ノルウェー政府年金基金の日本株比率 (2012年)
ようやく作業が終わったので公開します。2006~2012年まで記載しています。
今回は、Google Drive(旧Google Docs)のセルの制限が大幅に緩和されたようで、日頃更新している作業用のExcelデータをそのまま公開しました。意味も分からずExcel関数を多用していてやや重い作りになっていますがご了承願いたく。
何か間違いがあったらmentionsでも送ってもらえると幸い。
比率は「Ownership」を参照しました。議決権行使と優先株を含めた比率と思われます。「Voting(議決権株式)」というのもありましたが、両方とも同じ数値です。議決権行使では5%を超えないよう運用しているらしいのですが、パイオニアのように大株主として存在感を出す場合もあるようです。
volumeはクローネ(NOK)ベースです。正確に知るには毎期ごとの円ベースで変換する必要があるかもしれませんが面倒なのでそのまま参照しています。
比率は「Ownership」を参照しました。議決権行使と優先株を含めた比率と思われます。「Voting(議決権株式)」というのもありましたが、両方とも同じ数値です。議決権行使では5%を超えないよう運用しているらしいのですが、パイオニアのように大株主として存在感を出す場合もあるようです。
volumeはクローネ(NOK)ベースです。正確に知るには毎期ごとの円ベースで変換する必要があるかもしれませんが面倒なのでそのまま参照しています。
ノルウェー政府年金基金とは何ぞや?
世界第2位の年金基金です。ちなみに1位はダントツでGPIF、つまり日本の年金基金です。
ノルウェー政府年金基金は2通り分かれていて、一般的にポートフォリオが公開されているのは「Global」と呼ばれている方です。石油からから得た収入が資金として投入されているようです。資源がある国は羨ましいですね =)。
- Holdings - NBIM
本拠地。毎年リンク先が変わるので探すのに一苦労。英語ならまだ理解できるんですが、現地語から英語のページを探さないといけない場合があって見つけるのが辛い。 - ノルウェー政府年金基金 - Wikipedia
- 年金積立金管理運用独立行政法人 - Wikipedia
ノルウェー政府年金基金の見どころ
今回の表は、一般公開されているデータから会社名、証券コードを抽出し、前年との比較を行っています。
特徴は以下の通り。
- メリハリの効いた運用方針
見てもらえれば分かると思うのですが、TOPIX等の株価指数に用いられているような浮動株比率に応じた運用とは異なり、かなりメリハリを利かせた出資を行っています。 - 外需より内需中心
世界全体を投資先としているのでグローバル企業としての魅力が高い銘柄が少ないのかもしれません。 - 長期運用
年金運用らしく、多くの株は長期で保有してくれます。 - イベント投資?
その年のテーマになるような銘柄を組み入れることがあるようです。勿論額が額ですので複数の運用会社に依頼しているのかと思われますが、例えば太陽電池関連の6255 NPCやら創薬ベンチャーである4565 そーせいグループやら不動産流動化である4321 ケネディクスやらナカナカ理解しにくい銘柄を組み入れていたり、なんか色々凄いです。 - IPO好み?
最近、上場したての銘柄を組み入れることが多くなったように感じます。3175 エー・ピーカンパニーやら9419 ワイヤレスゲート等、相当日本市場に詳しく無いと投資するには難しい銘柄が多々入っています。面白いですよ。
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