ノルウェー政府年金基金の日本株比率 (2021年版) (Google Drive)
作業が終わりましたので公開します。
おれたちのキトー[6409]、+0.57%買い増し、7位→2位にランクアップ!
パチパチパチ!長期投資を分かっていらっしゃる。もうね、ノルウェーしか勝たん。ボキュはノルウェーの人たちと頑張るようん(๑•̀ㅂ•́)و✧
去年との違いで気になったのは、去年1位だったタムラ製作所[6768]の売却ですかね。5%持っていたのを2%まで比率を下げています。大きくポジションを変更することは少ないのですが多分、去年6月のカタリストで大きく利食いしたのかと思われます。このタイミングでなければ捌ける株数ではありませんしね。
新規にBEENOS[3328]が組入らています。旧社名ネットプライス時代から組み入れられており、2016年に一気に売却されたようです。投資会社としての側面があり、組み入れるタイミングが難しい銘柄と思っています。どいう選択理由で組み入れられたのか気になります。
ノルウェー政府年金基金の特徴の一つに、積極的なIPO銘柄の組入があるのですが、今年は大きくポジションを取った銘柄は少なかった印象です。前年よりは銘柄数も控えめのように感じました。
会計上の問題を抱えているEduLab[4427]が新規に組み入れられています。去年末には決算発表延期、特別調査委員会の立ち上げ、監査法人の異動など不穏な動きがあったにもかかわらず組み入れ続けているのには違和感を感じました。粉飾絡みで上場廃止になっているグレイステクノロジー[6541]も買い増されていました。
運用は、日本の運用会社を通じて取引が行われているのですが、このような運用をしているようでは日本株の組入比率が削られても仕方がないと感じます。個人的には、日本通信[9424]、ベガコーポ[3542]、オリエンタル白石[1786]、くふうカンパニー[4376]あたりの新規組入も割と違和感があったりします。もしかして運用会社に一部変更があったのかも知れません。
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次に議決権が増えた順に並べました。
製造業で時価総額の大きなところでSUMCO[3436]、共英製鋼[5440]あたりですかね。日本電解[5759]、オキサイド[6521]あたりのIPO銘柄も製造業ですしね。去年のIPO銘柄を振り返ると、割と製造業の値持ちが良かった印象があります。
全体的には逆張りが目立つ感じですかね。とはいえ、コロナがマイナスに働く銘柄の組入は、避けられたように感じました。こいう時こそ内需の逆張りが後々効いてくるとは思うのですが、どうなんでしょうね。
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最後に投資額が多い順に並べました。
最後に投資額が多い順に並べました。
概ね薄く売却されている感じですかね。
SOMPOホールディングス[8630]、東京海上ホールディングス[8766]などの保険業の買い増しが目立ちます。米国の金融政策を睨んでの組入でしょうが、それなら米国株で補填すればいいのにとは思いましたね。
こんなとこですかね。
ノルウェー年金基金(2021年版)が投資する日本株のspreadsheet(Google Drive)を公開します。データはダウンロードして自由に使って構いません。
— Mc.N🚑あじあじエリア投資法 (@SyncHack) March 15, 2022
間違い・修正などあれば返信をお願いします。https://t.co/WFRJ8BLozr (Google Drive)
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