2015年12月31日木曜日

7839 SHOEI - ジェイリバイブ (15.12.25週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7839 SHOEI


SHOEIは、二輪車用高級ヘルメットを製造・販売している企業です。四季報の同業他社に3375 ZOA

ZOAは、アキバでパソコン販売してたんだけどエッジが無いのか、急に自転車やらを販売し始めたんだが、そもそも製造業ではなく小売業だぞあそこは。同業他社とか明らかに分かってないだろ、四季報担当者w

今週は、オートバイ用のプレミアムヘルメット(高級ヘルメット)で世界シェア53%のトップメーカー「SHOEI」をご紹介します。 プレミアムヘルメットには運転者の安全を確保する機能性、装着時の快適性、見た目の良さ(ファッション性)などの要素が 求められており、同社ではこれらを満たした新製品を続々と生み出しています。現在では圧倒的な競争力を誇る同社ですが、 過去には1980年代後半の過剰投資が災いして1992年に会社更生法を申請した経験がありました。しかしその後現会長の 山田氏が管財人として陣頭指揮をとり、5年以内で立て直しに成功しました。この再建の過程で、トヨタ式生産方式を導入して、 熟練の技術を活かしながら継続的に品質向上と無駄の排除、確実なコスト管理、最適な人員配置など経営基盤を整備してき ました。現在でも100%国内で生産しており、日本製ならではの緻密なモノ作りと、効率化の積み重ねが最大の強みとなって います。最近ではヘルメットの内部に開閉するサンバイザー(強い日差しから視界を守るもの)を収納するタイプを独自技術で いち早く開発、市場に投入して消費者から高い支持を集めています。

世界展開にも早くから着手し、1968年には米国に現地法人を設立しました。現在では欧米の5つの現地法人と各国の代理店 を活用して72カ国に向けて販売しています。ヘルメットについては、安全性に対する規格が各国で異なりますが、同社は全て の規格に対応する試験設備を設けて、世界トップレベルの衝撃吸収性能を達成しています。さらに今後を見据えて、中国でも 代理店網を拡充していく方針です。

2016年9月期も2モデルの新製品投入を予定しおり、同社は頑強な経営基盤をベースに今後も積極的な新製品開発と市場 開拓を続けていくことによって、着実な成長を目指しています。

SHOEIは、今年も株主総会に参加してきました。会長の山田さんも相変わらずお元気そうで何よりでした。この企業を語りだすと止まらないので、株式投資に絞ることにします。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


現金の塊ですね =)。

こんな状況なのですが、随分前から配当性向を50%程度まで維持しています。配当してもまだ有り余る現金というのはすごい話です。

--

今期の業績予想なのですが、米国の棚卸資産がややダブついていること、カナダ市場へのテコ入れのための積極的な投資を行うこと、大きな設備投資を計画していることより減益予想になっています。

今期は、フラグシップモデル(X-14)となる新製品を販売する予定で、販売店からの予約状況は好調とのこと。またヘルメットにデザイン性を持たせた意欲作(J・O)も販売する予定でして、私から見ても攻めたデザインでした。

二輪車の販売状況は、リーマンショック以降ガッツリ下がってしまったのですが、国内ではようやくリーマン・ショックまで販売台数が戻っているそうな。各国、景況感の違いがあるのですが、少しずつ戻っているのは変わらないようです。

--

纏めると、東証一部上場で、今まで組み入れることが出来なかった機関投資家が組み入れたのか、鞍替え上場発表後からずっと株価を上げている状況が続いているようです。

指数からは組み入れにくい銘柄ですが、為替や景況感の影響を強く受ける銘柄ですので、そのタイミングで組み入れると悪くない銘柄だと思っています。


今の株価はどうなんだろね =)。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20151225.pdf

0 件のコメント:

コメントを投稿