2169 CDS
CDSは、説明書作成、FA事業、技術サポートを行っている企業です。四季報の同業他社に7812 クレステック、2185 CMC。
CDS [2169] 15/12期の営業利益は前年比3%増だが、当初計画比では6%減。今16/2期の営業利益も昨対1%の微増の計画と、収益面では踊り場が継続している印象を受ける。その要因として、主力のドキュメンテーション事業は効率化で利益面での落ち込みは避けられたが、シャープ等— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月3日
@gantky1 顧客の新機種開発計画の抑制等の影響により減収傾向にあり、今後もそれが続くと見られる事が大。また、エンジニアリング事業も民間向け事業展開の遅れで苦戦。但し、かつて三菱自動車工業から買収し、同社向け売上高構成比率が75%(残り三菱ふそうトラック・バス等)の技術— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月3日
@gantky1 システム部門は同社の業績回復を受け好調(昨年の商品のスポット売上5億円がなくなる為、売上高は昨対4億円減少だが、仕入商品で利幅少)。今後の成長戦略は、M&Aもおこない、エンジニアリング事業でのロボットビジネスの確立を図るとの事だが、ロボットの生産ではなく、— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月3日
@gantky1 システムインテグレータとして、食品工場等その現場に最適のシステムの提案とプログラミングを含むその構築をおこなう業務である。同分野での競合相手に上場会社はなく、主に独立系の中堅企業以下との事。当社の技術力は高いが、荒利があまり取れない業務である事が課題と。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月3日
ドキュメンテーション事業がメインとはなっていますが、比率としては上記の3本柱で2:1:2程度の売上になっています。家電系のマニュアル作成がメインでして、シャープもメイン顧客とのこと。IRに影響を聞いてみたのですが、速やかに需要が減るものではないとの見通しでした。同業他社も同様に売上を減らしているので、今期はこの分野は厳しいかと思われます。
FA事業は、上場後まもなくM&Aで取り込まれた事業かと思いました。FAというとファナックのイメージになるのですが、やはりこの分野も大きな成長は見込みにくいでしょうね。
技術サポートですが、これは大きく伸びる要素があります。
子会社の株式会社MCORでは、自動車メーカー等の開発部門の中核システムであるCAD、CAE、BOMなどの技術系システムの開発ならびに運用業務の受託を主たる事業とする技術システム開発事業を行っております。
決算短信から、自動車関連の派遣・請負をメインにしている子会社が好調のようです。よく考えたら今ナウな話題の三菱自動車の請負が多く含まれている訳で、不安要素がありますね。
纏めると、ドキュメンテーション事業を軸としてM&Aで成長をしていく方針のように感じました。ただシナジーがあるM&Aかどうかはビミョーでして、変に資本を食いつぶさないか心配があります。
どうなんでしょうね。
どうなんでしょうね。
3916 デジタル・インフォメーション・テクノロジー (DIT)
デジタル・インフォメーション・テクノロジー [3916]売上高構成比率では、金融系業務システム等のビジネスソリューションが6割(顧客からの直接受注のプライム比率内3割)、組込ソフト3割(内5割車載関連)、コンピュータ販売事業(含む他社製既成ソフト)・その他事業計1割。注目点は、— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月2日
@gantky1 独自ソフトで、特に、webサイトの改ざんの瞬間修復をおこなうWebARGUSは注目されている。要は、侵入されても当ソフトでwebサイトの 正常運用を維持しつつ、その間に長ければ1か月かかる脆弱性の解明と根源的対応をするというコンセプトのようだ。Web改ざん検知の— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月2日
@gantky1 競合ではトリップワイヤがあるが、(即時の)復旧機能はなく、当社製が優れていると。当製品の売上高は非開示だが、自社商品の売上高は、今上期は前年同期比倍増だが、金額2億円とまだ小さい。将来的には海外での販売も検討。16/6期上期の通期予想に対する進捗率は前年度が— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月2日
@gantky1 57%に対し66%、3Qの実績を見て(上方)修正を検討との事。中期見通しとして、16/6期の見込みの売上高88億円、営業利益4億円→3~5年内に売上高100億円、営業利益10億円。システム系としては、中堅にも満たない規模だが、材料的には注目される。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月2日
'15/06上場。
WebARGUSの改ざん検知機能は、やっぱりTripwireが競合になりますよね。Tripwireは歴史が長くオープンソースとして広く配布しているので、技術者達の経験値が高く使い勝手がいいです。昔からの技術者ならまず選択肢に上がるソフトウェアになります。既存のユーザーを取り込むのは難しいでしょうね。
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