ノルウェー政府年金基金の日本株比率 (2020年版) (Google Drive)
作業が終わりましたので公開します。
以下は議決権の多い順に並べました。
全体としては大きな動きは感じませんでした。ベクトル[6058]、エレコム[6750]あたりは利食いが入ったっぽく去年と比べると比率は落ちていました。
時価総額が大きいところでは三菱地所[8802]の比率が大きいのが気になります。同業である総合不動産大手の三井不動産[8801]、住友不動産[8830]の組入比率も高まっており、不動産への傾倒が見られます。コロナ禍で下がったところを狙っていたのかも知れません。
逆に東京電力ホールディングス[9501]、東京ガス[9531]を始めとする電力・ガス業は軒並み比率を落としています。日本たばこ産業[2914]が組み入れられてないのは従前通り。2020年から国際石油開発帝石[1605]が非保有になっていたのは驚きました。
ESG投資の影響をモロに受けてますね。
僕らのキトー[6409]はもちろん買い増し。よく分かっていらっしゃる =)。
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次に議決権が増えた順に並べました。
次に議決権が増えた順に並べました。
ノルウェー年金の特徴としてIPO好きというのがあって、IPO直後の銘柄を積極的に組み入れる傾向が強いのですが、例年と比べるとかなり控えめのような気はします。REITの方は相変わらず買いが多いかな。日本ビルファンド投資法人[8951]あたりはガチ買いしてますね。もしかして増資に応じたのかも知れません。このタイミングじゃないとあそこまで組み入れられませんからね。
本間ゴルフは香港市場への上場なんですが日本市場ってことに戻されたのかな。2018年に新規組入があり、2019年にJapanから外され、今回舞い戻ってきた模様。
日本エム・ディ・エム[7600]は、2016年までは組み入れられていたのですが、2017年から非保有になり2020年に舞い戻ってきました。ちょー久しぶり。
JTOWER[4485]は、買い増しています。とはいえ今年に入ってからレオスが売却を始めてますので来年の比率はかなり下がってる気はします。
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最後に投資額が多い順に並べました。
最後に投資額が多い順に並べました。
上記で話したとおり、三菱地所の組入比率の高さが気になりました。
ESG投資色を強めてる感じはありますね。
こんなところかな。
ノルウェー年金基金、2020年の組入銘柄が公開されてました。今週中にはいつものを纏めておきます(希望)。
— Mc.N@やばたにえんとうし (@SyncHack) March 2, 2021
今年のURLはこちら。相変わらず変わるよね、URL。https://t.co/89Q4G0VoVv
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