FXってセクター、面白くね?って話。
- 証券優遇税制の終了
来年から証券優遇税制が無くなるじゃないですか。となると今まで税金面で優遇されてた株勢でFXに流れ込んでくるんじゃないか、と妄想しています。どちらかというと税金面では改善された方ですし、消費税増税の影響も受けません。庶民の娯楽としてのFXが根付いてきているのかもしれません。 - 成長期から成熟期へ
成長期には雨後の筍が如く、様々な業者が参入してきました。が、最近になってその手の聞いたことのないFX業者はとんと聞かなくなりました。概ね勝者と敗者がきっちり分かれた、というのが今年のような気がしてなりません。
広告費を考えたら新規参入はかなり難しくなった状況でしょう。 - 比例する取引数と株価
通貨の取引数が増えるとFX関連業者の株価が上がる傾向にあるようです。日経平均とFX取引数は必ずしも連動する訳ではないようです。株売買が中心の証券会社とはまた違った株価の推移になります。 - くりっく365がオワコン
税金面での優遇がなくなった今、くりっく365で取引するメリットは皆無でしょう。店頭取引が中心になってくればその分、利益が増えます。
で、いつもなら直接FX業者を弄るのではなくFX関連業者を弄ってるのですが、今回はちょっと状況が違う。ヲチしている銘柄は以下の通り。
- 3623 ビリングシステム
FXでは常識的に使われているクイック入金はビリングシステムが運用しています。入出金を繰り返す度にチップが稼げる素敵ビジネス。だが今の時点の株価だと値ごろ感は全く無し。色んな思惑があるんでしょう。 - 4340 シンプレクスHD
証券売買のシステムを証券会社に販売している銘柄。だが今年春にMBOしてしまった。金子さんェ、、、
仕方ないのでFX業者で検討してみる。まずは情報収集。
- 有力FX企業15社の月間データランキング-2013年9月- - 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
FX業者の統計情報。毎月発表している様子。 - 店頭FX月次速報 : 一般社団法人 金融先物取引業協会
取引高の月次。
FX業者銘柄は以下の通り。
- 9449 GMOインターネット
関連子会社にGMOクリック証券。取引高1位。優待有。 - 8699 澤田ホールディングス
出資先に外為どっとコム(37%)。口座数1位。 - 4689 ヤフー
子会社にサイバーエージェントFX。取引高3位。 - 8732 マネーパートナーズグループ
取引高5位。月次有。 - 8711 FXプライムbyGMO
GMO子会社。取引高6位。月次有。 - 8698 マネックスグループ
取引高7位。 - 8704 トレイダーズホールディングス
口座数6位。 - 8728 マネースクウェア・ジャパン (M2J)
口座数10位。月次有。優待有。
この中で面白そうなのは運用コスト削減を実行したマネーパートナーズとFXプライムあたりかな。FXはシステム運用費がコストの殆どを占めてるので、コストダウンが利益に直結します。両社は今期、恒久的なコストカットを行っているので今年の利益は去年より大幅に上がるでしょう。
穴馬としてはヤフーを挙げたい。集客で大きな力を発揮できるし、最近の無料戦略の一つとして(活用していいものかは分からないが)一角に入ってくることは間違いないだろうとみています。コスト削減を自社で行う事が出来れば化けるかもしれません。
大穴はGMO。随分と株価が評価されてしまってはいるものの、今回の新BOで飛躍的な利益を計上するという妄想をニコ生主から読み取った。明らかに手数料ボリ過ぎと思うんだわ =)。
口座数の多いFX業者なら買収される可能性も否定できないでしょう。プレミアムが乗りますのでこれも狙い目かも。
取り敢えず年明けのFX月次に注目しています。それからでも遅くは無いでしょう。
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