- 震災による、生産設備への直接の影響は受けていない
国内では静岡がメイン。 - コンポーネント事業、主に車載関連に出荷の遅れが生じている
上半期には回復予定。 - 部品調達
震災ではコンデンサー関連のメーカーが多くプリンター関連で影響があった。復旧が早かったので今後は問題は無いだろう。 - 売上の増加の殆どは工作機械の状況の良さ
特に欧州の設備投資は積極的に進んでいる。 - 売上に対する為替の影響は強い
- セグメントの進捗
- 特機事業
クレジットカードを一体としたプリンターが売れている。南米の売上が伸びている。マイアミに拠点を設けた。新興国をターゲットとしたローコストのプリンターを開発中。 - コンポーネント事業
車載用の音響部品に集中したが、音響部品の伸びは少なかった。年内までに再度見直し。レアアース(ネオジウム)の高騰が厳しい。ネオジウムは耐熱性が高く代替が無い。 - 工作機械事業
引き合いはいい。受注に生産が追いつかない。4ヶ月先の受注は受け付けていない状況。7~8月で何とか受注に追いつきたい。新規事業による工場の習熟度が上がらないので対応が難しい。2月の予想よりアジアのウェートが減って、米国、欧州が増えてきている。上ブレる可能性は高いのではないか。 - 精密部品事業
タイへの設備投資を6億円増。 - 自社株
出来れば株式交換でM&Aとして使いたかったのだが、現時点では難しい。これ以上、いい案件に巡り合えないのなら3年後までに償却を考えたい。 - 中国の高騰する人件費
去年30%上がった。今年も最低賃金が15%位上がる予定。中国では行員を雇うときの福利厚生費が多く必要になる。東南アジアはその必要が無い。東南アジアと比べてメリットが無くなった。今、中国には投資していない。13億人の消費マーケットの魅力はあるが生産工場としての魅力は無い。政治の交代によるリスク。来年は政治・経済で大きな変革があるのではないか。
工作機械に利益が左右されやすく、非常にシクリカルな状況。これを何とかしたいと考えている様子。
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