3683 サイバーリンクス
サイバーリンクス [3683] 17/12期の売上構成比率では、和歌山県下でドコモショップを展開しているモバイルネットワーク事業が41%。ITクラウド事業が59%、うち、流通業向けが6割、官公庁向けが4割。ショップは安定的収益源だが、今後の伸びはあまり期待できず、官公庁向けは17年度の利益に失注により— 決算説明会 (@gantky1) 2018年3月12日
昨対▲115百万円の影響があったように、入札があるので安定性に欠ける。注目点は、食品スーパー向けと食品卸等その関連業界に絞ったシェアクラウドシステムの今後の成長性。食品スーパー1千社中、ネットスーパーシステム等、当社の付帯的なシステムを導入しているのは323社。基幹システム迄導入済は— 決算説明会 (@gantky1) 2018年3月12日
年商100~150億円クラスを中心に100社。年商1千億円超の食品スーパーでも使える基幹システムを開発し(昨年プレレリースし1社が試用中、正式版は今秋)、その導入を狙っている。年商1千億円1社で、おおよそ、従来の10社分の毎月の収益。地銀、信金等が、クラウドではないが共同システムを導入して(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年3月12日
サイバーリンクス(承前)しているように、食品スーパーでも、低コスト、かつ、逐次、ニーズに合わせてバージョンアップもされるこの導入メリットは大きいと思われる。また、流通食品卸売業向けにクラウドの受発注システム(EDI)を運営し、加工食品卸売上高上位10社中7社を含む209社が導入済。目下、償却— 決算説明会 (@gantky1) 2018年3月12日
負担等により利益は圧迫されているが、それが軽減してくる20年には経常利益11億円(18/12期同6億円)を見込む。21~22年にはクラウドの定常収入(課金収入)で固定費がカバー出来る見込。シェアクラウドのビジネスモデルはユーザーが増えるほど利益率が高まるのが魅力的で、今後の伸びをフォローしたい。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年3月12日
なお、インフォマート(2492)は外食中心のEDIで競合関係にないが、利益率等で当社の目標。今上期が前年同期比減益見込なのは、豊富なデータの活用を図るべくAI(ディープラーニング)の研究投資を上期に集中する為。 当社サイトの「個人投資家の皆様へ」https://t.co/WJKyWU2SeUは当社業容の把握に良い。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年3月12日
色々疑問がある。
- 携帯販売代理店にシナジーはあるのか?
まず何故シナジーがない携帯販売代理店を続けているのかがよく分からない。分割して事業売却したほうがよいのではないか。 - クラウド化はサービスのひとつ
例えクラウド化になったとしても囲い込みが上手く行くかどうかは別の問題で、サービス提供のひとつと思ったほうがいい。 - クラウド化による利益率低下
クラウド化は、ソフトウェア開発のストック収入として有望なんだけどパッケージからクラウド化に移行する際に利益率が落ちる傾向があるのは注意が必要かと。 - ソフトウェア事業の利益率が低い
そもそもメイン(と思われる)のソフトウェア開発の利益率が低いというのも気がかり。パイが飛躍的に広がる見込みの産業ならまだしも、食品スーパーという小さめな事業なのもどうなんだろうか。数が捌けないのに研究開発費が嵩むようだと利益は頭打ちだろう。
現状で必要なのは研究ではなく営業じゃまいか。
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