次のNISA枠に備えて年率5%の投資アイディアを更新してみます。組入れ条件は年率5%の投資アイディアまとめページを参考にしてください。
と言う事でピックアップしました。配当利回りは22.12.26終値。
- アルインコ[5933]
配当利回り 4.06%。優待有。
建設足場製造大手。新型足場を軸に成長中。事業PFに足場レンタルがあり利益率を落とす要因に。M&Aによる成長意欲が強い。
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配当利回りはギリギリ4%前後ですが直近、どの企業も足場需要が旺盛であること、価格転嫁が徐々に効き始めていること、業績悪化でも減配にはならないこと、優待があることを評価しました。資材価格高騰も日本以外の各国の景況感から落ち着くのではないかとみています。 - 信和[3447]
配当利回り 5.51%。
建設向け足場製造。旧型の足場の置き換えを狙って成長中。海外戦略が成長の鍵。
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配当利回りは文句なし。アルインコ同様、事業環境も悪くないし多分、価格転嫁も出来ていると思われる。安定配当の意思を感じることを評価。
- サンゲツ[8130]
配当利回り 3.77%。
インテリア用品商社。創業者から当時社外取締役だった安田さんに切り替わってから成長経営に変更。成長投資を続け、財務リッチだったB/Sを配当で還元。M&A積極的。
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今期、積極的な価格転嫁が上手く行ったのか利益を大きく伸ばしており、概ね中計最終年度の目標をクリアできる見込みになったのを評価しました。ただ来期以降の計画は公表されておらず、配当方針も打ち出されていません。積極的な投資ありきですと、もしかして減配になる可能性も捨てきれません。
それらを差し引いても面白い展開が期待できるとみています。 - ピーシーデポコーポレーション[7618]
配当利回り 5.14%、PBR 0.52倍。PC販売から会員サービスに移行中。
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事業PF再編中。PC販売を縮小している関係上、減収傾向にあることは変わらず。今期減収予想であっても配当を持続しているのを評価。自己資本比率も70%近く高いので減配は起こりにくいのではないか。 - ケル[6919]
配当利回り 5.04%、PBR 0.80倍。2020年からの戻し。
産業用コネクター製造。
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高財務、直近の上方修正、配当性向40%と配当重視の経営目標を評価。遊戯機器関連での売上上昇に期待。 - 蔵王産業[9986]
配当利回り 4.02%。2020年からの戻し。
業務用清掃器具の専門商社。輸入品が多いので円高有利。財務はピカイチ。
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高財務、円安傾向でも上方修正、減配でも高い配当利回りを評価。流石にこれ以上の円安には行きにくいとの見通しで再評価しました。
(12/25追記)
日銀の実質的な利上げにより円安トレンドが落ち着いたことにより、次点から引き上げました。輸入商材が多いので円高有利なのは魅力。設備投資意欲が回復することにも期待しちゃう。
以下、次点。
- ハードオフコーポレーション[2674]
配当利回り 3.74%。月次あり。
リユース店舗を展開。FC展開。物価高を反映してリユース市場が活性化。価格転嫁がしやすいことは強みのひとつ。
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2022年は物価高を反映して業績好調、リユース関連全般で株価が堅調に推移しました。この結果、配当利回りが4%を切ったことにより次点としました。リユース市場の成長性は続くとみていますが、利益率に関しては落ち着くのではないかとみています。 - ビーピー・カストロール[5015]
配当利回り 5.04%。
自動車に使われる潤滑油大手。高利益率を誇る。
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業績連動型の配当方針より減配続く。なおも配当利回りは4%を超えているものの為替の影響を大きく受ける事業のようで、今後も円安傾向で原油価格は安定しにくいのではないかとの懸念から次点としました。結局、配当以上に株価が下落しての高配当利回りなので印象はよろしくないです。 - センチュリー21・ジャパン[8898]
配当利回り 4.51%。
不動産仲介業の仲介。FC展開。センチュリー21という看板でサービスフィーを稼ぐモデル。不動産不況の時期でも安定した利益を稼ぎ出している。今後も大きく業績を崩すことは無いのではなかろうか。配当性向は50%程度を維持。流動性は少ない。
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安定配当を評価。成熟期から衰退期に向かってるあたりは気がかり。近所のセンチュリー21が閉店してたのも気になってる(´・ω・`) - 中電工[1941]
配当利回り 4.98%。
中国電力向け電気工事主体。安定配当続く。同業他社は九州電力系の1959九電工、東京電力系の1942関電工、関西電力系の1944きんでん、中部電力系の1946トーエネック、東北電力系の1934ユアテックあたり。
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資材高騰、労働者不足による下方修正が入ったものの配当維持は素晴らしい。ただ発注者である中国電力が不祥事を起こしており、その影響がもしかしてあるやも知れない、ということで次点としました。発注者がコストカットをし始めると、この手の工事が減っていく傾向はあるとみています。 - マーベラス [7844]
配当利回り 4.93%。安定配当。
ゲーム・コンテンツ関連。収益の安定性には疑問があるが好財務でありここ数年、減配を行っていないことを評価。中国のテンセントと資本提携。コンテンツ業界への中国資本の流入に期待。
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高配当ではあるが次点とした。
配当未定を懸念、株主総会に参加したが、色々違和感あり。TOB期待。 - アルヒ[7198]
配当利回り 5.46%。
住宅ローン大手。TOB(1500円)によりSBI子会社の連結子会社に。
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競争激化により減収減益、減配へ。株価下落傾向だがTOB価格からかけ離れた株価になることは考えにくい。経営環境の好転を期待しつつ配当を維持してもらいたいところ。 - セブン銀行[8410]
配当利回り 4.18%。
セブンイレブンの貯金箱。貸出業務が少なく銀行業というよりはATM入出金サービスが主力に近い。銀行業の中では飛び抜けて高い自己資本比率なのはその理由。地銀などのATM代わりとして担ってきたがキャッシュレス化や手数料値上げなどの影響により利用が減少(参考:コンビニATMで顧客離れ セブン銀利用、初の前年度割れへ: 日本経済新聞)。
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今期減収予想だが減配なく安定配当を評価。成長性を期待するなら2025年以降になりそう。
- 三井住友フィナンシャルグループ[8316]
配当利回り 4.39%。新規採用。
メガバンクのひとつ。
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代表的な銀行業の一角として採用しました。メガバンクならどこでも良かった、反省してない(´・ω・`)
来年、日銀総裁の交代が予定されており、その人事次第では金融緩和政策を中断する可能性を考慮。諸外国より物価は上がっておらず、現状の景況感からすると金融緩和を持続した方が「将来の子どもたち」への資産になるはずだが、現政権は増税を好んでいるあたり望み薄とみています。
となると早期の金利引き上げにより今まで虐げられていた(というかオーバーバンクで勝手に苦しんでただけのような)銀行業の収益が期待できるかもしれません。自ら不況を望むというのもアレですが、そいう政権です(´・ω・`)
(12/25追記)
12月上旬に用意した文なのですが、12/20の日銀会合により実質的な利上げが前倒しになり急激に株価が上昇したことにより、次点に切り替えました。もう少し引き付けてからの利上げを想定していました。次の日銀総裁次第ではありますが、今回の市場へのメッセージ性の強さからしばらく動かないのではないかとみています。 - 日本空調サービス[4658]
配当利回り 4.11%。新規採用?だったかな。過去取り上げてたかもしれない。
空調メンテナンス主力。高い売上成長は見込みにくいが安定した業績と積極的なIR活動が魅力。中計は3ヶ年ローリング型。
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2Q時点での決算が良くなく株価下落が続いており、久しぶりに配当利回り4%を超えていたので取り上げました。前期は投資有価証券の売却による特別配当なので除外しています。過去、大きな下方修正は記憶に無いので、年間を通じて帳尻を合わせてくれるのではないかとみています。 - アドヴァングループ[7463]
配当利回り 4.76%。新規採用。
高級石材を中心とした建材輸入商社。円高有利、高利益率、高配当、好財務。決算発表の早さであみやき亭と双璧(?)だが最近はあみやき亭の方が若干早い様子。頑張ってほしい。
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今期はデリバティブ取引の影響で為替利益が出ていますが、一時的な利益になるとみています。
去年、採用した銘柄は、配当利回りが下がっていないのでそのまま採用しています。
12/20の日銀会合の影響を考慮して新規採用を増やしています。行き過ぎた円安の影響の巻き戻し、アフターコロナからの経済復旧あたりが来年の投資テーマになろうかと。
そいや以前取り上げていたコマニーが非上場化しました。コマニーと双璧である小松ウオール工業[7949]を取り上げるか悩んだのですが、流動性があまりにも低いのと、オフィス需要の戻りが早いとはあまり思えなかったので今回、外しています。
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