2015年10月22日木曜日

今日の雑談 (10/22)

6027 弁護士ドットコムCloudSign(クラウド電子署名サービス)が面白そう


割と無風だったので取り上げてみる。要は契約書のクラウドサービスです。

契約書の電子化(PDF)は、文章の改ざんなどが行われても、それを判断するための手段がないことが問題でした。「改ざんしたんじゃないのか?この契約は無効だ!」ってね。で、この問題を解決する手段のひとつとしてAdobe社は「PDF電子署名」という技術を開発しました。今回のクラウドサービスはその技術を応用しているものかと思われます。技術的に公知でして、2006年あたりからあるIT技術です。IT技術にしては歴史のある技術なんですよ。

PDF電子署名は、公証役場や帝国データバンクでも一部に使われているようです。


でもこの技術はイマイチ流行らなかった。

運用が面倒くさいんですよ。特殊なソフトウェアをインストールしたり、書類に電子署名を施すのにも高価なソフトウェアを購入しないといけない。初期コストが高く、使い方が分かりにくいという欠点があったんです。

今回のCloudSignは、面倒で初期コストが高くつくという問題点を解消するためにクラウド技術を用いて解決するのが目的のようです。一部の企業だけが活用できた電子署名を比較的安価で運用するためのサービスなんですな。

法的に電子署名は有効かどうかが争点になりそうですが通常の使用法では問題ないでしょう。改ざんが行われたかどうかの判断で技術的に無効であると証明された時が問題になりそうです。まあ、随分揉まれている一般的な技術なので大丈夫だとは思いますけど。

このサービスを弁護士ドットコムがやるってのが興味深い。契約書での問題がでれば、それこそ弁護士の出番でしょうし、変なシナジーがあります。サービスとしても法的な安心感が得られるというのもあるでしょう。

もう一つ面白いのはAPIを公開する予定があること。APIを公開することで様々な企業がこのサービスを自分のサービスに組み入れることが可能になります。

契約書の管理は外の人事や会計のソフトウェアでのシナジーが高いとみています。freee等のクラウド会計ソフトとの相性は抜群でしょう。対応してきたら更に認知度が広がるかもしれません。他の企業が同じようなサービスを展開する可能性もあるかもしれませんが、最初にサービスを出せたのと、それが弁護士ドットコムであることの一種の安心感がこのサービスの強みではないでしょうか。

導入予定の企業にクラウドワークスとかSBI証券とかが名を連ねているんだよねえ。実際に運用が始まったらまた状況が変わるかな。


GoogleやEvernoteが同様のサービスを展開したらちょっと怖いかも。

面白いと思うんだけどねえ。



爆買い特需、そろそろ天井?



9月の月次や統計で色んな憶測が出始めてますね。

今までのように楽勝ムードで需要が順調に増えていくということはなくなるかもしれませんが、爆買いが一巡して需要がパッタリ止まるとも考えにくいんですよね。新興国が景気後退局面に入っても、ある程度の需要は残ってると思うし、それこそ純粋に観光として訪れる機会は増えると思うんですよ。今まではその手の情報が入らなかったから、訪れにくかったのではないでしょうかね。

為替と原油価格には注意したほうがいいカモ。

円高(ドル円100円くらい?)になれば買い物のメリットは少なくなりますし、原油高になればサーチャージが増えてコストが上がってマインドが冷めますからね。


6173 アクアライン、ようやく来ましたね



どうも今回のストップ高は株式新聞が演出したものらしい。数日もすれば飽きるとは思うが、S高で少しは認知度が上がったかな?

まあアレです。

この銘柄は成長シナリオが書きやすい銘柄だとは思ってます。決算説明会さんが取り上げたのは偶然ではなく、機関投資家向けのガイダンスを開いた結果でしょう。それを見ていた株式新聞の人が取り上げたのも偶然ではないんですよ。

ぼんやり決算説明会さんのツイートを眺めてんじゃねえぞって話。


IPOが外れたことを表示してくれるサービスェ、、、orz




助かるが嬉しくはない。

つか他の証券会社にこそやって欲しい通知ではある。

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