません。為替の影響も受けますしね。この辺りは色々聞いてみたいと思っています。

9962 ミスミグループ本社は、好調な1Q決算を受けて年初来高値、上場来高値を付ける場面がありました。


こんなとこ。

2016年7月25日月曜日

2928 健康コーポ、3185 夢展望 - 今日の決算説明会さん

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2928 RIZAPグループ


RIZAPグループ(旧:健康コーポ)は、健康関連の通販を起点とし、健康に関わる様々な事業をM&Aしている企業です。最近ではCMでお馴染みのライザップ(RIZAP)が成長エンジンになっています。四季報の同業他社に3325 ケンコーコム3396 フェリシモ3660 アイスタイル







15.11.22からの続きです。




3185 夢展望


夢展望は、アパレルのネット販売を行う企業です。四季報の同業他社に3092 スタートトゥデイ3647 ジー・スリー HD





上場直後の年度こそ黒字決算だったものの、その後、赤字経営に転落。上場ゴールの代表銘柄として弄られることが多かったものの、健康コーポ傘下に入ってから若干、株価が上向いている状況のようです。


しかしまあ酷い増資ですな。

今日の雑談 (7/25)

決算説明会さんのまとめで当分コメントする時間がありませぬ、、、



申し訳ない。気になる銘柄や昔触ったことのある銘柄とかどうしても調べちゃうんよ。調べ始めると1ページ数時間とかかなりの時間を要するわけでして色々厳しい。PVからも需要は殆どないサイトだし、当方としてもテンションが上がらないわけです。大体、このようなスタイルが必要なら他の億トレ様がウェイウェイ言いながら書いてくれるんちゃうんか?つまり本物じゃないんですよこのサイトは。何が本物か偽者かは知らんけど。

ということで、申し訳ない。

今回はノーコメントで一気に出します。



風邪引きましたorz


ポケモンGo頑張りすぎた、、、

2016年7月20日水曜日

9039 サカイ引越センター - ジェイリバイブ (16.07.15週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

9039 サカイ引越センター


サカイ引越センターは、引っ越しビジネスを行っている企業です。四季報の同業他社に9062 日本通運9064 ヤマト HD

 今週は、日本の引越業界では売上高・引越件数ともにトップ企業の「サカイ引越センター」をご紹介します。同社は引越専業としてサービスの品質を向上させると同時に、強固な財務力を活かして積極的に地域展開を進めています。

 良質なサービスを支えているのは、同社の採用戦略と教育体制にあります。まず、毎年継続的に正社員を採用しており、2016年3月末の従業員数は5,379名と5年前の1.7倍になりました。さらに、1998年には各種知識や実技を認定する「サカイマイスター制度」を制定し、2004年以降、大阪本社、静岡、埼玉に研修センターを開設しました。ここではマナーの徹底に加えて、実際の住宅を再現したセンターで安全・安心な運搬方法を研修しており、サービスの質を高めることで顧客満足度を引き上げています。

 地域展開については、2016年3月末で全国に140拠点を展開しており、年間6拠点を開設しました。拠点を開設するにあたっては、トラックの駐車スペースも必要になるため資金負担を伴いますが、前2016年3月期も約25億円の設備投資を実施しており、強い財務体質が積極的な展開を支えています。こうして着々と拠点を設けることで、周辺顧客の都合に合わせたサービス提供が可能になります。実際、前2016年3月期は平均の引越単価が上昇しており、品質での差別化が進んでいることの証左といえましょう。今2017年3月期についても新たに9拠点が候補地として挙がっており、積極的な展開を進めていく方針です。さらに関東、関西、北陸に大型のターミナル拠点を設けて、長距離の移転や保管といった需要に応える体制強化も進めています。

 昨今の人手不足感が強まる中で、良質のスタッフで信頼できるサービスを提供できる同社の競争力はますます高まっています。引越を兼業で展開している企業の場合は、人繰りが限られる中で他の事業に注力する傾向もみられるため、今後もシェアを引き上げながら着実な成長を目指しています。

引っ越し業界というとどうも体育会系の流れを汲んでいるのかブラックな方向に行きやすい傾向があるようです。卑近な例ですと「アリさんマークの引越社」でしょうか。


数多の企業が競合する業界であることは注意が必要でしょう。


いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


有形固定資産と株主資本の伸びが目に付きます。

固定資産の6割は土地が占めています。これは上記の通り、駐車スペースの確保でしょう。業務上、駐車スペースが必要な事業の場合、賃貸するより保有することが多いようです。急に契約を外されるリスクを嫌っている模様。これは仕方がないかも。

株主資本は、2006年、2007年、2014年と増資をしているようです。借入より増資を選択している当たりは経営方針なのかもしれません。収益は安定しているようなので、土地を担保に借入したほうが経営的に有利だと思うんですけどね。

続いてFCF。


安定して現金を稼いでいるようで何より。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160715.pdf

2016年7月18日月曜日

名証IR EXPO 2016 ダイジェストメモ

IR EXPO 2016[一般投資家向けサイト]

今日の雑談 (7/17)に書いたとおり、ほんの出来心で参加してしまい、何の準備もせずにブースを回っていまして、精度はあまり良くはないことは予め言っておきます。順番は思いついたまま。


2016年7月17日日曜日

今日の雑談 (7/17)

「資本コストを考えたら増資は厳しいですよ」


惚れてまうやろ~

名証IRで「御社なら成長のための費用を増資で賄っても我慢してくれると思いますよ?」と聞いてみたときの回答。当たり前といえば当たり前なのですが、資本コストという言葉をIRの人から聞けるとは思いもしませんでした。勿論、増資を否定するものではないとは思いますし、そう受け取ったらIR担当の立場がアレなんで、そいうニュアンスではなかったことにしておいてください =)。

でもまあ資本コストを考えたら増資は悪手でしかないでしょう。

マイナス金利なので借り入れコストはかなり下がっています。財務がしっかりしている企業ならシンジケートローン等を組んでおくことで不用意な事案に対しても対応できるはずです。

WACCとかROICとかよく勉強しましたよ。したけど結局はポケモンでウェイウェイした方が儲かる世の中なんてどうかしてるとは思うのですが、まあ結果が全てといえばそれまでだし、その結果が故に糞みたいな資本社会を形成するってのもどうなのかなあとも。


ジェンダーは甘え


主婦パートの低賃金・不安定雇用が問題にならないのも男性の年長フリーターや派遣切りが問題になるのも、ともにジェンダー・バイアスに満ちた話なのだ。
-- 非正規雇用の待遇 性別と働き方にジェンダーバイアス |WOMAN SMART|NIKKEI STYLE

多分、違う。

正規雇用と非正規雇用が意識されたのは、比率にあると思う。工場では、非正規雇用に占めてる割合が半数以上に増えている。正規、非正規の仕事分担が別れており、賃金に似合った仕事量と責任であるなら、今流行のダイバーシティの実現に近づくだろう。

だが現実には違う。

何かミスを行えば何食わぬ顔で契約を切って行く。責任を非正規雇用の連中に押し付けて次の駒に交換していく様をみたら、正規雇用による奴隷売買とみられても仕方ないのではないか。

パートの場合、責任と役割が別れている。何か問題があれば店長を呼びつければいい。能力に応じた賃金といっても効率に大きな差が出来るわけでもない仕事なので大差は付かないだろう。引く手数多な介護系なら賃金が悪いだけで次の職場にとっとと行ってしまう。立場が強いんですよ。だから問題にならない。

後、ブラックバイトの社会問題はジェンダーバイアスなんですかね?


おカネの使い道がない時代




ネットの発達金融経済の台頭が原因だと思ってます。

ネットの発達により、資本を使わずとも稼ぐビジネスが増えてきたということがあるでしょう。ネットのお陰でモノやヒトが直接動くことなく、サービスを受けられるようになりました。消費者の利便性は上がったのですが、従来のビジネスはネットに搾取され続ける状況になっています。今後もこの流れは変わらないでしょう。

一方で、サービスを提供する企業は、大して資本を使わずとも成長できる環境が整いつつあります。最近の発明はクラウドでしょう。ネットでサービスを提供するには、大規模なシステムを構築する必要があり、それが資本を持たない人達にとっての参入障壁になっていました。現在は、クラウドによって資本を持たない人達もアイディアひとつで消費者にサービスを提供することができます。ガンホーやミクシィのソーシャルゲームの成功例は、クラウドなしでは語れないでしょう。

ネットの発達により、従来のサービスにおカネが落ちなくなり、企業もまたおカネの使い道を倦ねいている、そんな環境でしょう。

私は、株主がしっかりするべき問題かと考えています。余剰資金はしっかり配当させ、市場におカネをばら撒くべきです。配当させる権利を持っているのは株主のみです。株主がもっと日本経済のために配当させるよう圧力を掛けるべきでしょう。

余剰資金の多い企業に対して増税しろ、という意見もあるのですが、株式会社の利益は株主の権利というか所有物です。法で決められてますからね。何ら理屈なく、個人の資産に対して国家暴力を用いて強奪する、というのは今時じゃないでしょう。

年金や保険の資産運用にも係ることです。格差是正のために年金支給額を減らせ、という人を見かけたことがありません。内部留保を強奪しろ、という意見はそいうことを示してますからね。

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金融経済の台頭により、資本が地球の隅々まで、光の速さで移動する時代になりました。

資本家は、自分の資本を使って自分の資本を守ろう、ということをしなくなりました。自分が最も有利な場所で運用することが安価でできるようになったため、資本を貯めこむことに集中できる環境が整ったと言えましょう。これは利点でもあり欠点でもあります。

欠点から言うと、資本が貯めこまれ動かなくなります。となればデフレ経済まっしぐらですな。利点は、争いの回避でしょう。昔の資本家は、土地に縛り付けられていましたので自分の資本を守るため、様々な不穏な投資をしていました。歴史的に「国を守れ」と真っ先にいう人は間違いなく資本家です。自分の資本を脅かすのなら理屈はぶっ飛びます。これは資本家だけではなくフツーの人も同じです。NIMBYが卑近な例でしょうか。

個人の資産に対して国家暴力を用いて強奪する、となると企業の余剰資金なら他人事ですが自分の預金なら誰も賛成はしないでしょう。そもそも国家が成立する理由の一つに国民の資産保全があるくらいですからね。

私は、金融対策を継続せざるを得ないと考えています。紙幣の価値が下がることでデフレからの脱却を目指すのは理屈には合っています。ただ、折角の経済対策なのに、資本家が紙幣をGoldに換金してしまうとやっぱり経済的には宜しくないでしょうね。

実体経済を無理やり金融経済で引き揚げるやり方も疑問があります。実体にそぐわない成長性を期待されてもそれは欲深いことかと思われますが、人間の欲は果てしないものなのかもしれません。


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とのこと。

デスノート、実のところ全部読んでないんだよね。取り敢えずポチっとく?





名証IRに参加してきました =)



もうね、若気の至りというか。一泊二日の強行日程で参加してきました。

当初、行く気はそんなになかったのですがボスに「一度は名証IRに言ってみたいんですよねー」とか軽口を叩いた所、数分後にはバスの予約ボタンが送信され、数十分後にはホテルの予約ボタンが送信されてきまして、なんか行かなきゃいかん環境が出来てしまい、当方も行きたくないわけでもないので、ノリで予約してしまいました。

反省はしていません =)。

今回の参加費用なのですが、往復は長距離バスを使うことで思ってたより安く済ますことが出来ました。片道4000円チョイで往復でも1マソは超えませんでした。新幹線だと片道で1マソですからね。安いものです。時間的には6時間程度ですが新幹線だと2時間程度。この辺はお財布次第でしょう。

宿は優待を使ってほぼ無料にする予定でした。予約後に優待が使えないことが判明し、結局5000円チョイの出費に。それでも安いですね。禁煙部屋が取れずに喫煙部屋にしたのですが、思ってた以上に煙草臭かったですね。これは失敗しました。当方、呼吸器系が弱いのでやや息苦しい感じになってしまい、寝るのに苦労しました。今後は喫煙部屋は拒絶していかないと命が縮まりますなw

そんなこんなで全体でも2マソも使わず、色々楽しめました。

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会場は、名古屋の吹上ホールという場所でした。



Google Mapsの表示した感じですと割と駅から近いんだろうな、と勝手な目測で判断していたんですが、名古屋というのは色々だだっ広い所でして、人形町のように細かく道路が張り巡らされてるのではなく、一区画の間隔がメチャクチャ広い。

「もうね、全部歩いて走破しますよー」

とか軽口を叩いたもののこれに関しては深く反省をしております。次からは電車とバスを活用する。

で、吹上ホールなのですが、ぶっちゃけ広めな体育館のような場所を所狭しとブースを並べている状況でして、初日の7/15は会場の温度がかなり上がってました。所々に扇風機が用意されている意味が分かりました、これはキツイ。幸い、二日目の7/16は曇り模様でしたのでなんとか快適に過ごせました。

今はなき川崎市民体育館に様相が似ていて、ちょっと懐かしかった。吹上ホールで女子プロレスをみたいですねw

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会場は、そんなに広くないからか、ブース自体は東京で行われるIRフェアより小さく、通路も狭く密着した感じで展示されていました。展示ブースと投資セミナーコーナーはほとんど間仕切りがなく、アフォみたいにスピーカーの音が大きかったのが記憶に残ってます。喧騒の中で右往左往している感じは嫌いではない =)。

参加者は、フツーのシニアの人達が積極的に参加していました。東京よりずっと熱気を感じられたのはブース同士が狭いのもあるのかもしれませんが、投資に対して興味を持っている人がずっと多いのかもしれません。歩行すらままならないお婆様やら、おカネを持ってなさそうなヤングなど参加者層が幅広いのも特徴でしょう。むしろ30~40代男性の数が他より少ないと思えるほど。

ここまで差があるものかとは思いもしませんでした。

積極的にブースで話を聞いているのですが、話を聞く方が多くズケズケ質問するような人はあまりいませんでした。困らせるような質問するボキュが悪い子に見えてしまうほど、大人しい。これも土地柄なんですかね。

教師にしてみれば優秀な生徒ですよこれは。

東京だと乞食勢とガチ勢で別れるのですが、名古屋はマイルドに投資をしている人が多い感じです。

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ホテルの近くにテレビ塔があり、日々ヤングがパコパコしていると、ニコ生主の地元民に聞いたので、早速行ったのですが、訪日外国人だらけでした。騙されたw




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せっかく名古屋に来たのだから、名古屋らしいソウルフードを食してみよう、ということでダイヤコーヒーでモーニングセットを頼んでいます。

コーヒーと小倉トーストのセットで350円。素晴らしい。近場に是非欲しい珈琲屋さんです。店には糞でかい焙煎機が置いてありましてこれもそそられます。

2016年7月13日水曜日

今日の雑談 (7/13)

株主総会ってオミヤの話しか興味ないんだろうか、、、


正直、ボキュは一切興味が無いんだが。

まあ多分、オミヤに絞ったほうがPVが稼げる気がするし、そもそも手間が掛からない。が、俺が見ても楽しくないというか興味が無い記事を書いてもなぁ。アフィ専用のブログを立ち上げてこのブログを閉鎖するという手もあるな。

なんかこう、凄くテンションが上がらないんよ、、、


3169 ミサワの下方修正と中期経営計画



7/11に下方修正と共に中期経営計画を出すという不思議なIRをしていたのでみてみる。

売上高につきましては、アパレル、雑貨などの異業種他社が当社の属するライフスタイル市場へ新規参入してきたことによる競争の激化(以下、外的要因)、並びにラグ、カーテン等の積極導入によって主力である家具の販売時間や売り場スペースが割かれたこと、及び昨年採用した「リーダー店長制(注1)」により店舗運営に一部支障が生じたこと(以下、内的要因)により、当初公表していた業績予想の水準の確保が難しいと判断し、第2四半期累計で4,706百万円から4,189百万円(対前年比99.5%)に、通期で9,383百万円から8,501百万円(対前年比105.2%)に修正いたします。 

外部環境の悪化と制度変更による悪影響により下方修正。数字的にも結構なインパクトだ。円高有利なはずなのになんて様だ。

次に中計。


流石に今回の下方修正の数値は適用されている模様。つか来期予想も修正前の今期予想を超えられないあたり低迷が続きそうな予感がする。

この企業は上場後、株主総会に参加し続けていたのですが去年、私の方の手続きをヘマってしまい、今年は株主総会に参加できませんでしたorz。毎年、ハンカチ的なオミヤと割引券をくれるのでモノ言わぬシニアに人気な株主総会でした。

毎回、中計と月次の開示をお願いしていたんだが、月次より中計の数値目標の方が先に開示されたんですが、月次の方が先だろと。

なんかこう、マイペースというか、のんびりとした企業なんだよなあ。


ジェイリバイブの活動メモ (7/8)


最近の面談の中で、経営者から印象的なコメントがありました。「経営幹部・社員全員に対し、20年後・30年後の世の中を 想定して、そこで当社は何ができ、何をすべきで、そのために何が必要かというレポートを求めた。そして良いレポートについて はプレゼンもしてもらい、全社の共通認識とした上で事業を進めている。」とのことでした。ビジネスの現場は、ともすれば目先 の仕事に追われてしまい開発や営業も近視眼的になりがちなだけに、意識して長期的な視点を持つことの重要性を実感しまし た。例えば、完全無人化工場、街中を簡単に移動できる一人乗り自動車、街中で人やモノを乗せて空を飛べる機械など、今は 無理でもより便利で効率的な世の中を可能にする製品が、恐らく、遠くない未来には出てくるでしょう。もちろん、技術は先を行 き過ぎても駄目で、周辺技術が揃わないうちに早く着手し過ぎると、むしろコスト高になり全く普及しない危険もあります。これも 含めて、絶えずアンテナを高く持つことで、変化をチャンスにすることができるのでしょう。

翻って、昨今はドローンやヒト型ロボット、自動車の自動走行、VRを応用したゲーム、など様々な革新的なモノが生まれてい ます。コンピュータの小型化、高性能化が進み、AIなどのソフトウェアも高度化し、センサーなど周辺技術も進んだことで、従来 の夢が可能になってきたとも言えます。ただし、これらの技術は完成形にはまだほど遠く、一方で期待される応用範囲も広い ことから、今後ますます開発が進んでいくことが予想されます。その中で、自らの強みに磨きをかけて新しい動きに適応できる 企業にとっては、商機は広がります。こうした革新的な高成長企業を一社でも多く見出していくべく、積極的な調査活動を続け てまいります。


目指すべき方向性について話し合うというのは重要だとは思うのですが、まかり間違うとブラック企業行きとなって難しい世の中ですな。

ドローンは、スマホの普及によりパーツが安価になったことにより、価格が落ちたことによって普及が広がったように感じています。人工知能(AI)は、クラウド事業者が安価に計算サービスを提供したため、普及が広がるのではないかと思っています。

革新的な企業が出るとしたらコストを意識し規模の経済性を活かせるビジネスを行う企業ではないかと考えています。

7618 PC DEPOT - ジェイリバイブ (16.07.08週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7618 PC DEPOT


PC DEPOTは、関東で展開しているパソコン専門店を運営している企業です。四季報の同業他社に3020 アプライド3021 パシフィックネット

今週は、物販からサービスへの大胆な転換によって着実な成長を実現している「ピーシーデポコーポレーション」をご紹介し ます。私たちの身の回りにはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、ウェアラブル端末など様々な電子機器が溢れて います。しかも、それらはインターネットによって繋がっており、複雑な通信回線設定や料金プランも絡み合って年々複雑さを 増していることから、コンピュータやインターネットを使いこなせない人にとっては大きな悩みとなっています。

これをビジネスの好機と捉えた同社は、1994年の創業以来主力であったパソコン関連商品の物販から、2003年頃を境に 技術サービスに特化するという独自路線に方向転換しました。全店にパソコンクリニックを設置し、他店購入品も含めて全ての 機器に対する修理、データ移行、ウィルス対策、通信回線設定など、あらゆる技術サービスメニューを取り揃え、現在では500 人以上の専門スタッフが年間50万件以上の診断・修理をこなす体制が出来上がっています。折しも、最近ではマイクロソフト社 の“ウィンドウズ10“のアップグレードに関わる問題が話題となりましたが、このような場面で何をすべきか頭を悩ませる利用者 は高齢者や女性を中心に多く、同社はこうした利用者にとっての、いわば“よろず相談承り係”といえるでしょう。

2016年3月期で3期連続の最高益更新を達成するなど、サービス特化によって快進撃が続く同社ですが、将来を見据えた 取り組みにも抜かりはありません。今後はあらゆるモノがインターネットに繋がる“IoT”の時代と言われており、それに対応した 技術者の育成や、多様なサービス開発を積極的に進めています。また、さらなる利用者拡大に向けて都心店舗の出店も強化 しています。このように同業他社とは一線を画す存在として、今後も同社の独自展開が注目されましょう。

16.04.01からの続きです。


前回の内容と大して変化がないので詳細については上記のブログを確認してみてください。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160708.pdf

2016年7月10日日曜日

今日の雑談 (7/10)

日経平均ETFとTOPIX ETFの乖離の理屈が分からん、、、orz





ひとつ勘違いしてた。

乖離率なんだけどこれは基準価額とベンチマークの乖離であって、市場価格との乖離ではなかったこと。黒い線が市場価格との差になっているんだけど、権利確定日にはちゃんと分配金程度は下がってるのは確認できる。

フツーだ。そもそもETFにおける基準価額の扱いもよく分かってないぞ俺。

TOPIX ETFの分配金発表は7/11(月)。日経平均ETFと同じ流れなら月曜日に乖離が起こり、市場価格とのズレが補正されることになるんだろうか。

もう何がなんだかですよorz。

IRフェアにETFブースとか出しているんでこの手の説明をお願いしたいところなんだが、前にコーポレート・ガバナンスコードやらを聞いても担当がいないとかで糞の役にも立たなかった記憶しかないんよ。ダメ元でまた聞いてみますかね。


「一所懸命」の害悪



流石はつっちーパイセンやで、よく纏まってる。

色んな思惑が色々頓挫していて主犯が見当たらないあたり、どこかのタイミングでバンザイせざるを得ない状況のように見えないこともないですな。船頭多くして船底沈むというか、誰もが自分のポジションだけを「一所懸命」に守るが故に、全体としては糞システムになるという。

よくある話です。

2016年7月9日土曜日

今日の雑談 (7/9)

「ETFの2000億円の売り圧力」という記事の意味分からん


日経平均は上値重い展開。市場ではETFの分配金支払いのために大引けで2000億円程度の売りが出ると観測されている。日経225連動型上場投資信託 など主力のETFにおける分配金の支払い基準日が7月8日となっており、「例年出る話。昨年も株価の押し下げ要因となった」(国内投信)との声が出ている。
-- 〔マーケットアイ〕株式:日経平均は上値重い、ETF分配金支払いで2000億円の売り観測 | ロイター

SNS方面から流れてきた情報なんだが胡散臭い。以前、ひふみ投信のネタにしたんだが、説明してみたい。


ETFの決算期の多くは7月上旬に集まっており、7/8は流動性の高いETFである日経225連動型上場投資信託(1321)の権利確定日でした。

  • 日本株は3月決算銘柄が多い
    なぜ7月上旬にETFの決算が集まっているかというと、日本株の多くは3月決算の銘柄が多く、配当日は6月下旬に集中します。ETFを運用している側からすると7月上旬が一番余剰資金が集まりやすい時期なのでこの時期に集中します。
  • ETFの価額は投資家同士が決める
    ETFの仕組み上、投資家同士の日々の売買によってのみ価額が決められます。教科書的には、3月末から権利確定日に向けてETFの分配金の額を織り込んで徐々に価額が上がるのですが、最近の傾向としては3月末からとっとと配当分まで織り込むケースが多くなっています。
  • 権利落ち日には分配金分だけ下がる傾向が強い
    3ヶ月間も分配金を織り込んだ状態で価額が決められているのが結構不思議です。ボスが言うにはヘッジを掛けてると言うんですが、それでもねえ。

ETFの運用は、株式の他に現金(コールローン)を保有しています。この現金は、運用における費用や日々の信託報酬を差っ引くために予め余剰に保有しています。現金収入の殆どは株式から得られる配当金です。

配当金は、費用を差し引いた分の全てを分配する決まりになっています。7月上旬は、もっとも現金が貯まりやすい時期なので分配に適しているのです。

日経225連動型上場投資信託(1321)のH27年7月期の決算短信からB/Sをみてみましょう。


中身の殆どは、株式と純資産です。当たり前ですね =)。

それ以外にも現金同等物も結構保有しており、投資家に支払われるべき分配金は負債として計上されています。

ということで分配金に充てがう現金は既に十分保有しているのはお分かりいただけるだろうか。少なくとも分配金のために機関投資家から売り圧力が出る、というのは実に怪しいと思うわけですよ。

--

次にベンチマークとの乖離をみてみよう。


日経平均の配当利回りは、7/8現在、2.01%。

3月期の決算落ち日の乖離率と7/8の乖離率を合わせると目算で2%。計算上は、7/11の乖離率はほとんど無いはず。

売り圧力に合わせてETFの買い玉を作るともしかして1%程度抜けそうな感じはあるんだが、この辺りは申し合わせでもあるんかいな。取り敢えず、大手の期間投資家がヘッジを掛けてるのは確かっぽい。

何とかこの乖離を抜く方法はないものか、、、


ファンダメンタルの話ってどう書けばよいのやら


たまに書いて欲しいと要望を受けるんだが、折角書いても食いつきが悪くて困るんだよね。結局、有名な書籍をなぞることになるし。

悩みどころ。


今日の米国株の上げはショートカバー説


同意。

ダウ平均の銘柄をみると上昇に寄与したのは株価が下落していた金融関連。今回の雇用統計で中央銀行の方針が大きく変わったとも決まったとも思えないんだよね。

多分、月曜日の東京市場も同様にある程度のショートカバーが入るのではないかとみてる。業種別ランキングで株価が下落していた金融、不動産、機械あたりが急騰するようだと気をつけたほうがいいかもしれない。ショートカバーは長く続かない。

寄付きの銀行セクターに注目したい。







2016年7月6日水曜日

今日の雑談 (7/6)

ジェイリバイブの活動メモ (16.07.01)


3月期決算企業の株主総会が29日にピークを迎えました。1990年代以前の株主総会といえば、会社議案が安定株主の賛成ですんなり可決される、いわゆる“シャンシャン総会”が大半を占めていました。ピーク日への集中率が9割に達していたことも、株主が複数の総会に出席できず、波風の立たない総会を助長したと言われます。その後2000年代に入ると、投資ファンドが“物言う株主”として株主提案を積極化し始めましたが、今度は短期的な利益を追求する株主側と企業側が、険悪なムードで対峙する場面が目立つようになりました。

こうした過去と比べると、近年の総会は様変わりしてきたように感じます。まず、ピーク日への集中率は約3割に低下して出席率が高まったほか、株主提案数が過去最高を更新するなど株主から積極的な発言や提案も増え、建設的な議論も行われるようになってきました。こうした変化は、金融のグローバル化で海外企業の姿勢に倣う動きが強まったことに加えて、2015年6月に東証上場企業に適用された「企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)」の影響も見逃せないでしょう。この指針に“株主との対話”が盛り込まれたことを受けて、日常のIR(投資家向けの情報提供)活動など株主・投資家との向き合い方が変化した企業は着実に増加しています。導入2年目にあたる今年も、その流れは変わっていないことが窺えます。こうした対話が成り立つためには、株主側にも相応の責任が伴います。単なるクレームや感情論に支配された意見ではなく、企業についての深い理解に基づく建設的な姿勢が求められるでしょう。もちろん株主の意見が絶対正しいわけではなく、経営陣には企業統治と業績のバランスを取った舵取りが必要です。まだ多くの企業で試行錯誤が続いていますが、こうした動きが続いていくことで、日本の株式市場はさらに洗練されたものに進化していくことが期待されます。

ジェイリバイブの週報を扱ってるんですが、実は活動メモの方も記録していたりします。この活動メモまで取り上げると更に時間が無くなるので取り上げていなかったのですが、今回は拾ってみました。

やはりコーポレート・ガバナンスコードの意識が年々強まっていると思ってます。配当にしろ中計にしろガバナンス体制にしろ、コーポレート・ガバナンスコードで定義されていることで、何故それに従えていないのか、今後どのように取り組むのか、という話が短時間で伝わります。中計一つとっても、何故それをお前らごとき株主に教えなければならないのか?的な横柄な態度を取る経営者というのは減ってきました。形式的とはいえこれはありがたい。

それが分かってなお横柄な態度をとってくる企業もあるけどな。ナンシンとかな!

--

インデックスファンドのスチュワードシップコードもどうなってるのか知りたいところだ。

運用方針からすればどんなクソ株でもインデックスに従って運用せざるを得ない。上記の「株主側にも相応の責任」とはどの程度の責任なんだろうか。ファンドの保有者の価額が下がる程度の責任なら「企業についての深い理解」なんて必要ないだろう。

では、運用会社がその責任を負うのか?実際、信託銀行にほぼ丸投げだろう。信託銀行はISS社のような助言会社を丸投げして終わる。この流れで一体誰が責任を負うべきなんだろうか。

取り敢えず責任者は手始めに東芝に賠償させてくれませんかね =)

4290 プレステージ・インターナショナル - ジェイリバイブ (16.07.01週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

4290 プレステージ・インターナショナル (PI)


プレステージ(PI)は、コールセンターのアウトソーシングを請け負っている企業です。四季報の同業他社に4708 もしもしホットライン9715 トランス・コスモス

今週ご紹介する「プレステージ・インターナショナル」は、BPO(ビジネス·プロセス·アウトソーシング)と呼ばれる企業の業務の一部を代行するサービスを、多角的に展開しています。同社の売上高の38%を占めるロードアシストは、損害保険会社や自動車ディーラーから業務委託を受けて、事故や故障に遭ったドライバー向けにトラブル対応をするサービスです。24時間年中無休の電話対応はもちろん、現場応急処置やレッカー移動なども手掛けています。特に、同社が主要都市に配置した自社スタッフと車両が現場に駆けつけ、ドライバーにとって満足度の高いサービスを提供できる点が強みです。また、売上高の12%を占めるプロパティアシストは、不動産管理会社などから業務委託を受けて、住宅の水漏れや鍵のトラブルの際に緊急出動するサービスで、ここでも自社のスタッフが対応しています。この住宅向けサービスに対する評価も高く、「東京ガス」が電力小売の自由化に合わせて提供を始めた『生活まわり駆けつけサービス』では、同社がその裏方となっています。さらに同社の業務範囲は国内にとどまらず、売上高の12%を占めるインシュアランスBPOは、日本企業の海外駐在員が医療機関にかかった際に必要となる保険請求等の事務手続きを一括して代行するなど、専門性の高い業務を手掛けています。

旺盛な需要に応えるため同社は積極的な人材採用を行っており、2016年3月末のグループ全体の従業員数は2,872名を数え、3年前の1.5倍に増加しています。また、安定した雇用が期待できる秋田県、山形県、富山県にBPO拠点を相次いで設置し、電話応答の席数も3年前に比べて約2倍の3,150席としています。人手不足が経営者の頭を悩ませる昨今ですが、同社は地元に根差した雇用創出によって専門性の高い人材を確保し、顧客企業の多様な要望に応え、持続的な成長を図る方針です。

16.03.18からの続きです。


決算が出ていますが、依然として安定成長を続けている感じでした。

最近の傾向として、特に大企業を中心に残業がしにくくなっているようです。大企業からすると省人化を心がけ、効率化が難しく人の手が多く必要とする事業は、外注(アウトソーシング)する傾向がますます強まっているようです。

PIは、保険業の顧客サポートを強みとしています。金融業や保険業は、マイナス金利の影響をモロに受けており、業務の効率化が最優先事項になっています。この流れに上手く乗っかれているのではないでしょうか。そもそも保険業者が多過ぎるという問題もありますが、それもPIにとってはプラスなんでしょうね =)。

人海戦術ではあるので、人件費が掛からず、雇用が容易であることも重要でしょう。少し前に決算説明会さんの懸念にあった人材確保は解決したんでしょうか。やや気になります。高騰している人件費分の値上げ交渉が上手く行っているのか気になるところでしょうか。

昔は割安株だったんですけどね。すっかり成長株として認識されているようで何よりです =)


  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160701.pdf

2016年7月4日月曜日

6245 ヒラノテクシード - ジェイリバイブ (16.06.24週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

6245 ヒラノテクシード


ヒラノテクシードは、電子部品を製造する機械を製造している企業です。四季報の同業他社に6246 テクノスマート

今週ご紹介する「ヒラノテクシード」は、フィルムや紙などの基材に様々な物性の膜を付ける工程で使われる装置を開発製造 しており、湿布などの医薬品からエレクトロニクス関連まで、幅広い分野で活躍しています。1935年の創業以来、コーティング 技術(高精度で薄く均一な塗布)、ラミネーティング技術(多彩な素材を貼り合わせる)、乾燥技術(基材や樹脂の特性に応じた 乾燥)、基材の制御技術(基材の走行をコントロール)といった要素技術に磨きをかけながら、これらを最適に組み合わせて 顧客の期待に応えてきました。

こうした技術力の強みに加えて、現在の成長を支えている柱の一つは、奈良県の本社工場に併設した研究・実験施設「テクニ カム」です。世界でも最大規模のテスト設備を備えた施設では、顧客企業の技術者が製品開発に活用しており、新製品が開発 されるとその製造工程で同社装置も使われる、という好循環を生み出しています。また、子会社の「ヒラノ光音」では、真空中で 材料を気体状態にして基材に積層するドライプロセスの機械を開発・提供しています。これは分子・原子レベルの製膜材料を 付着できる技術で、2014年3月には工場を本社隣接地に移転して顧客の要望に総合的に対応できる体制を強化しています。

足元の受注ではリチウムイオン電池向けと真空機器関連が増加傾向にあります。リチウムイオン電池は、パソコンや携帯電話に留まらず、電動工具向けや自動車向けなど用途が拡大しています。さらに性能向上に向けた部材開発も日進月歩であり、 電極材の加工に使われる同社装置も常に進化しています。真空機器関連は「ヒラノ光音」が中心となって展開しています。主にスマートフォンなどのディスプレイに使われる部材向けで使われ、この分野も薄型化・軽量化のために技術開発が日々行われています。同社では、引き続き最先端分野で求められる装置を開発し続けることで、持続的な成長を目指しています。

15.12.04からの続きです。


前回から大きく状況が変わってるわけではないようです。以下は今期決算の受注状況です。


うん悪くない。

ただこの企業は、受注が年度内で消化できるとも限らない製品が多く、期を跨ぐも結構あるということは注意したほうがいいかもしれません。また受注状況に陰りが見えたらこの手の銘柄は真っ先に撤退した方がいいです。実情よりP/Lが大きく崩れ、株価が大きく下げることが度々あります。

本来ならP/Lを崩しても在庫を持たない、という経営は製造業にとって死活問題というかかなり重要なんですよ。でもそれを理解してくれる投資家というのは中小型株では少ないんですよ。困ったものです。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160624.pdf

7839 SHOEI - ジェイリバイブ (16.06.17週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7839 SHOEI


SHOEIは、二輪車用高級ヘルメットを製造・販売している企業です。四季報の同業他社に3375 ZOA

今週ご紹介する「SHOEI」は、メイド・イン・ジャパンのオートバイ用プレミアムヘルメット(高級ヘルメット)を武器に、世界規模 で事業展開しています。同社のプレミアムヘルメットは普及型に比べると高額ですが、その高い安全性と機能性、優れたデザ イン性などが世界中のライダーから支持されており、“SHOEI”は世界シェア53%を誇るトップブランドとなっています。現に同社 の地域別売上構成比を見ると、2016年9月期上半期では日本30%、欧州45%、北米17%、その他8%となっており、購買力の 高い先進国を中心に幅広く販売されていることがわかります。

世界中で販売されているプレミアムヘルメットですが、製造拠点は日本の茨城工場と岩手工場のみであり、文字通りのメイド・ イン・ジャパン製品で世界を席巻しています。国内メーカーの最高素材を使用し、熟練した技術と完璧な作業を追及する精神 でモノづくりに取り組むという職人気質に加え、トヨタ生産方式を取り入れた合理化と改善によって、高い生産性を誇りながらも 最高水準の品質の製品を国内で作り続けています。

さらに同社は、高品質の製品を作るだけでなく、個々のユーザーに最適なヘルメットを提供すべく販売にも力を入れています。同社の技術研修を受けた店舗スタッフが所属する『SHOEIテクニカルショップ』では、ヘルメットの内装(パッドやウレタン) が顔に的確にフィットするように調節したり、風から顔を守るシールドの位置や角度を調整したりして、顧客満足度を高めていま す。加えて、毎週のように各地の販売店で実施されているフィッティングサービスの催しには、同社の営業社員が出向いてユーザーと接点を持っています。このように製造と販売が二人三脚となり、1人ひとりのユーザーの満足度を高めることを通じ て、持続的な成長を図る方針です。

15.12.25からの続きです。


株主総会メモは記載していないものの、今年も株主総会には参加しました。株主総会後に会社説明会を行うのですが、この時の感触では概ね為替予約を終えている感じでした。なので今期は業績予想に近い数値になろうかと思ってます。

問題は来期以降ですね、、、

特にSHOEIは欧州が強いんですよ。製造は日本でしか行っていないので販売会社に輸出する形になるので、円安有利なんですよ。何度聞いてもピンと来ない為替予約でして、今の為替状況ですと、来期はやや厳しい数値になるのではないかとみています。

いい会社なんですけどね。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160617.pdf

6405 鈴茂器工 - '16/05の「担当ファンドマネージャーの見方」

大和住銀日本小型株ファンドまとめページ

6405 鈴茂器工


鈴茂器工は、寿司ロボットを製造している企業です。四季報の同業他社に5941 中西製作所5982 マルゼン9930 北沢産業

<米飯は奥が深い>
食品の取り扱いは、必ずしも機械化が簡単な分野ではありません。物性的に軟らかかったり粘り気があったりすることが 多く、金属を中心に作られた機械とはなじみが悪いうえ、味覚という極めて繊細な感覚によって検証されることから、粗雑な 取り扱いが許されないことが理由です。従って、機械化を進めるには現場に密着したノウハウの蓄積が必要で、産業的に はニッチ分野となりやすく、高収益企業が生まれやすい領域と言えます。その一例が今回紹介する鈴茂器工(6405)です。

同社は小型米飯加工機のトップ企業で、外食向けなどに強みを持っています。1981年にはにぎり寿司用のシャリ玉ロ ボットを開発し、回転寿司の産業化に大きく寄与しました。その後、自動包装・軍艦巻き・巻き寿司・いなり寿司など細かな ニーズに一つ一つ対応し、優越的な地位を守っています。ちなみに、皿盛りや持ち帰り容器への詰め込みは同社にとっ ても依然として課題であり、奥の深い分野であることが伺えます。

同社が活躍する場所は、国内の回転寿司に限りません。海外でもにぎり寿司は人気メニューであり、同社の輸出比率は 2割を超えます。また、国内ではスーパーの鮮魚・惣菜部門で寿司の内製化が進んでおり、前期は量販店向けの売上高 が回転寿司向けを逆転しました。寿司以外では、白飯の盛り付けも需要が拡大しています。 販売台数や顧客層の拡大に対応し、同社は現在メンテナンス部門や管理部門の強化を進めています。従来はワンマン 色の強かった同社ですが、外部人材の採用などにより一層の成長を支えられる体制が整備されてきました。2014年3月期 以降、利益的には踊り場となっていますが、来期以降は再び利益率の上昇も期待できると考えています。

鈴茂器工の製品は、外食や中食産業で多く使用されています。

例えば、ガストとかで器にご飯を盛る機械や、コンビニとかで販売されているおにぎりを成形する機械や、勿論、お寿司を握る機械も鈴茂器工が製造しています。お米を取り扱う機械というのはナカナカシビアらしく、ふっくらでありつつ形がしっかり保たれている状態に成形するのはかなり難しいんだそうです。

同業他社ですと意外なセクターなのですが、オーディオテクニカが有名でしょうか。


参入障壁は高め、と言いたい所なのですが、やはりアジアともなるとコピー品が出まわるらしく苦労しているという話はあがってました。サブビジネスとして消毒剤を製造する企業をM&Aしているのですが、こちらもビミョーな感じでしょうか。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


株主資本(右側)と現金(左側)の伸びが素晴らしい。

つか80%を超える自己資本比率と25%程度の配当性向と、製造業にありがちなケチケチ経営でして、株主の方向を見ているかというとややビミョーな感じは受けます。

続いてFCF。


うーん素晴らしい。

特に製造業は、見た目のP/LよりFCF経営ができているかで判断した方が宜しいかと思います。FCF経営を重要視してもなおFCFがマイナスである企業は、お宝銘柄かもしれません。調査してみることをオススメしたい。

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纏めると、やはり一族経営のカヲリがしないでもないんですよここは。なので「外部人材の採用などにより一層の成長を支えられる体制が整備されてきました」という苦瓜さんのコメントは結構興味深いところでして、注目したいところでもあります。

取り敢えずIR資料に注視しましょうかね。

今日の雑談 (7/3)

マイナス金利政策の影響



いい感じにまとまっていたんで紹介。

企業は、従業員の退職金や年金の支払いに備えて必要な金額を「退職給付債務」として積み立てています。資金は、従業員の退職までの期間、国債などで資金を運用していますので、「退職給付債務」は将来、運用で得られる分を見込んで積み立ては少なくて済みます。しかし、マイナス金利の導入で、国債の一部の利回りがマイナスとなったことから見込めなくなった金額を費用として計上することを迫られるケースが相次いでいるのです。
-- マイナス金利 広がる影響|NHK NEWS WEB

企業だけの問題じゃなくて、年金も同様です。

大手住宅メーカー「大和ハウス工業」の場合、ことし3月期の決算で、「退職給付債務」が膨らんだことにより849億円の特別損失を計上しました。
-- マイナス金利 広がる影響|NHK NEWS WEB

どれくらい割引率を下げたのか調べてみました。以下は大和ハウス工業の有価証券報告書より。

提出会社及び一部の連結子会社は、期末日の市場金利の動向を受け、企業年金制度及び退職一時金制度の退職給付債務の算定に用いる割引率を主として1.7%から0.8%へ変更しました。

0.8%ですか。これでも難しいかもしれませんね。

今後、債券中心で運用していた企業は、割引率変更を余儀なくされるはずです。勿論、運用がうまく行っている企業も無きにしもあらずなので一概には言えないのですが、特に従業員の平均年齢が高い企業やサラリーマン経営者の大企業あたりは注意が必要かもしれません。

蓋を開けてみたら年金がデリバティブに汚染されてて担当者はとっとと退職してて貰う立場という、アフォみたいな案件がまた出てこないことを祈ってますよ。


竹中正治さんの相場観


これから起ころうとしているイノベーションでは、AIの急速な進歩に伴って、機械による労働の代替が、従来の計算や記録を中心とした定型的な事務労働から相対的に高付加価値だった分析系の作業にまで及ぶようになり、医療、法律判断、会計・税理、投資運用、金融審査などの多方面に広がろうとしている。AIの機能を使いこなす個人、組織、業界はより高度な作業を効率よく処理できるようになり、生産性の革命を起こすだろう。
-- コラム:「円安ボーナス期」終焉後の日本経済=竹中正治氏 | ロイター

割と早くAIによる進歩があるかもしれない、と思ってる。

なぜならAIを加速させるためのインフラはGoogleやAmazonやMicrosoftが用意してくれているからね。ただこれは日本発ではなく米国発であろうし、それをいち早くかっぱらってくる能力がある経営者が頭一つ出ると思ってる。

ゲームとかで面白いの出てこないですかね。

最後に投資の観点から言えば、「アベノミクス相場ラウンド」は、円高ドル安・株安・不動産安だった2012年までにどれだけ「ドル買い・株買い・不動産買い」を仕込めたか、そして2015年までにどれだけそれを売れたかで投資リターンの大勢は決まっている。その後の乱調相場は手を出すだけ損耗する局面に過ぎない。目先の相場から目を離し、イノベーションの波が経済と社会の形をどう変貌させるかを考えながら、次の仕込み時期まで待つのが賢明だろう。
-- コラム:「円安ボーナス期」終焉後の日本経済=竹中正治氏 | ロイター

デスヨネー


藤野さん(ひふみ投信のファンドマネージャー)の相場観


今回の問題は世界の終わりではないが、将来の世界経済に対する期待を押し下げたのは間違いありません。日本の為替の水準ももう少し円安に戻すかもしれませが、100-105円のレンジを動きながら、遠からず100円を切る水準までの円高は睨んだほうがいいでしょう。米国は金利をあげられる状態ではなくなったので、それも円高要因です。EUとドルに先安観があるので、円はじり高傾向は免れません。
-- 藤野 英人 - 市場雑感... | Facebook

同意ですね。

しばらくは105円以下でドル円が推移するものだと思っています。となると今期、105円近辺で業績予想を出している製造業は厳しい立ち回りを強いられるのではないかと思っています。その分、海外移転を含めた設備投資を行えるような体力のある企業は注目しておいたほうがいいかもしれません。

相対的にはマザーズや小型株が好調です。マザーズは5月に調整があり、このまま調整が続くかと思いましたが、このような状況なので復活傾向です。消去法的に買われています。大型の補正をするのは確実なので、インフラ関連はいいんでしょうね。
結果的には、内需株(除く高級路線)、バリュー株、メディカルセクター、建設土木、テーマ株、あとは当社が得意な地味で地道な会社群ということでしょうか。
-- 藤野 英人 - 市場雑感... | Facebook

土木建設は動くのが少し早かったですね。8月あたりで動く株なので7月末あたりで組み入れればいいやと思っていただけに、一つ投資アイディアが消えてしまいました。

このままマザーズ銘柄が堅調かどうかは判断に悩むところですが、大型株よりは戦いやすいと感じています。つか大型株で円高メリットがあると思っても、ボラが高すぎて長期保有が難しい銘柄が多すぎますorz。

今一度、デフレ銘柄を再認識した方がいいかもしれませんね。いやはや。

2016年7月2日土曜日

Evernoteプレミアムパックなら値上げの影響を(まだ)受けてない

\突然の値上げ!/


Evernote、突然の値上げきちゃいましたね。


流石に5200円/年は高いなあと思わんでもないです。

正直、Evernoteはスマホアプリの中での使用頻度が非常に高く、満足度もそこそこ高いということもあって手放せないんですよ。以前、他のメモアプリも使っていたんですが、採算に合わなくなったからか殆ど撤退してしまいました。

代替を探す


Evernoteに必要としている機能は以下のとおり。

  • スマホアプリが用意されていること
  • Windows/Macアプリが用意されていること
  • PDF全文検索が出来ること

PDF検索が厳しい条件でして、これが実現できているのは困ったことにEvernoteのみなんですよ。困りました。

  • Microsoft OneNote
    Microsoft製。無償で利用できるらしい。以前、出たての時に検討したんだけど、重くて使い物にならなかった。改善されているんだろうか。メモツールの癖して特権要求しすぎというのも当時気になった。スマホの速度も向上していることだし、もしかして時代がOneNoteに追いついた可能性も微レ存。PDF検索はできない模様。
    しかしまあEvernote潰しにかかってるだろ>M$
  • Google Keep
    Google製。最低限の機能が揃っていて小気味良い。Google Driveとの親和性が上がるともっといいのだが。メモアプリとしては十分使えるしアプリとしての出来もいい。が、やはり開発者としては色々カスタマイズしたいのとPDF検索に対応して貰いたい希望があるので、API公開はよ。Markdownとか扱えるようになったら更に良い。
  • Google ドライブ
    PDF全文検索が可能。ファイルシェアも他よりやりやすく重宝している。Googleアカウント持っていない人のほうが珍しくなってきたからね。DriveとKeepの機能がセットになるとサイキョーなんだが、今のところはビミョーか。
  • Dropbox
    未だに日本語でのPDF全文検索が出来ない><。要望はしているらしいのだが、開発元が米国人ばかりというのがネックとのこと。はよせい。
  • Microsoft OneDrive
    私が知るかぎり、PDF全文検索には未対応。APIが揃ってて好印象なんだが。

常に代替を検討するのは悪くないことだとは思うのですよはい。


Evernoteプレミアムパック、サイキョー


EVERNOTE プレミアムパック 3年版
ソースネクスト (2012-05-18)
売り上げランキング: 5,259

「値上げか、しまった」と今まで貯めておいたEvernoteポイントを確認したんですが、こちらは値上げの影響を(まだ)受けていない模様。Evernoteポイント、120ポイントで1年間延長できました。なのでEvernoteポイントまで値上げされたらかなわん、ということでとっとと今まであったポイントは消費し延長しました。

、、、まてよ。

Evernoteポイントは、Evernoteプレミアムパックという商品で獲得したものでして、もしかして今回の値上げの影響を受けていないのではないか、ということに気が付きました。

結論からすると、Evernoteプレミアムパックは

値上げの影響はありません(今のところ)

でした。やったぜ。


Evernoteプレミアムパックの登録手順


今回、Evernoteが値上げを発表した直後に、ヨドバシカメラ経由でEvernoteを購入しました。お取り寄せにはなっていたもののギリギリ間に合いました。プレミアムパック 3年版で9870円、ポイント10%還元なので約3000円/年でEvernoteが使える計算になります。

今日(7/2)、パッケージが届いたので早速、登録するところまで説明していきます。


1. プレミアムコードを入力します


登録サイトにアクセスします。製品シリアル番号と書いた紙に登録先のURLが書いてありますのでそれを入力してください。アクセスするとプレミアムコードを入力する場所がありますので、入力します。紙にはプレミアムコードと製品シリアル番号が記載されていますが、このページではプレミアムコードを入力します。


2. メールアドレスを入力します



既にEvernoteを登録しているメールアドレスを入力します。今回、初めて登録する人は登録するためのメアドを入力してください。


3. 「スタート」を選択します



『スタート』をクリックするとEvernoteポイントが加算されます。


4. Evernoteポイントが加算されたか確認します



今回、プレミアムパッケージ 3年版を購入しましたので、Evernoteポイントは360ポイント貯まっていました。プレミアム1年追加で120ポイント使うので丁度、3年分になります。

今後、Evernoteポイントが値上げされる可能性も無きにしもあらずなので、とっとと3年分を延長しておきましょう。


Evernoteプレミアムパックを探す旅、、、




ギリギリ間に合った、と書きましたが今、ヨドバシカメラの在庫を確認した所、販売終了となっていました。楽天とかも探してみたのですが同様でした。

残るはソースネクスト本拠地だったのですがこちらも3年版は売り切れ。再販の見込みはあるんでしょうか。Evernoteの値上げは前回もあったのですが、その時も一度パッケージが回収され、再度値上げされたパッケージが新発売された経緯があるので、今回もそのパターンだと思います。

後は、在庫管理が上手くない家電量販店を回るしか入手できないかもしれません。

いやはや。

【NISA】 NISA口座の状況 (16/06末)

NISA口座の状況 まとめページ

ということで6月末の運用状況です。


減りましたorz。

+17.14%(5月末)→ +13.17%(6月末) → と△3.97%となりました。
対してTOPIXは、1379.80(5月末) → 1245.82(6月末)と△9.71%と大きく下げています。

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6月は、6/24の午後に英国の国民投票の結果がEU離脱に確定し、世界的に大きく株価を下げています。


以下は6/24の5分足です。


当日は、午後メシを食うなという指示があったものの、私は株主総会を回っており祈るしかありませんでした。


EU離脱後、大きく株価を下げたもののその後、徐々に株価を戻す展開になっています。

直近だと急激な円高による輸出企業の下方修正でしょうか。10年前と比べると随分為替には強くなったとは思うのですが、影響が全く無いわけではないですからね。今後も注目でしょう。他国へのEU離脱の影響も出てくるでしょうし、ドイツ銀行のCoCo債問題や中国景気等、また相場テーマとして再燃する可能性もあるでしょう。

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業種別ランキング:日本株 - トレーダーズ・ウェブより。


全セクター、マイナスですね。

医薬品、小売業、食料品はディフェンシブ銘柄として、おカネの逃げ場に使われた感じでしょうか。金融業は軒並み悪いですね。

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PFは、英国のEU離脱問題で全体的に広く下がったのですが、流動性が少ない銘柄が多いからか左程、売り込まれなかった印象でしょうか。

1723 日本電技は、離脱問題前では毎日のように年初来高値を更新していまして、力強い株価になっています。直近の業績予想や受注高からするとやや業績に陰りが見えている状況なのですが、そもそも低PBR(0.72倍)、高配当銘柄(4.36%)、安定した収益が期待できる銘柄でして、不安な状況の中で躍進しているのかと思われます。

8425 興銀リースは、とうとうマイナス10万円を突破してしまいましたorz。離脱問題では、興銀リースを始めとしてオリックスや日立キャピタル等のリース業全般で大きく値を下げています。概ね関係ナサゲな8566 リコーリースまで下げてますからね。しばらく時間がかかりそうです。

9945 プレナスは、5月からずっと株価を下げていてやや気になりました。業績予想は左程悪く無いですし、セクターからするとディフェンシブに近い小売りですのでそろそろ反転してもいいんじゃまいかと考えています。つか別動隊をそろそろ派遣したいくらいの株価に見えます。

こんな感じ。