今日の逆シグナル (9/29)
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ - 今日の本
日経BP社 (2014-05-14)
売り上げランキング: 1,499
売り上げランキング: 1,499
【50%ポイント還元】1,000冊以上対象 日経BP社キャンペーン対象の書籍だったので急遽取り上げることに。10/1までだ急げ。
この書籍は、ひふみアカデミーで紹介されていた書籍で、レオス社の湯浅さんが紹介していた書籍でして、彼曰く「付箋紙だらけになるよ」と言ってまして嘘くせえと思いつつ、即日古本で購入しました。
結果、付箋紙だらけになりました =)。
この書籍は、米国のバンドであるグレイトフル・デッドが行っていた運営について焦点を当てた書籍です。音楽業界は、今でも閉鎖的な業界で、そんな中で彼らは真逆であろうマーケティングを行い、見事、全米に知れ渡るバンドにまで成長したストーリーが描かれています。
例えば、彼らは自由にライブを録音させてお友達に配布することを許しています。音楽業界はCDの売上が落ちる考えられない行為とされていましたが、録音テープを通じ、口コミで多くのファンを魅了することに成功しています。それまで常識と思われていた行為を敢えて破壊する実験を繰り返すことで様々な発見をすることになります。
ライブのチケット販売が売上を占めることになるのですが、彼らはチケットを販売するのに中間業者を排除し、直接販売を行っています。直販することにより、間接的なマージンを排除し価格を抑えることができるし、ファンと直接繋がることで満足度を向上させることに成功しています。
こんな感じで、今までの慣行を打ち破ることで成功してきたバンドのお話です。
---
これってひふみ投信がやりたかったこと、そのまんまですよね。
投資信託というのは、投資の中ではかなり印象が悪いでしょう。投資信託は軒並み、販売手数料、信託報酬等のコストが高く、コストの割に満足度が低いのが殆どでしょう。運用実績が陰りを見せたあたりで、穂歌の投資信託への乗り換えを勧め再度、手数料を稼ぐというビジネスが一般的です。また投資信託は、銀行窓口や証券窓口等の中間業者を介して販売するので、更にコストが上乗せされます。こんなビジネスモデルなので、投資信託は、投資家に不利な商品であるという認識が強いでしょう。
ひふみ投信は、自ら運用する投資信託を直接、お客さんに販売をし極力、コストを下げる工夫をしています。またひふみアカデミーという月一回の報告会を通じ、運用状況の説明を行うことで、運用の透明性を確保しています。実に気の長い活動でしたが、今では予約が困難なほど人気のあるセミナーになっています。
実は、ひふみアカデミーに参加して口座を開設したんですよ。少なくとも一人はファンを獲得することに成功しています =)。
ひふみ投信には、投資信託の閉塞的なビジネスに風穴を開けてもらいたいんですよ。投資信託を通じて、投資や会社に興味を持ってもらえる人が増えたら、世の中がもっと良くなることを確信しています。ぜひ頑張って。
---
とまあ、ビジネス書っぽい感じの書籍なんですが、断片的に色んなアイディアが流用できるかもしれません。
読んでおいて損はしませんよ。
この書籍は、ひふみアカデミーで紹介されていた書籍で、レオス社の湯浅さんが紹介していた書籍でして、彼曰く「付箋紙だらけになるよ」と言ってまして嘘くせえと思いつつ、即日古本で購入しました。
結果、付箋紙だらけになりました =)。
この書籍は、米国のバンドであるグレイトフル・デッドが行っていた運営について焦点を当てた書籍です。音楽業界は、今でも閉鎖的な業界で、そんな中で彼らは真逆であろうマーケティングを行い、見事、全米に知れ渡るバンドにまで成長したストーリーが描かれています。
例えば、彼らは自由にライブを録音させてお友達に配布することを許しています。音楽業界はCDの売上が落ちる考えられない行為とされていましたが、録音テープを通じ、口コミで多くのファンを魅了することに成功しています。それまで常識と思われていた行為を敢えて破壊する実験を繰り返すことで様々な発見をすることになります。
ライブのチケット販売が売上を占めることになるのですが、彼らはチケットを販売するのに中間業者を排除し、直接販売を行っています。直販することにより、間接的なマージンを排除し価格を抑えることができるし、ファンと直接繋がることで満足度を向上させることに成功しています。
こんな感じで、今までの慣行を打ち破ることで成功してきたバンドのお話です。
---
これってひふみ投信がやりたかったこと、そのまんまですよね。
投資信託というのは、投資の中ではかなり印象が悪いでしょう。投資信託は軒並み、販売手数料、信託報酬等のコストが高く、コストの割に満足度が低いのが殆どでしょう。運用実績が陰りを見せたあたりで、穂歌の投資信託への乗り換えを勧め再度、手数料を稼ぐというビジネスが一般的です。また投資信託は、銀行窓口や証券窓口等の中間業者を介して販売するので、更にコストが上乗せされます。こんなビジネスモデルなので、投資信託は、投資家に不利な商品であるという認識が強いでしょう。
ひふみ投信は、自ら運用する投資信託を直接、お客さんに販売をし極力、コストを下げる工夫をしています。またひふみアカデミーという月一回の報告会を通じ、運用状況の説明を行うことで、運用の透明性を確保しています。実に気の長い活動でしたが、今では予約が困難なほど人気のあるセミナーになっています。
実は、ひふみアカデミーに参加して口座を開設したんですよ。少なくとも一人はファンを獲得することに成功しています =)。
ひふみ投信には、投資信託の閉塞的なビジネスに風穴を開けてもらいたいんですよ。投資信託を通じて、投資や会社に興味を持ってもらえる人が増えたら、世の中がもっと良くなることを確信しています。ぜひ頑張って。
---
とまあ、ビジネス書っぽい感じの書籍なんですが、断片的に色んなアイディアが流用できるかもしれません。
読んでおいて損はしませんよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿