2016年12月31日土曜日

2016年:今日の売買、今年の売買、来年の売買

2015年:今日の売買、今年の売買、来年の売買からの続きです。

今日の売買


6502 東芝に持って行かれましたorz。


10:40分あたりの売買高上昇をみて、取り敢えず乗ってみようと思い、284.0円で購入、直後、利食い売りに押され280.0円あたりまで下げ、その後、半戻ししたものの急激に売買高が減ってしまい、281円で撤収。

とほほ。

7590 タカショーを全部放流しました。


12月の権利最終日(12/26)、権利落ち日は、出来高が盛り上がったのですが、その後、特に盛り上がることのない出来高が気になり早期撤収を検討。ちょいちょい売却はしていたのですが今日、全部落としています。

手数料含めても1.9マソは確保しているので良しとしましょう。


今年の売買



今年は年初からお手伝いをすることになり、いつもの長期投資から短期投資を組み入れようとしたのですが、結論からすると短期売買は出来ていませんでした。つか、今日の東芝の売買をみても私にセンスはないんです。信用口座は作ったのですが結局、この口座で売買することはありませんでした。

今年の2月のチャイナショックでは、対応が出遅れてしまいかなり溶かしてしまいました。この時点で、円安銘柄を始末し、円高銘柄に切り替えました。この対応が良かったのか、その後の大きな急落に付き合うこと無く割とマイルドな運用ができたと思います、米国大統領選までは。

当初、どちらが選ばれようとも米国内需は堅調だろうとみていたので、米国株自体はそんなには下がらないだろうと、大きくポジションを変更することは行いませんでした。この読みは当たってたと思うのですが、その後の対応が不味かった。米国債の金利上昇を伴った急激な円安と、大型株、特に銀行株急騰に対応が出来ませんでした。

いつもの事ながら金融相場は相変わらず苦手ですorz。

トランプ相場からは資産が増えることは無かったですね。

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やられた銘柄で記憶に新しいのは、3686 DLE3681 ブイキューブですかね。

どっちもMSワラントを食らってます。増資するのは否定しないけどMSワラントは止めていただきたいのですよ。印象が悪すぎる。特にブイキューブは株主総会後、すぐでしたからね。円高の影響を受けて思いっきり業績を悪くして株価を下げて結局、今回の増資から資金調達できていないしもうね。今後は漢らしく公募増資で調達していただきたく。公募なら株主を増やすことにも繋がります。

売ったり買ったりで損失を和らげる方向でいるのですが、ポジションは減らし気味です。

上手く行った銘柄ですと3895 ハビックスが上手くハマりました。

理屈は簡単で、不織布の需要が旺盛で去年から工場への設備投資が行われていて、今年の販売数量が伸びることが期待できました。紙・パルプは、原油安・円高が有利になるセクターでして、業績が悪くなることはあまり考えられなかったので仕掛けやすかったです。去年の秋口から泣きながらナンピンしていたかいがありましたとも =)。

トランプ相場まで持ち続けていたのですが、円安と原油高で見た目のP/Lが悪くなると判断し、全部売却しています。

興味深い銘柄ですと6200 インソースですかね。

当初、積極的に買う意志は少なかったんですよ。IPO銘柄の中で割と業績が悪くないのに株価が伸びなかったのを気にしてました。同業他社の2170 L&Mは順調に株価を上げてるのも気になってたんですが、L&Mは直近、不適切会計でやらかしてましてそいう銘柄はしばらく敬遠することにしていて、買えなかったんですよ。

そんな中、短期売買用に口座を作った松井証券におカネが入ってたんですよ。松井証券って現物10万円以下の売買なら手数料無料なんですよええ。あの時、株価が700円程度で、なんか暇つぶしに一日1単元買ってたんですよ。これが24回位続いて、我ながらバカだなあと思ったものでした。ボロクソだった松井証券の口座がプラスになったのはインソースのお陰です。ありがたいことです。

1100円あたりで半分売却し、残りは放置してます。


来年の売買


米国相場次第でしょうか。

今の所、これといった軸が見つけにくいのですが、米国債の急落さえなければ110円程度の円安は維持したままの状況であろうと考えています。再度、ドル円107円以下になることがなければ、円安で利益が出やすい銘柄が有利と見ています。円安になってから2ヶ月程度ですので、織り込むのはもう少し先でしょう。3Q決算でも強気に出ることはなく、4Q決算あたりで方向性が出る、かなあと考えています。

円安によるインバウンド需要越境ECの盛り返しにも期待ができるでしょう。今も訪日外国人が増え続けているものの最近の円高で若干陰りが見えていました。まずは来年2月の旧正月でどの程度復活するか、期待しています。

内需はネガティブにみています。

円安で企業の景況感は伸びるもののそれが消費者まで降りてくるとは思えず、再びデフレ傾向に向かっているように感じています。人材不足も解決できず、かといって従来の長期労働を続けることも難しい環境になっています。大企業は、派遣よりもアウトソーシングを増やさざるを得なくなるはずです。人材派遣、アウトソーシングの置かれている環境は依然、ポジティブなのですが、株価は以前のようなバリュー感はなく、成長産業として株価が織り込まれるとみています。


ということで


今年も大きく負けることはなかったものの大きく勝つこともありませんでした。相変わらず労働意欲が沸かないのもどうしたものかと言ったところでしょうか。

社会復帰のためのお手伝いも、いつの間にか事業に組み入られた感があり、今後の方向性も未だによく分からない状況だったりします。そんなこんなでも今の出力量は保ちつつ、頑張っていきたいなあとは思ってます。


ということで皆さま、よいお年を =)

今日の雑談 (12/30)

株主として補助金を利益として計上するのはどうなんだろうな、と悩むわけなんですわ


ことし倒産した介護関連の事業者は先月末までですでに全国で97件と過去最多となったことがわかり、調査に当たった民間の信用調査会社は「介護報酬の引き下げや深刻な人手不足が影響しているのではないか」と分析しています。
-- ことし倒産した介護関連事業者 過去最多に | NHKニュース

newspicksのコメントを読んでいて、分かっている人とそうでない人がくっきり別れていて興味深いなど。ケアサービスの福原さんが的を射ているのですが、お茶を濁しながら説明をしているので気が付かれないかもしれないな、とは思った。

私は、政府からの補助金の配り方が資本社会にマッチしていない、というのが結論です。


  • 何故賃金が上がりにくいのか?
    生産性が低いからです。生産性が低いと賃金が上がらない理由については、ゴッドランドの経済学 - 山形浩生の「経済のトリセツ」を読んでください。
    介護士の生産性を上げるなら、請け負う顧客の数を増やすか、顧客から貰う賃金を増やす必要があります。前者は、例えば設備投資によって介護の現場を楽にするやり方が一般的ですが、中小企業ではその費用を捻出するのは難しいでしょう。後者は政府の補助金に頼る限り難しいです。
  • 経営者の質が低いのでは?
    高くはないです。せいぜいラーメン屋の店主程度の能力でしょう。
    参入障壁が低いのが原因でしょう。労働者の質は高くある必要があるのですが、経営者はそうではありません。この点は中小企業の人材派遣の経営者とノリが同じです。
    規模が小さい内は、補助金のお陰で乗り切れることが多いのも参入障壁が低い理由でしょう。ここでうっかりゴージャスな介護用自動車を買ったりしたりしようものなら、借金返済で首が回らなくなり倒産まっしぐらってこともあるわけです。補助金に依存していようものなら、補助金が減額されただけで手のうちようが無くなります。
  • 補助金増やせば解決するのでは?
    中途半端な補助金の増加は多分、状況が悪化します。
    おカネを湯水のように使っていいのなら、この手の事業を全て公務員化すればいい。多分、政府が破綻するとは思いますが =)。
    補助金を高くすると、その補助金目当てに起業する事業者が群がります。やってることは人材派遣と大して変わりませんからね。競合が増えると人件費に費やす費用が増えます。人材の奪い合いですね。そのため労働環境を向上させるための費用が不足し、人件費だけのギリギリの経営になります。まあしっかり役員報酬も貰ってはいるんですがね。
    ここで問題になるのは補助金の配り方でして、人頭とサービスに対して支払われるのですが、ある程度の規模になると削られます。補助金目当てだと規模を大きくするメリットがあまりなく、赤字ギリギリのぬるま湯経営になりがちです。で、補助金が削られるだけで経営が成り立たなくなります。
    厚労省も酷いもので、ちょいちょい補助金で設備投資を促すのですが、税収が悪化すると急に補助金を削ってしまうことが多く、経営者に対する梯子外しが横行しており、容易に設備投資が行えない話も聞いています。


昨日だったかNP上で書店の倒産について、現役の書店経営の方から『書店経営者は財務諸表の読み方を知らなさすぎる』という指摘があったけれども、この件も本質は同じ。
-- 介護職員 給与増加は4人に1人にとどまる

デスヨネー。

数ヶ月前にも同様の内容の記事がありコメントをした記憶がある。
その時も書いたけども、介護事業者のほとんどは在宅介護サービスでほとんどの費用が人件費なので、倒産の仕様がない。つまり、この66件はいわゆる土地や建物を必要とする施設系か無計画に設備投資しちゃった事業者なのだろう。
-- 介護事業者の倒産 過去最多に 

倒産する理由は概ね過剰な融資によるものでしょう。割とよくある補助金の変更で首が回らなくなるってのがあるわけです。

ひとつはデューデリジェンスの難しさとディールサイズが小さいこと。施設系にしても在宅にしても、売り手買い手の双方だけではなく、仲介の金融機関やブティックが介護保険を理解した上で適正価値がつけられるのか。

もうひとつが、介護は各サービスに法令上の人員基準があり、また労働集約型産業なので、売上を伸ばすにはスタッフも同時に増やすことが大前提であること。
そのために、仮にM&Aを打診する場合、相手先のキーパーソンやスタッフがまとまった数辞めてしまうリスクを考えた上でのディスカウントリスクを考慮する必要があります。下手したら、買収したはいいけれど、スタッフがいないので継続できないということだけは避けないといけないわけです。
-- 三重苦に悩む介護業界、再編・合併は進むのか(金子洋文)

サービス業のM&Aでは陥りやすい罠ですよね。去年のエスクリが同じ流れでしたっけ。

サービスが人に依存する事業は、従業員のフットワークが軽いんですね。今の人手不足の環境なら引く手あまたですしね。

--

賃金を上げたければ生産性を高めましょう。

生産性を高めるには設備投資が必要不可欠です。この手の補助金を削るのは悪手かと思われるのですが、政府のコスト削減の対象として白羽の矢が刺さることが多くあります。

補助金の配り方を考える時期に来ていると思っています。

資本が分散し、中小企業の居心地がいい環境を維持するというのも雇用面では悪くないのかもしれませんが、生産性は上がりません。規模を大きくし、設備投資によって少人数でもサービスを多くこなせるようになることで、結果的に従業員の方の負担も減り、賃金が上昇します。

タバコ屋やケーブルテレビのように地域独占型にしてしまうやり方もあろうかと思うのですが、この場合、経営者によってサービスの格差が大きく開きます。タバコ屋はせいぜい販売機の数が少なくなる程度ですが、ケーブルテレビのサービスってピンキリじゃないですか。値段が安く、サービスが豊富な地域もあれば、ぜんぜんやる気のない企業が居座って一向にサービスが増えないという地域もあります。

介護ロボのような画期的なアイディアに政府が積極的におカネを投じる、というのはありかな。まあこれも補助金目当てのあんぽんたんが出てきそうだけど、もうこれは社会コストでしょう。

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まあでも補助金のたぐいは何故か人々の悪意と英知が集中する傾向があるのは何とかならないものですかね。ふるさと納税だって、本来使われるべき場所とは程遠いでしょう。

なんというか人類の限界を感じますわ。

2016年12月30日金曜日

4849 エン・ジャパン - ジェイリバイブ (16.12.22週次)


4849 エン・ジャパン


エン・ジャパンは、求人情報サイトを運営している企業です。四季報の同業他社に2124 ジェイエイシーリクルートメント2410 キャリアデザインセンター6098 リクルート HD

今週は、求人情報サイトの運営を中心に人材関連ビジネスを展開している「エン・ジャパン」をご紹介します。創業者の越智 会長が自身で経営する会社の一部門として1995年にインターネットに特化した求人情報サイトを立ち上げたのが同社の始まり です。当初より“求職者の視点に立った情報”の提供に注力して、求人企業が一方的に発信する情報ではなく、同社の担当者 が1社1社訪問し独自に取材・執筆した情報を発信しているのが特徴となっています。加えて主力の『エン転職』では、現役社員 や元社員のクチコミ、クチコミに対する企業側のコメントなどを掲載する機能も付加することで、求人情報の客観性を高めてい ます。同社の取り組みは外部からも高く評価されており、2016年オリコン日本顧客満足度調査の転職サイト(男性)部門におい て、『エン転職』は1位の評価を得ています。

求人企業に対するサービス充実にも余念がありません。例えば、採用担当者の利便性を高めるために、応募状況の確認や 面接日時の設定をする管理サイトをスマートフォンで使いやすい体裁に改良。『エン転職』の業種別売上高を見ると、流通小売 とサービスで全体の半分弱を占めており、これらの業種は採用担当者自身が店頭や現場に出ていることも多いため、応募者へ の対応がスマホで素早くできれば、採用の可能性が高まります。また、求人広告だけでは伝えきれない仕事内容や採用方針 を伝える場として、求人企業が採用専用サイトを作ることが採用の確率を高めるため、『engage(エンゲージ)』という製作支援 ツールの提供も始めています。有効求人倍率が25年ぶりの高水準となる1.40倍となり、現在の労働市場は、求人企業にとって 採用は難しく、求職者は数ある選択肢のなかから適職を選ぶことに迫られています。このような環境のなか、同社は求人企業 と求職者の双方が恩恵を受けるサービスを引き続き提供することで、さらなる成長を目指す方針です。

16.09.09からの続きです。



  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20161222.pdf

2016年12月28日水曜日

今日の雑談 (12/28)

業績が急激に伸びているだけに怖い展開だよね


[東京 12日 ロイター] - 金融機関による個人の貸し家業向け貸出(アパートローン)の急増に対し、金融庁・日銀が監視を強めている。複数の関係筋が明らかにした。相続税対策や超低金利を背景に富裕層などによる貸家の建設・取得需要が増大。一方で人口・世帯数の減少が確実視され、空室率の上昇など供給過剰感が出始めたためだ。
-- 金融庁・日銀、アパートローンの監視強化 過剰供給リスクで | ロイター

見てるだけならいいんだけどね。何か対策を打ってくるとなると嫌な感じはする。サブリース系は色々言われてるしね。


地銀で買うならスルガ銀行か京都銀行かなあ


何を狙ってるんだかw。


スルガ銀行について知りたいのならなぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編をオススメしたい。特徴がよく捉えられてますよ。

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編
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6638 ミマキエンジニアリング - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

6638 ミマキエンジニアリング


ミマキエンジは、業務用プリンターを製造・販売を行っている企業です。四季報の同業他社に6416 桂川電機6789 ローランドDG7999 MUTOH HD








溶剤プリンターと大判プリンターとの違い


ミマキエンジ、ローランドDG、MUTOH HDの3社は、溶剤プリンター(サインプリンター)という、特殊なプリンターを製造しています。キヤノンやエプソン等が製造している家庭用プリンターとの違いは、一般的な紙に印刷するのではなく、屋外看板やステッカー等の耐水性に特化したインク・用紙と、その印刷物を切り取るカッティング機能を備えてる業務用のプリンターになります。



上記の動画は、痛車で使われています =)。

大判プリンターは、数多くの企業が出荷しています。溶剤プリンターは、特殊な用途で使われることが多く、技術的な障壁が高いからか、ボリュームゾーンである100~300万円の価格帯ではほぼ上記の3社が全体を占めている状況です。米国市場ですとHPが強いのですが、それでもミマキエンジやローランドDGのシェアもかなりあります。

寡占化した業界と思って間違いないでしょう。



顧客はどんな人たち?


広告業を請け負っている中小企業が殆どだそうです。

これらの中小企業が設備投資を行う場合、銀行から融資してもらう必要があります。融資をしにくい環境だったサブプライムローン問題の時は、投資したくても投資できない状況だったそうです。

広告業ですので、全体の景気が上向いている状況でないと仕事が回ってきません。また設備投資を行うと数年はそのまま使うことが殆どでして、これが売上の波になります。ミマキエンジは、この売上の波を分散させるために、サイン事業(SG)以外に、IP事業やTA事業を同時に成長させる経営を行っています。

アジアは、そもそも広告業者自体がデジタル化しておらず、手動で看板等を作っているのが一般的でして、これがデジタル化に置き換わるのは時間が掛かるとの認識でした。そもそもAdobeのソフトウェアの使い方ですら難儀しているようです。時間がかかりそうですね。


為替の影響は?


海外売上比率は、ミマキエンジの75%、ローランドDGの92%、MUTOH HDの71%といずれの企業も高いです。いずれも国内で製造し、海外へ輸出する状況ですので円安が有利に働きます。

海外に工場を立ち上げられないのかローランドDGのIR担当の方に聞いてみました。この手の業務向けプリンターは、使われるパーツが多くあり地域に根付いている数多の中小工場から納入してもらうんだそうです。高価な業務用プリンターで数が多く出る製品ではないので、販売状況を見ながら製造する必要があります。海外工場へ製造を移管しても部品の輸送コストや在庫リスクより、国内で製造したほうが効率が良いとの判断でした。

よって為替の影響をモロに受けます。

同じ流れの企業で7839 SHOEIという高級ヘルメットを製造している企業があります。この企業も国内にしか製造工場がないので為替の影響をモロに受ける傾向にあるのですが、海外販売店との面倒な会計やり取りがあって変なタイミングで売上が計上されます。機会があれば説明しましょう。

折角なんでデジタル屋台について紹介してみようと思ったんですが、本家からページが削除されてしまっているようです。10年以上前からの取り組みだから今更なのかもしれませんね。


ということで


為替と景気に大きく影響されるものの、製品自体は寡占化が激しく割と安定した事業と言えます。受注生産方式ではないものの100~300万円程度の製品ですので、生産調整は比較的行いやすいでしょう。

プリンター特有の消耗品である、専用インクが定期的に売上に貢献するのである程度の売上は計画できます。3社ともなんだかんだで財務状況は良好です。


投資をするなら、円安傾向にあり対象地域の景気が良好であるタイミングを選ぶと良いかもしれません。比較的トレンドは長く継続する傾向が強いのもこれらの銘柄の特徴です。


【NISA】 NISA口座の状況 (16/12末 NISA2017初日)

NISA口座の状況 まとめページ






NISA(2017)の枠を使い切りました。NISA開始4年目、4年連続初日使い切りを達成。

NISA芸人としていつか取り上げられたり、しませんかね?まあいいや。

昨日の時点で含み損益(%)は、+29.99%だったのですが、今日から新規に120万円の資金投入を行いましたので含み損益(%)は、+22.30%まで下がりました。これは仕方ないのですが毎年、運用資金が増えていっているので下落幅がやや穏やかになっています。

基本方針は去年と変わりません。7のリスクで8のリターンを求めて行きます。

今回は、成長株のアイディアが浮かびませんでしたので、配当株を中心に組み立てています。優待株は、昨日まで握ってたのをNISAに置き換えました。


新規組入れ銘柄 - NISA(2017)


配当利回りは、12/28現在の株価終値で算出しています。配当株については年率5%の投資アイディア 2016年版を参照してください。

  • 6889 オーデリック
    配当株。配当利回りは3.34%。証明屋さん。
    NISA(2016)に続いて2年連続、NISA組入れ。売却はどうなるのか気になっています。今、売却画面を出してみたのですが、NISA(2016)かNISA(2017)の買付かの区別は付きませんでした。問い合わせてみます。

    問い合わせしてみました。
    システム上、売却は「先入れ先出し」方法のみで年度を指定して売却することは不可だそうです。今回のオーデリックの件ですと、200株の内の100株売却する場合、古い方から売却することになり、NISA(2016)とNISA(2017)とではNISA(2016)が先に売却される、ということになります。 (17.01.04追記)
  • 6919 ケル
    配当株。配当利回りは4.17%。電子部品屋さん。
    シクリカル要素が強い銘柄なのですが、財務はピカイチで減配の心配が少ないのがいいですね。他の銘柄より為替の影響を受けにくいのもいい。パチンコ系の部品が高収益。カジノ法案成立によるちょっとした特需を期待。丁度、5年目でカジノ元年になりそうですしね =)。
  • 6750 エレコム
    優待株。配当利回りは2.04%。パソコン関連製品の製造販売。
    強い同業他社が減少しているのがいい。例えばスマホのケース販売は、家電量販店をみる限り、エレコムも含めて3~4社程度。体力は十分で、様々な機種に対応出来ています。そろそろ残存者利益が出てきそうな感じも。円安は不安要因。
  • 8591 オリックス
    優待株
    。配当利回りは2.75%。金融・リース大手。
    リース業は優待がゴージャスなのが多いですよね。8566 リコーリースも同様に検討したのですが、トランプ相場からグイグイ上げてまして、直近ヨコヨコであるオリックスにしました。
  • 6727 ワコム
    成長株
    。配当利回りは1.95%。ペンタブレット専業。
    今期赤字予想&減配、為替とサムスンの爆発スマホの影響を受けています。8月あたりから株価がヨコヨコでして、このあたりが底値だろうという見込みで組み入れました。5年先の為替は判断できませんが、しばらくは円安方向であろうというところと、知財を独占している強みがいずれ活きてくるとみています。ただし、相変わらず自ら市場を開拓する能力が乏しいので、景気動向の影響を受けるのは変わらないでしょう。

色々組み合わせて、1単元3マソ程度のワコムで帳尻合わせという計画だったのですが思いの外、ケルが買いやすい株価だったので結局、1単元しか買い付けられませんでした。仕方ないですね。

後、12月優待銘柄の組入がやりにくいことに気が付きました。5年後の売却時期で悩みそう。

【NISA】 NISA口座の状況 (16/12末 NISA2016まとめ)

NISA口座の状況 まとめページ

ということで2016年のNISA枠が終了したので纏めていきたいと思います。




月次


11月→12月は増えました =)。

  • NISA : +4.04% : +25.95% (11月末) → +29.99% (12月末) 
  • TOPIX : +4.55% : 1469.43 (11月末) → 1536.22 (12月末, 12/27現在)

12月の相場は金融と大型株が中心に上がっていったので軒並み、ポートフォリオの状況が悪かったのですが、結果的にはよく頑張ったほうかなと。

円安傾向が強くなったのも向かい風でしょうか。内需より外需におカネが流れていった感じです。


日経平均の前半は、ほぼ一本調子で上げました。後半は、機関投資家のクリスマス休暇からか出来高が細ってヨコヨコという展開。


ドル円は、ほぼ日経平均と同じ動きでしょうか。というより、ドル円に合わせて日経平均が伸張したと捉えたほうがよさそうです。


業種別ランキング:日本株 - トレーダーズ・ウェブより。

12月は、原油価格の上昇より石油、鉱業が評価されています。原油の減産合意を評価した形にはなっていますが、この合意が保たれるかどうかはビミョーかもしれません。銀行業は、米国のトランプ相場と米国長期債券の利回り上昇に影響されているのかもしれません。日本長期債券の利回りも若干ながら上昇しているのも影響したのかも。


年次


2015年末→2016年末では増えました =)。

  • NISA : +9.83% : 20.16% (2015年末) → 29.99% (2016年末)
  • TOPIX+0.46% : 1,529.22 (2015年末) → 1,536.22% (2016年末, 12/27現在)
  • ひふみ投信 : +6.53% : 33,440 (2015年末) → 35,624 (2016年末, 12/27現在)

、、、案外、儲かってた =)。


16.11.09までの米国大統領選挙までは上手く立ち回れていたと思うのですが、トランプ相場に付いていくことがとても辛いポートフォリオになってしまいました。


ドル円は、米国大統領選挙後、大きく円安方向に上げました。内需を意識したポートフォリオなので、円安の御利益はあまり受けている感じはしませんでした。

外需関連株は、今の円安を反映しているとは思って無く、しばらく内需は厳しいかもしれません。


NISA(2014)



3年めは+54.29%、今年は+20.16%と快進撃でした。

センチュリー21・ジャパン(8898)が相変わらず強かったですね。ここまで強く反応するとは思わなかったんですがありがたいことです。

興銀リース(8425)は、いつになったらプラテンするのやら。


NISA(2015)



2年目は+24.76%、今年は▲4.59%と不調でした。

日本電技 (1723)スター・マイカ (3230)が大きく伸長したのですが、一方で去年評価されたゲオホールディングス (2681)ウェザーニューズ (4825)が下落しました。

ウェザーニューズは、3ヵ年中期経営計画で設備投資を増やす計画でして、しばらくは大きく評価されることは少ないと見ています。最終年度でどの程度進捗するかで判断が分かれそうです。NISA2015の比率が高いだけにポートフォリオのお荷物になるかもしれませんね。

ゲオHDは、今期は減益予想で大きく株価を落としてしまいました。最近の月次からすると復調の兆しが見えますので落胆はしていません。しばらくは優待用ですね。


NISA(2016)



1年目は+13.98%でした。


アサンテとプレナスは昨年、業績が伸び悩んでいたのでしばらく時間が掛かると見ていたのですが、割と早く評価が戻り始めています。

日本社宅は、ようやく評価されたようで何よりです =)。


ということで


明日(12/28)からNISA枠の第4弾が始まります。まだ銘柄の検討はしてません><。

頑張ります。

2016年12月21日水曜日

今日の雑談 (12/21)

今年もちゃんとサンタさん投資法を実践しているわけでして、、、



毎年、恒例ですなあ =)。

実はもう、今年のゲーム機は既に買ってしまっています。Xbox Oneなんですが、Amazonで1.98マソとかなりお安く販売してましてとっとと購入しました =)。

Xbox One 500GB (Halo: The Master Chief Collection 同梱版) 5C6-00098
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ということで、今回の目標は2マソになります。

今回は、3Q決算発表時点で、業績が悪いことが確定しています。配当も業績に合わせて減配していまして、現時点の株価ですと配当利回りが1.39%といつもよりはかなり低くなっています。ここ数年はずっと3~4%の配当利回りだったので、今年は配当目当ての買付は少ないと見ています。

今年は、12/27(火)が12月決算銘柄の権利確定日、12/28が権利落ち日となっとります。今回は、12/28の乗り換え特需がどこまで引き上げるのかがキモになりそうです。

業績ダメ、配当ダメの状況でして今回は純粋に優待目当ての買付が見れそうでして、むしろ底堅い展開がみれそうな気がしています。


さてさて。

2016年12月19日月曜日

7839 SHOEI - ジェイリバイブ (16.12.16週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7839 SHOEI


SHOEIは、二輪車用高級ヘルメットを製造・販売している企業です。四季報の同業他社に3375 ZOA

今週は、ニッチ(隙間)分野のトップ企業として国内外で成長を続ける「SHOEI」をご紹介します。同社はオートバイ用の高級 ヘルメットで世界シェア約53%を有するトップメーカーで、ライダーの中では高級ブランドとして高い知名度を誇っています。 高い安全性と機能性、そしてデザインの美しさを兼ね備えた同社の製品は、プロのレーサーも含めて世界中で高い評価を 集めており、先進国を中心に確固たるブランド力を築いています。

その競争力の源泉となっているのは、“メイド・イン・ジャパン”で生み出す最高品質です。同社のヘルメットは全て茨城・岩手 の国内2工場で生産され、外殻の加工から塗装、組立まで一連の工程を自社内で完結しています。しかも一般的な設備をその まま使う工程は少なく、多くは自社の特別仕様に改造した設備を用意して、それを熟練した職人が操作して仕上げています。 さらに既存の製造方法に当てはまらない場合は、新しい工程や治具・工具・製造ラインまで作ることもあり、これが他の追随を 許さない品質を生み出しています。ただし、同社は単なる職人気質のメーカーではありません。業界で唯一トヨタ生産方式を 取り入れ、熟練技術を最大限に活かしながらも、徹底したムダの排除やコスト管理、人員の適正配置にも目を配り、合理化と 改善を図っています。品質と生産性を高度なレベルで両立させていることが、同社を世界トップに押し上げている原動力となっ ています。

近年は積極的な新製品投入が続いており、これが国内外での好調な売上につながっています。例えば、眩しい日差しに即座 に対応できる開閉式の内蔵サンバイザー、厚手のグローブをしていても着脱操作がしやすいストラップなど、ライダーのニーズ に応えた新たな機構が取り入れられていることが需要を喚起しているといえます。世界全ての国々でのトップシェアを目指し、 今後も同社の積極攻勢が続きます。

16.06.17からの続きです。



  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20161216.pdf 

7943 ニチハ - ジェイリバイブ (16.12.09週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7943 ニチハ


ニチハは、建設部材を製造している企業です。四季報の同業他社に5900 ダイケン5943 ノーリツ5237 ノザワ

今週ご紹介する「ニチハ」は、窯業系外壁材のトップメーカーとして着実に業容を拡大しています。セメントと繊維を主な原料 として板状に成型された窯業系外壁材は工場で安定的に生産されて建築現場での施工期間を短縮できることから、新築戸建 住宅の8割弱で採用されています。その窯業系外壁材の市場において、同社は50%弱のシェアを握っていますが、その原動力 となっているのが製品開発力です。左官職人が建築現場で塗り上げるモルタルが戸建住宅の外壁の主流であった1974年に 窯業系外壁材を開発し、住宅が洋風・高級志向になる1990年代以降はレンガやタイル、自然石の壁であるかのような色柄の外壁材を開発し、2005年以降は家庭にあるプリンタと同様のインクジェット方式のカラー印刷で、本物のレンガやタイルに近い 色柄を実現してきました。多様な色柄で施主の好みにきめ細かく応えるだけでなく、住宅の維持費用を抑制することも同社は 提案しています。2014年に上市した『フュージェ』は、超耐候塗料の採用で変色・褐色を目立ちにくくして、一般的な窯業系外壁 材で必要な定期的な塗料の塗り替えを不要としています。

非住宅分野への取り組みも余念がありません。2016年に上市した『COOL(クール)』は、窯業系内外壁材では画期的な“鏡面 仕上げ”を実現した『ミライア』と、15色を自由に組み合わせて印象的な内外壁を作る『メモリア』の2種類を揃えて、商業施設や ホテルの内外壁での採用を働きかけています。『メモリア』はその前身となる製品をすでに米国で販売していることから『COOL』 をテコに非住宅向けをさらに加速させる方針です。米国での事業は、自社工場での住宅向け外壁材の生産を2007年に開始。 固定費負担が重く赤字が続いていましたが、2016年3月期に黒字化を実現しており、グループ全体の利益を押し上げる存在に 変わろうとしています。同社は引き続き自社製品に磨きをかけて、着実な成長を継続する方針です。

16.08.05からの続きです。


米国市場の立ち上げからようやく今期、黒字化するというのは朗報でしょう。これは今の円安傾向よりも前から利益が出始めてまして、円安により更に利益の上積みがあるのではないかと期待しています。

直近ですと米国長期金利の急上昇もあり、住宅ローン等の貸付に影響が出始めてるのかもしれない懸念があります。このあたりは上手くトランプ政権がキャッチアップするべき項目かと思われます。


  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20161209.pdf

7821 前田工繊 - ジェイリバイブ (16.12.02週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7821 前田工繊


前田工繊は、土木関連資材を扱っている企業です。四季報の同業他社に4212 積水樹脂7856萩原工業5959 岡部

今週は、社会インフラの整備・維持に必要な土木資材を中心に成長を続けている「前田工繊」をご紹介します。同社の強み は、土木技術と繊維の特性を融合させた技術『ジオシンセティックス』にあります。これは網・棒・帯状の繊維・樹脂を地盤に 編み込むように配置して、土構造物の強度を補強する技術です。これを使った土木・建築資材は鉄やコンクリートなど従来の 資材より環境への負荷が少ないうえに安全性も高く、景観も損なわないという利点があります。このため、全国各地の道路や 河川、トンネル、公園やコンクリート建造物の補修・補強資材として幅広く使われています。本社がある福井県は元々絹織物 の生産が盛んな地域で、1972年に繊維に“土木”という新たな用途を見出して同社が設立され、その後も新しい発想で異なる 領域を結び付けながら成長を遂げてきました。

こうした姿勢は現在も変わらず、主力のジオシンセティックス領域を強化する一方で、M&A(企業の合併・買収)を活用して 事業領域を着々と拡大しています。1985年に樹脂ネットを手掛ける「住友ベークライト」の事業譲渡を皮切りに、緑化植生製品 や間伐材製品、多機能特殊ポリマーセメントモルタル、電気柵などの獣害対策製品、精密機器洗浄用ワイピングクロス、自動 車用軽合金鍛造ホイールなど、多くの企業をグループに加えてきました。2016年も6月に農業資材を手掛ける「グリーンシステ ム」を傘下に収めています。買収にあたっては、技術力が高いモノづくりの企業で、既存事業とのシナジー効果に加えて事業 領域の拡大につながることを重視しています。そして買収後は、グループ各社間での販売拠点活用や人材交流、共同研究 開発を積極的に行うなど、“人と技術を混ぜる”ことによって新たな革新を生み出そうとしています。これはまさに同社が過去に 積み上げてきた強みであり、今後も新たな技術を取り込みながら進化を続け、中長期的に堅実な成長を目指しています。

16.05.06からの続きです。



  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20161202.pdf

2016年12月9日金曜日

今日の雑談 (12/9)

最近のアンケートってのはこんなにも長いんかいw



ふーん、ちょっと協力したしたろうかと思ったのが運の尽き。

知ってる知ってるー


IRフェアの方でよく教えてもらったわー

低PERは魅力だよねー


バリュエーションってやつぅ?


は?


いやいやいや項目多すぎでしょ。流石に全部見たくないよ。なんで全部見ないと次に進めないんだおい。アンケートの範疇を超えてないか?


もうなんで全部チェック入れないと次に進めないんだよ。どんだけクソなインターフェースなんだよ。


知らんがな、お前らの都合なんて。開放してくれよもう。


意見があるとするならなんなんだこのアンケートは。


なんなん?もうお前らには投資しないよ、、、


お前らに投資するおカネはねえって言ってんだよks


はやく終われー\(^o^)/


最後は生年月日を詳細に問い合わせてくるプレイ。知ってるーこれフィッシングサイトでしょ?そうでなければアンケートと称しでここまで個人情報を抜いてこないよね。

ということでこんな回答で送信したらお互いに気分が悪くなるから送信はしていません。送信していないのに何故かログを取る糞仕様の可能性もあるけど、それはそれでプライバシー的にヤバイアンケートだよね。

私事ではあるが二度とユニプレスには投資しない。野菜HDには悪意を込めて玉を叩きつけてやる。

2016年12月4日日曜日

今日の雑談 (12/4)

明日の子供たちのために年金額を減らすべきだという話



そもそもは今の年金の運用利回りが高すぎるってことですよ。物価上昇まで織り込んで名目3.2%ですからね。

本当なら現実的な運用利回りに計算しなおして減額しなければならないんですよ。かつての厚生年金の乱パ気味な資産運用とか考えると、恩給とかも減額してもいいと思うんですがまあそれは別の話か。

実際、今の運用では支払いが出来ていないので国庫、つまり税金を使って年金を拠出しているんですな。財務省からすればこの資金をどうしても削りたいわけです。



外国株とのベンチマーク比較って難しいですよ


国内債券と国内株式、外国債券の実績はベンチマークを上回っており、「勝ち」なのだが、外国株式は「負け」ている。0.15%という差は小さいようにみえるが、外国株式には9月末で27兆7358億円を投資しており、0.15%を単純にかければ400億円余りに相当する。
-- 年金運用は結局「勝っている」のか「負けている」のか(磯山 友幸) | 現代ビジネス | 講談社(2/2)

正直、これは誤差でいいと思います。

外国資産に投資をするので、ある程度は為替ヘッジやらコストやらがかかります。ベンチマークはそのコストを無視しているのでこの程度の誤差で済んだのは健闘したほうかと思われます。つか他のインデックスファンドと比べてみてくださいよ。


積立NISAに需要あんの?


財務省は少額投資非課税制度(NISA)で、年間の投資上限が60万円で10年の非課税期間がある新制度を創設する方針を固めた。
-- NISA、積立型は10年非課税 財務省方針 年60万円上限 :日本経済新聞

従来のNISAと併用不可らしい。イラネ。




その役目はウェザーニューズにやって貰いたいんだよね、、、


荒木研究官は「集まった写真は、気象庁の観測では得られないビッグデータだ。今後、雪を降らせた雲の状態だったのか解明することで、予測が難しいとされる関東甲信の雪の予報の精度向上につなげたい」と話していました。
-- 関東甲信の雪 3000枚超の結晶写真で予報精度向上を | NHKニュース

どうもこう、ウェザーニューズはコミュニティの維持ばかり気にして、新しい取り組みが行えていない気がするわけですよ。

惜しいよなあ。


今更、小規模事業者のフォローをしてもなw


また、2013年4月施行の改正労働者契約法には、有期労働契約が繰り返し更新されて通算5年を超えた場合、労働者の申し込みにより無期労働契約に転換できる「無期転換ルール」があり、その適用が2018年に迫っている。そのため、企業では人材派遣からアウトソーシングサービスへシフトする動きが活発化しており、人材派遣業市場の拡大を妨げる要因となっていると同社は指摘している。
-- 人材派遣業、人材不足で市場拡大が続く中、 法改正の影響を受け、小規模事業者の倒産が増加

正直、法改正が行われる度に現場が困り果てるわけですわ。

中小のブラック企業は潰れろと皆様はおっしゃるのですが、その受け皿を用意してくれることもなく自己責任という謎ワードを押し付けてくるわけでして、いやあホント黙っててくんね?と思うこともシバシバ。

今時の大企業はそれなりの規模の派遣会社しか付き合いませんし、人材は流動的なので中小から大手の派遣に切り替えてしまうのですよ。大手しか行きられない状況を分かってるので、当方も投資しやすかったわけでして。

で、アウトソーシングへの流れは今後もっと強くなろうかと思っています。人材不足故に本業以外の作業は外に振るのは仕方ないところでしょう。


ドルベースで見たら日本株は大して評価されてはいない



EWJ(iShares MSCI Japan)とS&P 500との比較です。

明らかに米国大統領選後の株価推移で差が付いているのが分かるでしょうか。正直、日本株なんて何一つ評価されていないんですよ。単に為替が円安になっているから株価が上がっているだけで。

何故、ドルベースで比較するかというと、世界的なポートフォリオはドルを中心に構築されているからです。日本市場は売買全体の6割が外国人投資家と言われています。そりゃドルベースでポートフォリオを維持しようとするのは当然でしょう。

ちなみにEWJは、米国に上場している日本株のインデックスファンド(ETF)です。日本円ではなくドルで売買されているので、ドルベースで比較しやすいんですよ。日経平均よりTOPIXに近い構成になっていますが、概ね株価推移は同様と思って間違いないでしょう。





6086 シンプロメンテ、3093 トレジャー・ファクトリー - 今日の決算説明会さん (16.10.18)

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

6086 シンプロメンテ


シンプロメンテは、外食関連のメンテナンスのアウトソーシングを行っている企業です。四季報の同業他社に2453 JBR9616 共立メンテ2304 CSSHD






15.10.18からの続きになります。



3093 トレジャー・ファクトリー


トレファクは、リサイクル店を経営する企業です。四季報の同業他社に2674 ハードオフコーポ2780 コメ兵3181 買取王国






15.04.12からの続きです。


気になった点をあげてみる。

  • ドミナント効果が薄い?
    しばらくは厳しいでしょうね。お店同士で商品を融通し合う体制ができるのは暫く先かと思われます。事業展開を広げるためには見知りでない土地にも店舗を置いていく必要があるのでしょう。店舗が広がる内にドミナント効果が増えてくるんだと思います。
  • ブランド古着のM&A
    トレファクでもブランド品を扱っていないわけではないので、何らかのシナジーが出てくると面白いかもしれません。。ブランド古着自体は、ゲオHDのジャンプルストアの月次をみる限り、追い風にあると思ってます。
  • 出店した直後は月次が落ちる傾向がある
    この現象は前からあって、飲食店の逆ですね。IRの人に聞いた話だと、新規出店すると既存店から販売する商品を分けてもらうことになるので、販売する商品が減るので一時的に売上が落ちるんだそうな。他から商品を購入するでしょうから粗利も落ちるでしょうね。
    買取と販売のバランスが取れるまで時間が掛かるらしく、出店してから半年~1年くらいから利益に貢献してくるんだそうな。
    で、今久しぶりに月次を確認してみてるんだが、ここ数年は出店しても既存店が強かったんですね。こりゃ凄い。私が知ってるのは2013年あたりまでの月次でして2015年の月次からは不安を感じさせない感じですね。
    この話は上場直後にIRの人に聞いた話でして、状況は変わりつつあるのかもしれません。
  • 株価について
    同業他社と比べても今くらいがちょうどいいんだと思います。一部で煽られすぎたんでしょう。私は比較的安全な投資期に入ったのであろう、という認識です。投資から収益まで時間が掛かる事業ではあるものの、安定したキャッシュフローは魅力です。

面白いと思うんだけどなぁ。


2016年12月3日土曜日

【NISA】 NISA口座の状況 (16/11末)

NISA口座の状況 まとめページ

ということで11月末の運用状況です。


増えました =)。

+21.66%(10月末) → +25.95%(11月末)と4.29%となりました。
対してTOPIXは、1,393.02(10月末) → 1,469.43(11月末) と5.49%と上げています。

今年は12/27(火)が権利確定日、12/28(水)がNISA枠新設となります。まあまた初日でNISA枠を無くす芸を披露することになろうかとは思うのですが、今回は組み入れ銘柄に決定打がなくて困ってます。毎年恒例の年率5%アイディアも殆ど入れ替えは行いませんでした。


どうしたものやら。

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以下は日経平均チャート。


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以下はドル円チャート。


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以下はマザーズ指数。


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以下は業種別ランキング:日本株 - トレーダーズ・ウェブより。


6245 ヒラノテクシード - ジェイリバイブ (16.11.18週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

6245 ヒラノテクシード


ヒラノテクシードは、電子部品を製造する機械を製造している企業です。四季報の同業他社に6246 テクノスマート

今週は、独自技術で最先端製品の製造工程に貢献している「ヒラノテクシード」をご紹介します。同社ではフィルムやガラス・ 紙などの基材に膜を塗布する工程で使用される装置を開発しており、湿布などの医薬品からエレクトロニクスまで幅広い分野 で活躍しています。強みは、1935年の創業以来培ったコーティング技術(高精度で薄く均一な塗布)、ラミネーティング技術(多 彩な素材を貼り合わせる)、乾燥技術(基材や薬液の特性に応じた乾燥)、制御技術(基材の走行をコントロール)にあり、これ らの要素技術を最適に組み合わせて顧客企業の期待に応えています。さらに、本社工場に併設した研究・実験施設の「テクニ カム」には、世界でも最大規模のテスト設備を備えています。そこには顧客の技術者が頻繁に訪れ、同社の技術者と一緒に なって開発に取り組むことで、最先端の装置を生み出しています。また、2014年3月には、子会社で真空中の材料を気体状態 にして基材に積層するドライプロセスで高い競争力をもつ「ヒラノ光音」の工場を本社隣接地に移転し、顧客の要望によりトータ ルで応えられる体制を構築しました。

足元の業績も好調です。2017年3月期上期の受注高は前年同期比30%増(111億円)となり、足元では真空機器関連とリチ ウムイオン電池向けの受注が増加しています。真空機器関連は「ヒラノ光音」が中心となって手掛けており、スマートフォンの ディスプレイ用部材などの製造工程で使われます。リチウムイオン電池向けは電極材の塗布装置として使われており、自動車 向けなど用途が拡大しています。この他にも、自動車向けの需要が期待される炭素繊維複合材の製造装置や、曲がるディス プレイなどに使われるポリイミドフィルムの製造装置など、今後需要拡大が期待される分野での開発も進めています。同社は 将来に向けて種まきを続け、しっかりと花開かせていくことで中長期的な成長を目指しています。

16.06.24からの続きです。


2Q決算前に通期上方修正を行っています。2Q決算の受注状況でも確認しますかね。


相変わらず好調で何より =)。

IRフェアにも出展しているので色々聞いてみるのも面白いかもしれません。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20161118.pdf

2410 キャリアデザインセンター - ジェイリバイブ (16.11.25週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

2410 キャリアデザインセンター


キャリアデザインセンターは、転職を支援するサービスを運営しています。四季報の同業他社に2124 ジェイエイシーリクルートメント4849 エン・ジャパン2154 トラスト・テック

今週は、ニッチ(隙間)領域に特化した人材関連サービスを展開して、着実な成長を続けている「キャリアデザインセンター」 をご紹介します。多くの大手同業他社が幅広く総合的な人材サービスを志向しているのに対し、同社は創業当時からキャリア 志向の高い人材層にターゲットを絞り、この層に対して質の高い採用サポートを多角的に提供するという戦略を採ってきまし た。特に“エンジニア”と“女性”に強みを持ち、それぞれの分野を対象として、インターネット上の転職サイト、人材紹介、人材 派遣、転職フェアなどを展開しています。大手が総合店ならば、同社はいわば専門店的な人材サービス企業といえるでしょう。

主力サービスである転職サイトでは、主にエンジニアの求人情報を掲載している『@type』が大きな柱となっています。月間 100万人以上の訪問者を集めるなど特化型サイトとしては日本有数の規模を誇り、エンジニアが転職を考える際にはまずこの サイト名を想起するほどのブランドを築いています。着実な成長を続ける『@type』に加えて、近年では女性求人に特化した 『女の転職@type』が順調な成長を見せています。「明るく元気な職場」、「残業は多くても構わない」といった相性で検索できる 利便性の高さが評価されているほか、仕事で輝く女性のインタビュー記事、仕事選びのヒントとなる特集記事などを充実させる ことで正社員として成長したい女性の支持を集めています。前2016年9月期における『女の転職』の売上高は『@type』に肉薄 してきており、名実ともに同社業績を支える第二の柱になりました。これら強力な2サイトによって培われた『@type』のブランド 力は、人材紹介や転職フェアといった他の事業にも活用されており、各サービスが相乗効果を生み出しながら業績の底上げを 実現しています。今後も強みの分野を深掘りしながら、同社は着実な成長持続を図る方針です。

16.07.29からの続きです。


4Q決算では、今期業績予想は増収増益。ここ数年は投資回収期になりそう。


  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20161125.pdf