SyncHack.com絵空事: 今日の雑談 (7/1)

2015年7月1日水曜日

今日の雑談 (7/1)

4662 フォーカスシステムズを摘まんでみた

2015.06.24 年金機構への標的型攻撃に利用された「Emdivi」のResponder Proによる検知と解析 - サポート情報 | フォーカスシステムズサイバーフォレンジックセンター

上記の記事を読んでいてふと、この企業が売っていたモノを思い出して一応、摘まんでみた。

前にIRフェアに参加していたので色々聞いたんだが、事業の主力はソフトウェア下請けです。人頭が売上に連動し、利益率が7%前後とまあ典型的なIT土方ですな。暗号化のライブラリとかも自社開発しているらしいけど、まあそいうの海外の方が進んでるし無償だしそんな競争力のある商品には見えなかった。

そんな中、ちょっと面白い商品を持っていてね。

米国のセキュリティ機器でアクセスログを拾って法的な証拠を残すというのがあって、官公庁向けに結構売れてるらしいって話を聞いたのよ。デジタルフォレンジックって奴ね。で、パチョコンにインストールするんじゃなくてネットにぶら下げる形式らしく、フロー型のビジネスなんであまり興味が湧かなかったんだが、今回の件では割とストライクな製品なんじゃまいか、と。しかも導入実績もあるし。

マイナンバーやらで特需があればそれでよし、変に売り上げを伸ばして目立つことがあれば、それはそれでというどうしようもない皮算用です =)。

まあ摘まんだのは1単元だし、大けがはしないと思ってる =)

今日の立ち読み

昨日の話なんだけどね。

藤野さんの新書「藤野さん、「投資」ってなにが面白いんですか？」は、前に出版した「もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら」のリニューアル版と言うか加筆、修正したものを再出版した感じになってました。読みやすくはなったが目新しさは無かったかな。

榊原さんの新書「お金持ちになるための本」は、以前の資産バリュー投資の片鱗すら感じられない書籍になってガッカリを通り越してすがすがしい。前の「株式投資「必勝ゼミ」」は、買う時期、売る時期が明記されている異色の投資本だっただけに残念ですね。まあ今の相場だと低PBR銘柄を選ぶことすら難しい状況ですので商売あがったりなんでしょう。つかオビのお車は低PBR銘柄の集中投資で獲得したのに、それを流用するってのは如何なものだろうか。過去の栄光にすがるの、イクナイ。

四季報活用本「株で勝つ！　会社四季報超活用法」は、四季報の読み方について指南してます。初めて四季報を眺める人にとってはソコソコ役に立つかもしれません。とはいえ、そこから投資アイディアに繋げる作業についてはあまり書かれていないので、その辺は他の書籍で補完していく事になるでしょうね。悪くは無いが、新鮮さもないので、ブックオフで似たような書籍を買い漁った方が安上がりのような気はします。