2016年1月17日日曜日

2695 くらコーポ - ジェイリバイブ (16.01.08週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

2695 くらコーポレーション


くらコーポは、回転寿司店を運営する企業です。四季報の同業他社に9828 元気寿司7421 カッパ・クリエイト3075 銚子丸

今週は、回転寿司業界で躍進を続けている「くらコーポレーション」をご紹介します。同社が直営展開する「無添くら寿司」の 既存店増収率は3年以上プラス基調を維持しており、ファミリー層を中心に強い支持を集めています。その背景には、まず安 心・安全に対する同社の強い意識が挙げられます。「無添」と店名に示す通り、四大添加物を完全に排除しているほか、米から 醤油に至るまで素材を厳選し、コピー食材は一切使用していません。また、制限時間を超えると商品を自動廃棄するシステム や、衛生的な皿回収システム、空気中のウイルス等から商品を守る寿司キャップなど、他社に先駆けて安心・安全に対する先 進的な取り組みを実行に移してきました。加えて、もう一つの大きな理由は、エンターテインメント性に溢れた店舗です。皿回収 と連動したゲーム、タッチパネル注文、オーダーレーン、携帯電話予約システムなど、快適さと楽しさを両立した仕組みが幾つ も取り入れられ、客を飽きさせない店舗作りが行われています。

さらに、近年では寿司以外のサイドメニューを一気に充実させてきたことも注目されましょう。生魚が苦手な顧客層も意識し て、ラーメンや天丼、イベリコ豚丼、カレー、コーヒー、揚げドーナツなど、既成概念を打ち破る商品を次々と投入して幅広い顧 客層を取り込むことに成功しており、同社が掲げる“食のテーマパーク”構想の実現に向けて着々と駒を進めています。

中長期を見据えた種蒔きとしては海外展開を進めており、既に米国と台湾での出店が実現しています。「無添」の安心・安全 を追求する姿勢はそのままに、その国の食文化と馴染む独自の食を模索しながら、将来の柱に育てていく方針です。こうして 独自路線を歩む異色の企業として、同社は厳しい外食業界での競争を勝ち抜こうとしています。

15.10.09からの続きです。


10月決算なので機関投資家に向けた説明会で情報が更新されたのかと思ったのですが、決算短信をみると、決算説明会すら開いていないんですね。なんで情報が更新されたんだろう。海外事業展開は興味ありますね。

IR資料室の月次からすると、12月はかなり好調だったようです。商品開発力が効いているのかもしれませんね。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160108.pdf

0 件のコメント:

コメントを投稿