2015年12月31日木曜日

2015年:今日の売買、今年の売買、来年の売買

去年、上記の題で書いていたので今回もちょっとだけ纏めてみようかと。

今日の売買


7590 タカショーを全部、放流しましたorz。


いつものように優待信者の方々が無茶な買いを入れるはずの12月の権利落ち日である12/25の出来高が大して盛り上がらず、株価も大して上がらなかったのが原因です。来年明け早々、相場が荒れることを懸念しまして、これを機に売却しました。

一応、利益は数千円程度は出ましたが、この投資法では惨敗でしょう。サンタさん投資法、敗れるorz。

サンタさん投資法は、毎年、エッジが剥がれているのは分かっていたので多分、話題にするのは今年が最後にしようと思っています。また新しいネタを見つけることにします。


今年の売買


今年は、長期と短期の売買を別けるために証券口座を別にしました。

ひとつに長期のポジションはやや大きめに取っており、相場が急落する度にポジションを削ってそのリバの分だけ損をするということを続けていまして、これを何とか避けたいと考えました。そこで長期ポジションは、売買手数料が高いと評判のマネックス証券に株式入庫し、貸株でチップを稼ぐことにしています。

銘柄は、ほぼ去年の延長に近いです。ポジションの過多で利益調整をしていた状況でした。大きくは勝てませんでしたが、大きく負けもしない、そんな資産状況でした。

円安ポジションは、年初から軽くしています。今後も厚めにすることは考えていません。

インバウンド関連銘柄は、7月近くにシュッピンの月次下落からどうやら市場の雰囲気が変わったことを感じ、ほぼ売却しました。その後、チャイナショックが襲ってきたのは周知の通り。偶然にしろよく逃げたなと自画自賛しております。

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今年上手いこと上がった銘柄ですと4659 エイジス2742 ハローズ3762 テクマトリックスですかね。

エイジスは、数年前から主力として持っていたのですが今年、ようやく評価されるようになりました。株価上昇のタイミングで3000円前後で半分売却しています。ちょっと勿体無いことをしましたね。多分、この銘柄のポジションは悪くないですし、人手不足が深刻になる度に注目されるのではないかと考えています。

ハローズは、月次と同業他社と優待を理由に保有しています。一時期、6000円にタッチした時は心ときめきましたけど結局、一切売却すること無く現在に至ります。儲かっている割には損した感が半端ないですね =)。私にしては珍しいのですが、7/20の記事にちょっとしたポジショントークを入れています。気がつくべき人が全く気が付かないあたり、まあ想定通りですわ。

テクマトは、楽天が株式売却するタイミングで株価が下げた理由がさっぱり分からなかったので、取り敢えず握ってみました。8/21の雑談のタイミングですね。

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上手いこと行かなかった銘柄も上げるべきですよね。印象に強かったのは1699 原油ETF3673 ブロードリーフですかね。

原油ETFは、額でこそ大きくはなかったんですが、率で言うと2割チョイの値下がりを食らった所で全売却しています。一時期、呪われたように「ゲンユガー、ゲンユガー」と言い続けてた時期がありまして、お祈り疑惑から撤収をしました。撤退してからもまだ下がり続けるんだからひどい話です。

ブロードリーフは、ニッチの事業で結構お気に入りだったのですが、7月の下方修正で大きく株価を下落し、このタイミングで私もぶん投げに参加しています。開発の遅れによる遅延なのですが、この手のイベントが発生するとナカナカ元の成長性に戻すのは難しいと考えており、投げるのは正解だと思っています。確か1日で50マソ位溶かしたと思いました。

まあでもやっぱり買い戻しはじめていはいるんですよ。時期は分かりませんが、未だに期待はしています。

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キャッシュポジションは平均2割程度でした。

チャイナショックは、悪くないタイミングと見て一瞬だけフルポジションにしていますが、それ以外は意識してキャッシュポジションの確保に努めています。


来年の売買


10年の封印を解いて信用取引を開始します。

今まで全くと言っていいほど使ってこなかったkabu.comの口座で売買を開始します。信用取引の現金を他から持ってきているのでキャッシュポジションが低めになっています。現物株を売却してキャッシュポジションを広めに取る作業が必要になりました。

今まで短期3ヶ月、長期3年という時間軸でやっていたので、どいうポジション取りをしようかこれから試行錯誤することになります。多分、3時間~5時間位の時間軸で勝負していくように調整していくと思いますが、儲かる余地が無ければまた試行錯誤の繰り返しです。

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投資テーマは、今年のポジションを継続しつつ、ソフトウェア業に傾倒していこうかと思っています。

人材不足は、今後も改善されないでしょう。

となれば、省人化や無人化に対する投資が増えてくるのではないかと考えています。特に後先のない認識がある事業では、大企業への吸収という形でのM&Aという選択肢が増えてくるはずです。M&A事業も面白いのですが、これだと人数で売上が限定されてしまうので面白くない。

それなら、事業を効率化するためのソフトウェアを販売・開発している企業の方が面白かろう、というのがあります。規模の経済性を意識した事業モデルを持っている企業に注目していきたいと思ってます。

後、越境ECとかでしょうか。どの道、ソフトウェアを絡めた事業が面白いんじゃないかな。

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直近の高PER銘柄には注意が必要ではないかと思っています。

今まで高PERが許されていたのは、高い成長性とアベノミクス相場の残り香の影響が残っているからかと考えています。来年はそのメッキが剥がされ、体力のない似非成長銘柄が相場から脱落していく雰囲気でしょうか。

外部環境のちょっとした陰りには注意深く観察する必要があります。インバウンド関連銘柄の騰落に近いことが各セクターで起こるかもしれません。

2016年はファンダ派から死んでいく」という予言が真実味を帯びてくるかもしれませんね。

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とはいえ。

大きく負けていないものの大きく勝ってもいない状況でして、割とこのぬるま湯運用が気に入っていたりして、やや困っています。全然、労働意欲が湧いてきませんorz。ダメだコレ、資本社会が俺をダメ人間にしやがる。

なのでそろそろ社会復帰を果たしたい所なのですが、流石に2年のブランクは長すぎるので、準備体操が必要だと考えてます。一応、その仕掛けをさっき作りました。

どいう方向になるのかは私も分かりません><


ということで皆さま、よいお年を =)

7839 SHOEI - ジェイリバイブ (15.12.25週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7839 SHOEI


SHOEIは、二輪車用高級ヘルメットを製造・販売している企業です。四季報の同業他社に3375 ZOA

ZOAは、アキバでパソコン販売してたんだけどエッジが無いのか、急に自転車やらを販売し始めたんだが、そもそも製造業ではなく小売業だぞあそこは。同業他社とか明らかに分かってないだろ、四季報担当者w

今週は、オートバイ用のプレミアムヘルメット(高級ヘルメット)で世界シェア53%のトップメーカー「SHOEI」をご紹介します。 プレミアムヘルメットには運転者の安全を確保する機能性、装着時の快適性、見た目の良さ(ファッション性)などの要素が 求められており、同社ではこれらを満たした新製品を続々と生み出しています。現在では圧倒的な競争力を誇る同社ですが、 過去には1980年代後半の過剰投資が災いして1992年に会社更生法を申請した経験がありました。しかしその後現会長の 山田氏が管財人として陣頭指揮をとり、5年以内で立て直しに成功しました。この再建の過程で、トヨタ式生産方式を導入して、 熟練の技術を活かしながら継続的に品質向上と無駄の排除、確実なコスト管理、最適な人員配置など経営基盤を整備してき ました。現在でも100%国内で生産しており、日本製ならではの緻密なモノ作りと、効率化の積み重ねが最大の強みとなって います。最近ではヘルメットの内部に開閉するサンバイザー(強い日差しから視界を守るもの)を収納するタイプを独自技術で いち早く開発、市場に投入して消費者から高い支持を集めています。

世界展開にも早くから着手し、1968年には米国に現地法人を設立しました。現在では欧米の5つの現地法人と各国の代理店 を活用して72カ国に向けて販売しています。ヘルメットについては、安全性に対する規格が各国で異なりますが、同社は全て の規格に対応する試験設備を設けて、世界トップレベルの衝撃吸収性能を達成しています。さらに今後を見据えて、中国でも 代理店網を拡充していく方針です。

2016年9月期も2モデルの新製品投入を予定しおり、同社は頑強な経営基盤をベースに今後も積極的な新製品開発と市場 開拓を続けていくことによって、着実な成長を目指しています。

SHOEIは、今年も株主総会に参加してきました。会長の山田さんも相変わらずお元気そうで何よりでした。この企業を語りだすと止まらないので、株式投資に絞ることにします。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


現金の塊ですね =)。

こんな状況なのですが、随分前から配当性向を50%程度まで維持しています。配当してもまだ有り余る現金というのはすごい話です。

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今期の業績予想なのですが、米国の棚卸資産がややダブついていること、カナダ市場へのテコ入れのための積極的な投資を行うこと、大きな設備投資を計画していることより減益予想になっています。

今期は、フラグシップモデル(X-14)となる新製品を販売する予定で、販売店からの予約状況は好調とのこと。またヘルメットにデザイン性を持たせた意欲作(J・O)も販売する予定でして、私から見ても攻めたデザインでした。

二輪車の販売状況は、リーマンショック以降ガッツリ下がってしまったのですが、国内ではようやくリーマン・ショックまで販売台数が戻っているそうな。各国、景況感の違いがあるのですが、少しずつ戻っているのは変わらないようです。

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纏めると、東証一部上場で、今まで組み入れることが出来なかった機関投資家が組み入れたのか、鞍替え上場発表後からずっと株価を上げている状況が続いているようです。

指数からは組み入れにくい銘柄ですが、為替や景況感の影響を強く受ける銘柄ですので、そのタイミングで組み入れると悪くない銘柄だと思っています。


今の株価はどうなんだろね =)。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20151225.pdf

書籍「相場サイクルの見分け方」 - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

相場サイクルの見分け方


相場サイクルの見分け方<新装版> ―銘柄選択と売買のタイミング
浦上 邦雄
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 171,886
合理的な逆張りで「安く買って高く売る」朝香式・投資3原則
朝香 友博
アールズ出版 (2015-10-19)
売り上げランキング: 14,753





浦上さんの書籍は購入しました =)。年始のどっかで読んでみます。

朝香さんの書籍は「[テンバガー]10倍株で勝つ」が話題に上がった時に立ち読みしました。割と選んでいた銘柄が似通っていてニヨニヨしていたのですが、情報としてはやや結果論的でして、投資アイディアとしてはやや賞味期限切れの感があってアレでした。この書籍を活かすには、もう一捻りして消化する必要があるでしょう。

新書の方は、また立ち読みしますね =)。

3694 オプティム、3038 神戸物産 - 今日の決算説明会さん (15.12.27)

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

3694 オプティム


オプティムは、ユーザーサポートのためのソフトウェアを開発している企業です。'14/10上場。四季報の同業他社に2352 エイジア3919 パイプドHD4776 サイボウズ






'14/10上場。


一言で業種の説明をすることに注力しているのですが、オプティムは特に難しいですね。どのセクターでどの程度の売上があるのが実際の数値と照らし合わせる資料が少なく、決算短信からも読み取ることが難しいです。仕方ないので、証券レポートから弄ることにしました。


上記は、東証がレポート業者におカネを払って開示しているレポートです。

ざっくり読んだ感じですと、キャリア3社に遠隔サポートを行うためのソフトウェアのライセンス販売が主力のようです。ここで築いた技術を自社のサービスに多展開するビジネスモデルですかね。Windowsには標準で遠隔サポートを行うための口が用意されているのですが、iPhoneやAndroidではそのようなサービスを標準では用意していません。

その隙間に入り込んだ製品になります。

2Q決算説明資料より。ソフトウェア特許に強みがあるようですね。


変哲もない動作に見えますが、これが特許化するとなるとかなり強い。

スマホで遠隔サポートを行うと自然と上記の作りになってしまうような特許を取得されると回避するのはかなり難しいかと思われます。少なくとも国内で同様の製品を提供しようと思うと、何らかの障壁にはなるでしょうね。自動的に、というあたりがキモっぽいんで日本で同様の製品を販売する場合、手動で縦横切替するような逃げ方になりそうです。

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纏めると、スマホを絡めた遠隔サポート技術は、かなり強いと思われます。

それを次の製品に活かすためにどう展開させていくかどうかが今後の課題かと思われますが、その片鱗があまり見えてこないあたり、先が見えにくいという印象があります。

取り敢えず、現主力の商品はドコモがiPhoneを採用したあたりがパイの天井で、これから数倍にも膨れ上がることは考えにくいです。他の企業に展開したいのなら技術よりは営業に力を入れるべきでしょう。

なんかこう先が見えにくいのが欠点ですかね。


(◕‿‿◕) わけがわからないよ

開示情報が少なすぎですorz



3038 神戸物産


神戸物産は、食料品スーパー「業務スーパー」を運営する企業です。四季報の同業他社に2791 大黒天物産3160 大光8142 トーホー







詳しくないので紹介だけ。

ここは昔から月次レポートに特徴があってよく話題に上がりました。ジー社の吸収あたりがどうも気に食わなくてヲチから外してしまったのですが、それ以降、随分株価が評価されました。勿体無いことをしました。

業務スーパーは、外食業向けに食材を販売するスーパーです。業務向けとなっていますが、一般の人にも販売しています。オリジナルの食材を中心に、大量販売するのが特徴です。例えるとドン・キホーテの食料品スーパー版に近いでしょうか。

「仮に神戸物産が優待を出したら地獄ですねー」「いやQUOカード一択しかあり得ない」みたいな会話をしていてましたが、とうとう自社商品を優待として提供するのですね。投資家の皆様には、業務スーパーがどのようなものを販売しているのか、是非ご自分の舌で確かめていただきたく =)。

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財務、M&A方針等、色々突っ込みたい所なのですが、取り敢えずの立ち位置は悪く無いかと思います。どうも10月あたりから景気低迷、デフレ回帰の流れが出始めているようで、そうなると、デフレ時期に業績を伸ばすことが出来た業務スーパーは強い業態になりそうです。

政府方針からしてみても、社会全体が好景気の高揚感に包まれることは無いのではないかと思ってます。雇用は大丈夫だとは思いますが。

今日の雑談 (12/31)

年始はグレンラガンを見るとです


ニコニコチャンネルでは、12月28日(月)昼12時より、
アニメ「天元突破グレンラガン」の全話無料配信が決定!
下記の日程で順次無料配信を行います。
1週目[ 1話~15話]:12月28日(月)昼12時 ~ 1月4日(月)昼12時
2週目[17話~27話]: 1月4日(月)昼12時 ~ 1月11日(月)昼12時 
(※第16話(総集編)の配信はございません。)
-- 天元突破グレンラガン - ニコニコチャンネル:アニメ

作業しながらみるアニメじゃないのがアレだ。


今年のブログ、今年の内に、、、orz


モンハンやってる場合じゃないよもう。

取り敢えず今日、6ページ仕上げたい。仕上げられなければもう更新しない><。

  • SHOEIの株主総会
    毎年恒例なので取り上げることが少ない。
  • システムワークスの株主総会
    割りと面白かったので書きたい。
  • 野村IRフェアのまとめ
    もう随分忘れ始めておるw
  • ジェイリバイブ1件
    SHOEIが取り上げられていたので株主総会の模様もないと不味かろう、と。
  • 決算説明会さん1件
    これは来年でもいいですかねえ、、、
  • 2015年:今日の売買、今年の売買、来年の売買
    今夜のラスト。今さっき書き終わった。

1ページに大体、1~2時間掛かってるんだが今回は手抜きが入るかもしれない。


「The Secrets to App Success on Google Play」の第2版を入手したなう


「The Secrets to App Success on Google Play」は、Googleが公開しているGoogle Playでアプリを公開するための手引書なんだがよく出来てるのよ。前に何かのセミナーで書籍版のを貰っているんだが、今回、その第2版が公開されたとのこと。

PDFとGoogle Books版が用意されているので興味があれば是非ゲットしておこう。無償だしな。



日本語版は出すかもしれないとは言ってるがいつになることやら。

2015年12月28日月曜日

【NISA】 NISA口座の状況 (15/12末 NISA2016初日)

NISA口座の状況 まとめページ



NISA(2016)の枠をほぼ使い切りました。NISA開始3年目、3年連続初日使い切りを達成。

なんかもうお約束過ぎですね =)。

先週の時点での含み損益(%)は、31.73%だったのですが、今日から新規に120万円の資金投入をしたことにより含み損益は、20.16%まで下がりました。3歩進んで2歩下がる運用っぽくてアレですが、また頑張りますよ、私ではなく私が選んだ企業が、ですが =)。

基本方針は去年と変わりません。7のリスクで8のリターンを求めて行きます。

今回は、成長株、配当株、優待株を1:1:1の割合で組み入れたいと思っていたのですが、120万円の枠ですとやっぱりバランス良く綺麗には行きませんですな。分散するには枠が小さすぎるってのはいつも通り。仕方ありません。


新規組入れ銘柄 - NISA(2016)



配当利回りは、12/28現在の株価終値で算出しています。配当株については年率5%の投資アイディア 2015年版を参照してください。

  • 9962 ミスミグループ本社
    成長株&長期保有銘柄。配当利回りは0.93%。金型屋さん。
    この銘柄に関しては特に困りませんでした。現状、ネット販売のVONAの立ち上げで積極的な投資をしており、利益性ではかなり弱い状況です。仮にこの事業が上手く進むようになると、アジア圏の成長の足掛けに繋がり今後の大きな成長が期待できると確信しています。数年先はちょっと分かりませんが、5年間の内に大きな成果が出てくる、といいですね。
    外国人投資家が多い銘柄なので、市場が崩れると大きく株価を下げる傾向が強いのですが、短期間の内に元の株価に戻す事が多い点も評価しています。多分、株主に恵まれています。
  • 4921 ファンケル
    成長株&優待。配当利回りは2.07%。化粧品屋さん。
    創業者が戻ってきており再成長に向けた積極な投資を行っている最中です。化粧品で有名ですが、第二の成長柱として健康食品に力を入れています。サプリメントは、強豪揃いなのですが、機能性表示食品など積極的な商品開発に強みを持っていると感じています。ドラッグストア以外にコンビニの棚の一角に商品が置いてあるのが大きいですね。
    現時点では、赤字ですしインバウンド銘柄として取り上げられた反動が来ており、株価は低迷しているのですが、いずれかのタイミングで市場がこの銘柄の成長性に目をつける時がくるとみています。
  • 6073 アサンテ
    優待株。配当利回りは2.66%。シロアリ駆除。
    消費増税の影響をモロに食らっており、未だに引きずっている状況でしょうか。シロアリ駆除業界は、数多の工務店が行っており時折、社会問題に発展するチンピラ臭漂う事業です。そんな中で、JAとの繋がりを活かし全国展開している最中という企業でして、割と立ち位置は悪くないとみています。利益率が高く、キャッシュフローも安定的で、経営では不満点が少ない銘柄です。次の消費増税が決まるあたりで、もう一回株価を下げることは覚悟しておく必要はあるでしょう。駆け込み特需より、その後の利益減を評価してしまうんですよ。
    この間は年2回の優待で耐え凌ぎましょう =)
  • 9945 プレナス
    優待株。配当利回りは3.15%。お弁当屋さん。
    今期は業績の谷間らしく決算内容が良くないので組み入れました。この銘柄の商品開発力は強く、中食という事業が今後も成長できる分野である点がお気に入りです。今後、議論が進む軽減税率でも有利に働く見込みですし、今後の立ち位置としても悪くない。
    つか俺、やよい軒好きやし、もうそれでいいじゃん =)。
  • 8519 ポケットカード
    優待株。配当利回りは1.89%。クレカ屋さん。
    過払い請求費用が一向に減らない状況なのですが、流石にそろそろ終息しそうなタイミングでしょう。過払い金の質(?)も随分、悪くなってきたらしいですし、弁護士さめも最後の一絞りをしようと積極的に広告を打っている状況がそろそろ途切れるんじゃまいかと見ているんですがどうでしょうね。過払い金問題を引きずる限り、消費者へのサービスに資金を回せないのですが逆に言えば、サービスを開始すればチャンスに溢れているという見方が出来る、といいですね。
    優待目当てですと2単元欲しい所なのですが、枠に収まりませんでしたorz。
  • 6889 オーデリック
    配当株。配当利回りは3.15%。照明屋さん。
    理由は年率5%の投資アイディア 2015年版からどうぞ。
  • 8945 日本社宅サービス
    配当株。配当利回りは3.25%。不動産運用サービス。
    理由は年率5%の投資アイディア 2015年版からどうぞ。

去年と同じく8566 リコーリース8591 オリックスあたりも検討していたのですが、ボラティリティがあんまりなんで今回もスルーすることに。まあ優待だけなら別働隊で買えばいいことですしね。今回の次点は、10銘柄程度。120万円の枠を使うことを意識するとナカナカ組み入れにくいですね。何とか120万円の枠にピッタリ入れたいという謎の意思が出てきますし。


また来年、頑張ります。

2015年12月27日日曜日

今日の雑談 (12/27)

そろそろオンライン広告を戻します


vvvウィルスが話題になってから3週間は経つんですが、続報が出てこないのでそろそろ広告表示を再開させようかと思ってます。

つかね。

広告表示を止めたサイトって全くないというのはどいうことなんですかね。特に報道機関とか注意喚起するだけで、自分らは広告を止めること無く垂れ流すとか、どいうことなんだろう。正論ぶっこいて自分らは全く対処しないクオリティとかなんかもう色々ガッカリです。

このブログは、AdSenseとAmazonのみ広告表示をしています。何かまた社会問題が発生したらその度に広告を非表示する方針とします。


信用口座、作りますた


マイナンバー云々で揉めるのが面倒だったんで、今さっき開設してきました。


Web審査で困ったことはありませんでした。審査後、10分くらいで開設オッケーなメールが届いており、本当に機械的に判断してるんだなとも。まあほぼアンケートのようなもので、審査に失敗しても何度でもやり直せるらしいですよ。

信用口座の独特のルールも大体知っていました。唯一、ショートの50単元ルールだけがピンと来なかったんですが、まあそもそも現物でも50単元買い込むことは無いんで、ルールに抵触しそうな時に再度考えます。

そいや、投資方針が『安定性重視』では先に進ませてくれなかったのがやや納得行かない。レバレッジを効かさないショートのみの運用なら安定性を確保したまま運用出来るんじゃまいか?と思ったんだがそんな甘い世界じゃないのかこれは。

まあ愚者は経験から学ぶしかないので、資産が溶けない程度に生き残りたいなと。

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今回はkabu.comで信用口座を開設しました。

kabu.comはツールがソコソコ充実しているということですし、そもそも私が一番最初に口座を開設した証券会社という思い入れもありました。口座開設日を確認したら平成18年2月(2006年)でした。なので来年2月で10年目になります。予定より2ヶ月早かったのですが、まあ誤差でしょう =)。

何回か説明しているのですが、私が証券会社に口座を作ったのはライブドア・ショック(2006年1月)がキッカケでした。あの当時、大きくニュースに取り上げられているのですが、彼がどんな悪いことをしたのか一切わかりませんでした。どうしても理屈が知りたくて、株式投資をすればそれがすべてわかるのではないかと直感しまして、このタイミングで口座を開設しました。kabu.comにしたのは当時の上司がkabu.comに口座を作っていたので分からないことがあれば聞けばいいや、的なテキトーな理由です =)。

そんなこんなで投資10年目に信用口座を作ろう、というか当時読んでいた本に10年経たないと信用口座を作るべきではないって書いてあったのを真に受けて現在に至るわけでございます。

まあ予定よりちょっと早めだったけど、新ルールでも頑張りますよええ。

今日の雑談 (12/26)

マイナンバー申請をしてきた


正直、すっかり忘れてたw。番号は届いていたんだが申請はいつでもいいやって思ってたんだよね。いや、いつでも良くないんだわ。

どうも申請を受け付けた順番にマイナンバーを交付するらしい。それはいいんだが、今の時期に申請すると2月下旬に申請書が送られてきてくっそ忙しい時と重なるわけですよ。税務署がパンクしているで。


e-Taxを使っていないのであれば別に急ぐ必要はないのですが、随分前に減税措置の5000円に釣られてe-Taxにしちゃったんですよ。で、去年、住基カードの電子証明書の期限が切れて更新しなければならなかったんだけど、税理士の人に「多分、マイナンバーが送られるタイミングで電子認証が無料で配布されるんで待ったほうがいい」と言われて、そのまま放置し現在に至るのです。

まずいなあ。

そんなこんなで12月末には確実に申請しなければならないことを、昨日気がついたわけです。

申請ではスマホからでも可能なのですが、流石に証明書の写真でスマホ写真を使うのはどうか、というのがありました。郵送を選択すると12月末まで受け取ってくれるか実に不安。

ということで今回は「まちなかの証明用写真機」から申請することにしたわけです。


Ki-Re-iという証明用写真機が対応しているらしい。近場で検索したらどうやら川崎のビックカメラが一番近そうでしたので早速、申請をしに向かいました。

申請作業は賞味5分程度で終わりました。一番時間が掛かったのはベストな写真を写すための設定や選択で、申請作業自体はほぼ押すだけでした。料金は700円。普段の私なら糞高いとdisっていた所なのですが、お急ぎなので無問題ですた。

700円コース以外に900円の美肌(?)コースというのもあったのですが、申請書に使う写真にフォトショ効果を入れていいものかという疑念があり、通常の700円コースにしています。最近の証明用写真機にはこの手の画像加工機能がふんだんに搭載されていて、どこのプリクラだよって話です。いや凄いですね。

そんなこんなで汚いおっさんの顔を政府に送りつけて現在に至ります。2月初旬に届いてくれると助かるんですが、、、

2015年12月26日土曜日

【NISA】 NISA口座の状況 (15/12末 NISA2015まとめ)

NISA口座の状況 まとめページ

ということで2015年のNISA枠が終了したので纏めていきたいと思います。

月次


11月→12月では減りましたorz。

  • NISA : △3.28% : +35.01% (11月末) → +31.73% (12月末) 
  • TOPIX : △4.05% : 1580.25(11月末) → 1516.19(12月末, 12/25現在)

TOPIXよりは少し上回れたようです。


年次


2014年末→2015年末では増えました =)。

  • NISA : 21.54% : 10.19% (2014年末) → 31.73% (2015年末)
  • TOPIX : 6.68% : 1,421.26 (2014年末) → 1516.19% (2015年末)

年次では結構強めに上回れたのではないでしょうか。頑張った、俺のポートフォリオ =)。


NISA(2014)



2年目は34.13%でした。2013~2014年は19.32%でしたので2015年は14.81%の上昇になっています。

去年、インバウンド需要で強く評価された3048 ビックカメラが大きく落ちていますが、それを7893 プロネクサス7921 宝印刷のディスクロージャー業2社がフォローした格好になっています。

8898 センチュリー21・ジャパンは、去年の立役者だったのですが今年も株価を堅調に伸ばしています。現時点でも配当利回りが3.43%と高めなのは見逃せない所でしょう。直近では民泊関連として取り上げられているようです。

7513 コジマは、優待目当てで2014年末ギリギリに組み入れていましたが、親会社のビックカメラが落ち着いてしまっているからか、あまり評価されていない状態です。しばらくは優待のみ期待しています。

8425 興銀リースは、相変わらず困ったちゃんですね。優待、シクリカル性、PER割安の三拍子揃った銘柄と思ったらこの様です。業績は左程悪くはない状況なので、評価されるタイミングを見計らってる状況でしょうか。一時期はプラテンしたんですが、マイナスがずっと続いてます。


NISA (2015)



今年1年で+29.25%は上出来です。損益で大きなマイナスがなかったのが功を奏しているのでしょう。

2681 ゲオHDは、かなり評価が高かったですね。流石に倍化するとは思いませんでした。このままの株価を維持し、安定して配当が貰えれば十分でしょう。優待なんですが、最近はオンライン動画配信の方を利用することが多く、優待の持ち腐れを起こしています。なので古着店舗であるセカンドストリートでビジネスバックでも買おうかと思って、渋谷の店舗を査察したのですが、リッチ感に圧倒されてそそくさと出てきました。古着という感じが全然しなかったです。

3230 スター・マイカは、春先に株価を上げてからは特に見せ場が無かったですね。優待、業績、配当共に文句はないのですが、もう少し株価が評価されてもいいんじゃまいか、とは思っています。安定成長の持続ができている割には評価が低いんじゃないでしょうかね。

4825 ウェザーニューズは、終始評価が高かったですね。成長株として認識されているからでしょう。昨日(12/25)、2Q決算が発表されていましたが、業績予想よりやや下回った業績でしたので、来週以降、ごっつり下落するかもしれませんね。

3313 ブックオフコーポ7494 コナカは、優待目的ですし、成長性が見え出すのはもう少し先ですので今の株価で十分でしょう。

1723 日本電技3834 朝日ネットは配当目当てですので現時点での評価は十分です。

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ということで、来週(12/28)からNISA枠の第三幕が始まります。一応、11月末にリストを作ったのですがその内、株価が急激に評価された銘柄もあって、再度検討し直さないといけない状況です。

2016年のNISAは、限度額が120万円と20万円増額されたのは朗報でしょう。何とか枠ギリギリに詰め込んで見たいと思っています。


やっぱり投資は面白くないとね =)。

今日の雑談 (12/25)

居酒屋は「ちょい飲み」に変わりつつあるって話



3198 SFPダイニングの磯丸水産は優待消費で利用してます =)。駅前の立地のいい場所に展開している特徴があり、夜の居酒屋要素以外でも昼のランチを吸収できているのがデカいですね。7611 ハイデイ日高も同様で、夜は専ら一人呑みとして使われることが多いらしくビールでの利益率が結構高いんですよ。

居酒屋も多様化が進んでるってことなんじゃまいかと。特に団塊世代の退職あたりで大きく社会の消費構造が変わりつつあるのではないでしょうか。

夜の磯丸水産を査察しに行ったことがあるのですが、他の居酒屋と比べて回転率が高いのが気になりました。6人位の少パーティが机を囲って、お目当ての貝を焼いてちょい会話をして出て行くという感じで賞味1時間ちょい程度で回っているのが印象に残っています。2次会で使われることが多いのでしょうか。いずれにしろ回転率が高いことはいい事です =)。

SFPダイニングは今期から2月決算になります。親会社の3387 クリエイト・レストランツ・ホールディングスに決算期を合わせたのでしょう。決算期を合わせたことにより、月次を開示してくれることを期待しています。


Windows版のSkitchが1/22に公開終了へ



リストラされてしまいますたorz。

EvernoteにSkitch機能を盛り込んだから大丈夫と言ってるんだが、ざっくり確かめてみた感じだとEvernoteに保存する分には十分なんだけど、ブログ更新の用途には実に使いにくい、というか使えない。

1/22までは公開してくれるらしいので一応、取っておくことにした方がいいかもしれない。Mac版は開発継続するらしいのでまだ大丈夫 =)。

一方でClearlyだけど、これは完全にEvernoteで代替可能です。最近はClearlyの方は全く使っていないのでアンインスコしておいた方がいいかもしれない。サポート終了したソフトウェアは、思わぬセキュリティ問題を生じかねないからね。

困りましたね。


雑誌のオマケに500MB未満まで通信料無料のSIMがついてくるらしい




デジモノステーション 2016年02月号

エムオン・エンタテインメント (2015-12-25)

当然、Amazonは売り切れになってるわなw。ヨドカメも既に狩られたらしい。電子書籍版にはSIMは付いてこないだろうから一応注意ね。

でこのSIM、制約が多い。

速度制限が無いのはぶっちゃけ不利で、うっかり動画広告など見させられた日には、通信費が跳ね上がることが想定できる。かなり怖い。一般的な使い方なら大体、3GB程度の容量があれば十分で、仮に3GB使ったとすると1600円となり、これは高い。

SIMの契約有効期限が1/31までと短いのも地味に使いにくい。この期間までに契約を済まさないと無効になってしまう。取り敢えず権利だけでも取っておこう、という用途には使いにくい。

後、契約終了後、SIMをちゃんと返却しないと+3000円課金されるらしい。地味に嫌な課金だw

--

ということで、使用用途としては組み込み系の機器に実装する程度なら通信費は限定的なので割と悪くないSIMだとは思うけど、MVNOを試す目的ならちょっとお高い。ビックカメラやヨドカメならそれなりに安いSIMがあるし、相談に乗ってもらえるカウンターが用意されているのでそこそこ安心だろう。この手のサービス料をケチるなかれ。

フリーランチはソコソコ不味いのは定番やで。


逆日歩の裏事情




逆日歩の発生要因の説明が興味深い。

諸事情により来年から信用口座を開設しようかと思ってて勉強中なのよ。


証券会社の口座を追加するにはマイナンバーが必要になりますよって話


証券会社によっても違いそうなんですが12/29までに処理しておかないとマイナンバーが要求される場合が出てくるっぽい。NISA口座は間に合わないにしろ、特定口座への変更とかもマイナンバーが必要らしい。

週明け月曜日に信用口座を作ろうと思ってて急いで色々確認している所 =)。

まあどうせ税処理でマイナンバーを提出せにゃいかんのだけれども、面倒なのは後回しにしたいわ。



今日までの積み残し案件orz


  • SHOEIの株主総会メモ
  • クラウドワークスの株主総会メモ
  • NISA口座の2015年度総括
    週明け月曜日にNISA口座の使い切りネタの準備をせにゃいかん。大型株の組入を検討していたんだが中小型株が大きく下落している状況なのでまた組み替えないと。11月に購入する銘柄はピックアップしたんだがまたやり直しだなw
  • 野村IRフェアのまとめ
    もう随分期間を開けてしまったんでもしかして公開しないかも。個人的なメモは残す。

2015年12月23日水曜日

今日の雑談 (12/23)

丸投げしてきたツケが回ってきたのかな


これを受けて委員会では、工事の元請け会社に対して、すべての製品の検査を行うよう求めていくことや、国など工事の発注者に対しても、抜き打ち検査を行うよう求めていくなどの再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめました。
-- 溶接不十分の部品 さらに増え690の橋に NHKニュース

とてもアジアンチックな話なんだが日本なんですよねえ。

他のアジアンと違って教育水準はえらい高いので、この手の手抜きリスクによる損失ってのは計算出来ないわけがないと思うわけですよ。下請けなりの言い分はあるでしょうし、実行犯だけ罪に問われるのは如何なものかって話でして、発注者に責任を負わそうとすると彼ら、資金を無尽蔵に溶かしそうで嫌な予感しかしない。

なんというか、社会設計がアングロサクソンっぽくなってきたのはアレだけど、やっぱりチェックのコストは今後、必要だとは思う。それによって日本らしい生産性が失われようとも。


経営者がブログを始めたということだけでニュースリリースするのは如何なものかw




アバントなんですけどね。ちょっと面白かったのでメモ。


監査法人を時折変更することは悪くないのかもしれないね


その原因として、金融庁は、担当者が長期にわたって、東芝の監査を行っていたことから、東芝の経営に対して過信が生まれ、会社側の説明や提出資料に批判的な検証を十分に行えなかったことなどを指摘しています。
-- 東芝不正会計問題 新日本監査法人を処分 NHKニュース

2428 ウェルネットの株主総会で、トーマツから新日本を選んだ理由について聞いたんだが、この時、しきりにフレッシュルックという言葉を連呼していたのを思い出した。付き合いが長くなると監査が甘くなるので時折、変えた方がいいということらしい。今回の件で、確かにそれはあるなと思った次第。

世界展開している大企業ともなると、全世界にネットワークを持っていないと監査出来ない関係上、監査法人の選択肢が狭まる傾向があるんだけど多少、面倒でも監査法人を変えた方がイイのかもしれない。

まあでも最後は組織ではなく人だと思いますよ。

監査会社として担当にどの程度コミットするべきなのか難しいだろう。企業からすれば、担当に説明する面倒から担当は変えてほしくないでしょうしね。

株主の立場としてはどう立ち回るべきなんだろう。

2015年12月22日火曜日

7618 PC DEPOT - ジェイリバイブ (15.12.18週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7618 PC DEPOT


PC DEPOTは、関東で展開しているパソコン専門店を運営している企業です。四季報の同業他社に3020 アプライド3021 パシフィックネット

今週はパソコン・ネットワーク専門店から、デジタル機器を活用する生活を支援する『スマートライフ店』への脱皮を進める 「ピーシーデポコーポレーション」をご紹介します。1994年の創業以来、1990年代はパソコンやプリンタ、ネットワーク関連機器 を中心に販売する専門店を展開していましたが、大手家電量販店がパソコン関連商品の販売を強化するなか、差別化を図る ために“技術サービス”に注力するようになりました。2003年に他店購入品も含めて全てのパソコンを診断・修理する『パソコン クリニック』を全店に併設したのを皮切りに、ウィルス対策、訪問サポート、通信回線設定などサービスメニューを拡充したり、 一連のサービスを月額固定料金で受けられる『プレミアムサービス』の提供を開始したりと、独自施策を次々と打ち出して きました。

加えて、機器販売中心からサービス提供中心への脱皮を明確にした新業態『スマートライフ店』の1号店を2013年8月に開店 しています。同業態は販売商品を絞り込み、来店客が座って店舗スタッフと相談するスペースを確保し、顧客1人ひとりの要望 に丁寧に応えながら商品・サービスを提供する店舗運営が大きな特徴となっています。同業態の店舗運営は、パソコンや スマートフォンなどデジタル機器の細かい設定が苦手なシニア層や、家族で複数のデジタル機器を持つファミリー層に支持を 受け、同社のサービス売上の拡大に寄与しています。また、新業態の店舗展開の幅が広がっており、小商圏で地域に密着した 都心型店舗を出したり、郊外の大型店では“スマートライフ”を具体的な形で見せるショールーム的な店舗を展開したりと、さらなる進化が図られています。同社は11月末現在、直営店52店舗の3分の1に相当する19店を新業態店としており、同業他社と は一線を画する存在となってきています。

PC DEPOTは以前、大和住銀日本小型株ファンドで取り上げました。

昔からIR活動は積極的でして、決算説明会の動画や資料、月次等、小売りで一般的な開示情報は揃っています。


創業時こそパソコン本体、中古を取り扱うロードサイド店舗展開だったのですが、Windowsのシェアが天井を付いた時期から、パソコンの修理・サポートサービスを提供する店舗へ事業変更しました。ケーズデンキと協業し、店舗の一部にパソコンサービスを提供するサービスも行いました。経営者の野島さんのお兄さんは7419 ノジマの創業者でして、時折「何故ケーズと組んだの?お兄さんと仲悪いの?」という定番の質問を浴びせられてホッコリする場面がありました。

業態変更は直近の月次からも明らかでして、商品販売は80%程度なのですが、サービスは20%増の売上になっています。利益面からするとサービスの方が高いので生き残りには悪くないんじゃないかと思っています。

先日、新業態のスマートライフ店の様子を査察してきました。優待の消化をしたかっただけなんですけどね。中の様子は数年前とはガラッと変わっていまして、販売コーナーは1/3程度に縮小しており、殆どがラウンジとサポートセンターに割り当てられていました。かなりオサレな感じになってまして驚きました。変わるものですね。

直近ですと、東証1部への鞍替え上場があり、そのタイミングで増資をしています。当然、増資となると株価は下落する傾向が強いのですが、得てして想定しているよりも大きく下落することがあります。このタイミングは実に美味しくてですね、概ね増資で割り当てられた株が配られた直後あたりが、底値になることが知られており、まあ、このタイミングで買いますよね =)。


チャンスかどうかは増資後の資金の使い道に注目してください。

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いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


総資産の太り方が気になります。

場合によっては健全ではないかもしれません。ざっくり見た感じですと売掛金と棚卸資産の増加が目立ちますが、売上と比べると気になる太り方です。

続いてFCF。


2015年、2012年度の営業CFがマイナスなのが気になります。

2015年度は、2014年度の消費増税特需の反動で棚卸資産が増加。売掛金の増加は、プレミアムサービスを主力にしたため割賦販売が増加。決算説明資料から読むとそんな感じのようです。事業変更中故の財務なのかもしれません。

小売業ですので、すみやかに首が回らなくなる、という状況ではないでしょう。

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纏めると、PC DEPOTの優待で、アマゾンギフト券が買えたので割と使える優待かもしれません。家電量販店の優待って金券には使えないことが殆どなのでこれは貴重でしょう。

事業の成長を期待できるのなら面白い銘柄になるかもしれませんよ =)。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20151218.pdf

2015年12月21日月曜日

今日の雑談 (12/21)

不正会計を活用した積極的なリストラ策



ドサクサに紛れて大ナタ入れてきましたね。

経営者、従業員全員参加の不正会計の効果テキメンですな。協力会社の方々もかなりの影響になりそうですな。ここはひとつ、労組の皆様が団結して不正会計の尻拭いを回すなと経営陣をバンバン吊るしあげて行って欲しいところです。共犯でないならそれくらい出来るでしょ。

こんなのが上手くいくのならシャープも不正会計を前提に経営した方が結果的にオトクになってしまいそうだ。GPIFも国民の年金を既存したとの咎で東芝に賠償請求して欲しいですね。このままだと第二第三の不正会計東芝が産まれてしまう。


日銀の仮想通貨(とブロックチェーン)の説明が秀悦



今日の雑談 (12/19)でちょろっと触れたんだけど、広義の意味でのブロックチェーンの使われ方でいい言葉が拾えなかったので「P2P型の契約システム」と勝手に造語してみたんだが、日銀のレポートでは「分散型元帳技術」と扱われていた。的を射た言葉だが元帳だと会計用語に近いのが気になった。別に会計以外でも使い道はあるのでここは「分散型契約技術」がイイんじゃないかと思うんだが如何だろうか。

最近の議論の特徴としては、デジタル通貨と、その技術基盤である「ブロックチェーン」などの分散型元帳の技術が分けて捉えられていることが挙げられる。そのうえで、分散型元帳技術について、使途は必ずしもデジタル通貨に限られず、各種資産の記録や登記など幅広い応用の可能性があることを認識した上で、この技術が経済や金融システムに及ぼし得る影響についても、さまざまな考察が行われるようになっている。

狭義の仮想通貨、広義の分散型契約技術、という考察になろうかと。

この中では、①現時点ではデジタル通貨の利用は限定的であることから、金融システムや金融政策に特段の影響は生じていないが、先行きの動向を注意深くみていく必要があること、②分散型元帳の幅広い応用可能性について、デジタル通貨とは切り離して注視していく必要があることが概ね現時点での共通理解となっているように思われる。

仮想通貨は限定的で影響なし、仮想通貨の基盤である分散型契約技術は応用が効く技術として検討されるべき、という話じゃないですかね。

まあでも直近ではこの技術のお陰で決済が飛躍的に早くなるという話でもないですし、勘定系に組み込むとなるとそれはもう膨大な実績が要求されるわけでして、それなら今のマシンパワーをドブに捨てるような中央集権型のシステムの方がトータルコスト(特に人件費と研究費)で安く済むよねってことになりそうな気はします。

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見落としがちな点として特許がどの程度食い込んでるかが気になります。

bitcoinが特許フリーなんて話、聞いたことが無いですし実際、誰も特許調査なんてしていない状況かもしれません。運用が始まってから特許権侵害とか言われたらシステムを止めるしかなくなる訳ですし、そんなリスキーな状況で運用したいとは思わないでしょう。

逆に特許が取れるかどうかもビミョーで取った所で、既存の技術の組み合わせという点ではいくらでも逃げ道がある訳ですよ。つか現段階で特許調査とかしてるとはとても思えない。実験レベルで終わりそうな気はしますよええ。

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株価云々はなんかコメントしたくなくなるわ。企業価値はどうであれ動きゃいいんでしょ、動きゃw

2015年12月20日日曜日

今年1年間の本欄を振り返る - '15/11の「担当ファンドマネージャーの見方」

大和住銀日本小型株ファンドまとめページ

<今年1年間の本欄を振り返る>
2015年前半は内需型の大型株が市場を牽引し、後半は小型株のうち成長イメージの強い銘柄が上昇する相場となりました。小型割安株への投資に徹している当ファンドにとっては成果を出しにくい1年間で、以下に挙げた、当欄で紹介し実際に投資した銘柄についても、顕著な成果はあまり上げられませんでした(月は2015年に作成した月、記号は紹介後の株価変動をもとに、四段階で自己評価したものです)。

1月 <今年一番注目している業種は?> OATアグリオ(4979)…◎
2月 <我が道を行く工作機械メーカー> 太陽工機(6164)…◎
3月 <日本で作り続けるべき物とは> 萩原工業(7856)…△
4月 <軟着陸は難しい> オーデリック(6889)…○
5月 <トヨタの海外販売を支える企業> シイエム・シイ(2185)…×
6月 <結局最後は人> PALTEK(7587)…△
7月 <逆境の中で収益体質を強化> 寺崎電気産業(6637)…×
8月 <ニッチ分野でも進むLED化> シーシーエス(6669)…×
9月 <作るだけの時代から壊す時代へ> 東京ボード工業(7815)…△
10月<企業の発展段階に対応した社長交代> スター・マイカ(3230)…△
11月<息の長い研究開発> トリケミカル研究所(4369)…○

しかし、まだ投資成果をあげていない銘柄の中にも、保守的過ぎる会社予想などのために実態を評価されていない銘柄が多く存在すると考えています。小型割安株をきちんと評価する流れが来れば、株価上昇の公算が高いと考えています。

去年の振り返りと比べると年後半は上手く行かなかったようです。

今期は特に財務バリュー銘柄が評価されなかったように感じています。アベノミクス効果の高揚感がまだ残っている感じで相場が動いていたのではないでしょうか。先週の日銀会合では、現状維持の金融緩和に留まったことで、アベノミクス相場の終焉を感じました。成長株の評価も変わっていくかもしれませんね =)


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農薬関連銘柄は、各社、業績がマチマチでした。原油安による影響で少なくとも利益は確保できるものかと思っていたのですが、どうもそう簡単なものではないようです。残念ながら私が持っていた4997 日本農薬は4Q決算後の業績予想で失望されたのか株価を大きく落としてしまいました。4952 SDS バイオテックは、四季報株主欄で見る大個人投資家(2015秋)で保有している投資家が多くて興味深いところですね。TPPと絡めていずれいじられるセクターのような気はしています。

6164 太陽工機は、受注状況を好感されてか株価も堅調のようです。工作機械は受注状況に注意しながらポジションを取ったほうがいいでしょうね。

7856 萩原工業は、割安放置銘柄で今期でようやく評価されたということになるんでしょうか。この手の銘柄はいつ評価されるのか読めないのが難点ですが、下値は固いので長期保有に向いています。もう少し配当性向を高めにしてもいいとは思うんですけどね。

6889 オーデリックは、少し前まで低迷していたのですが、LED特需の噂で随分評価されました。結局、ニュースはガセだったのですが株価は左程下がらず現状維持を続けているようです。

2185 シイエム・シイは、4Q決算後の業績予想の低さで株価を下げています。

7587 PALTEKは、直近の株価推移は悪くないように感じています。少なくとも3Q決算のP/Lは良さそうに見えましたし。

6637 寺崎電気産業は、特別利益の上方修正があったものの、強いシクリカル性を嫌われているのか直近の株価は下落気味のようです。原油安による取引先不安もあるのかもしれませんね。割と勿体無い感じなのですが、1年を通じてずっと下げ続けている状況ですので、外部環境の状況がよくならない限り、株価の低迷は続きそうです。

6669 シーシーエスは、一度、LED関連銘柄としてオーデリックと共に評価されたのですが、その後、勇み足であることが認識され、元の株価に戻っています。業績予想からしてみても今期はビミョーかもしれません。

1433 ベステラ、6294 オカダアイヨン、7815 東京ボード工業は、今は落ち着いていますが、取り上げた当初のベステラは特に凄かったですね。東京ボード工業は、業績悪化と減配で株価を下げています。しばらくは辛いでしょうね。

3230 スター・マイカは、可もなく不可もなく。先週(12/18)に上方修正&増配を発表しています。悪くない発表なのに株価を下げる傾向があるのでホント、勘弁して貰えないでしょうかね。4Q決算待ち。

4369 トリケミカル研究所は、直近の決算を素直に好感されているようです。もう少し状況を見たい所でしょう。


こんなとこ。

  • http://www.daiwasbi.co.jp/fund/pdf/0841/0841.pdf

2015年12月19日土曜日

今日の雑談 (12/19)

ブロックチェーン、どうなんですかね?


狭義だとビットコインと同様の仮想通貨としての可能性、広義だとP2P型の契約システムとしての発展が期待できそうに感じた。技術的な大きな発見、というよりは派生技術の組み合わせによる応用に近い。シェールガス革命のような感じだろうか。

仮想通貨としてのブロックチェーン

直近ではビットコインの実績が大きい。技術云々より国家暴力が介在しない、純粋に技術だけの運用で人々の信用を勝ち得れるのかどうか、という人類の歴史の実験だったように感じている。結論からすると、割と信用してくれて信用創造が可能だったことが実証されたのではないだろうか。

が、社会で一般的に使われるかどうかはやはり眉唾だ。

金融庁は、仮想通貨の取引所を経由したマネーロンダリングやテロ資金供与を防ぐとともに、利用者を守る観点から仮想通貨の取引所の登録制を導入する。
-- 金融庁、仮想通貨取引所の登録制導入へ 来年の通常国会に改正法案 | Reuters

ようやく仕組み作りが始まった感じだが、明らかに国家暴力の範疇でしか発展しそうもない状況で、少なくとも国内で仮想通貨を運用するメリットは殆ど無いのではないかと思われる。

契約システムとしてのブロックチェーン

P2P型の契約システムとしての可能性について検討が始まったばかり、という感じだろうか。処理するサーバーが無くても、契約システムが運用できるとしたら、何らかの可能性はないのかというのを模索している段階なんだろう。

既に中央集権型のシステムでもサーバー1台で運用されていることはほぼ無くて、この手のアクセスを分散させて複数のサーバーで手続きを行う運用はフツーに行われているので、今すぐ必要な技術とは思えないんですよね。

クラウドは、今までサーバー1台で1つの仕事しか請け負えなかったのを仮想的にサーバーを増やすことで効率的に仕事を割り振る事ができるようになった、という技術でした。仮想的に増やしたサーバーを他の人に時間貸しして儲けようとしたのがAWSやGCPだったりします。この時に重要な技術は仮想化技術で、上場企業ですと仮想化技術で一歩秀でたVMware社が注目されました。

今回はどうだろう。

技術的には目新しい物は少なく、今ある技術の組み合わせです。どこも似たり寄ったりですからね。今必要なのは、技術力ではなく社会的なインフラ整備かと思われます。法整備、運用実績の積み重ねが出来て初めてモノになる技術ではないしょうか。

現に、債権については電子債権記録法という法律により、電子債権記録機関における記録によってその権利の発生と移転の法律上の効果を担保する仕組みができており、こうした新しい法律上の枠組みの制定により、資金や証券以外の資産の移転分野にブロックチェーン技術が応用されていく可能性はあると考えられます。
-- ブロックチェーンの正体 | TechCrunch Japan

手形の電子化の話ですね。法的な整備が速やかに決まれば、大きな発展が期待できると思っています。

日本で、日本社会で、日本政府でその対応が期待できると思います?現段階では実験レベルで終わる気がします。相変わらず米国がこの手の技術に特攻しており、上手いこと社会インフラの構築に成功した暁にはその実績を元に、日本版Fintechと称して丸パクして運用することは十分考えられるでしょう =)。

結論からすると、今の株価は行き過ぎやで。


2015年12月17日木曜日

今日の雑談 (12/17)

このブログ、割と読まれていないことが判明w


野村IR 資産運用フェア2015なんですけど、私には珍しく個人投資家の方と合流する機会がありました。

当方、無名で認知度はかなり低いのですが、二階建てさんでTwitterの呟きが取り上げられることがママあるのと、このブログを偶然見ているパターンがありまして、今回はブログの方でヒットしたようです。

で、折角なんで銘柄の話などをしていまして、3678 メディアドゥが話題に上がったんですよ。まあ過去、決算説明会さん経由で扱った銘柄でして、費用の殆どが著作権料の支払いに充てられていて変動費が大きいことを指摘しておきました。売上が伸びても利益が飛躍的に伸びることがなく、比例して伸びる程度なので、成長には電子書籍以外の何かが必要かなと。で、その成長エンジンの一つに電子図書館サービスってのがあったんだけど、楽天が絡んできたのでどうなるか分からんねって話、ブログに書いてあるやろ、もうねw


メディアドゥ絡みで、デジガレの優等生(私比)である6027 弁護士ドットコムやらデジガレの劣等生(私比)である3900 クラウドワークスの話をしたんですが、どうもコレも読まれていない。


もー。

でまあ、メディアドゥやら弁護士やらクラウドワークスの株を買うくらいなら、出資元の4819 デジタルガレージを買ったらええやん、今ちょうど2000円を抜けるかどうかの節目で、抜けたら上値軽いでぇ、って話をしたんだがそもそもデジガレを知らないというw。

君らって奴わもうねw


今日の朝方のデジガレは結構良かったんでホルホルしていたんだけど、どうも日経平均と共に下げてく感じはやや悲しいところではありまする。

まあ悪くない投資アイディアだったんじゃないですかね。


Twitterでバズるとスマホの通知が五月蝿いわw




フォローしている人数が異様に少ないと指摘されがちなのですが、そんな私のツイートに何故かリツイートの嵐が来てまして、夜中作業している時に「ブイーブイー」とモーター音が鳴り響いて薄気味悪い状況を数日過ごしています。

不気味やで。

で、上記の話は確か2170L&Mの小笹さんが株主総会の合間で言っていたのを聞き取ったものだと記憶してます。もしかして違うかもしれませんけど。

その人にとって重要な情報ってのは実は自分でもよく分かっていないというオチでして、リコメンド機能ってのも案外難しいんですよ。一見、必要そうではない情報でもひょっこり潜りこませることで、新たな機会を作ることになるのですが、全く関係ないと二度と使われないという。となると、過去の行動履歴、年齢、性別等を集めて精度を高める必要があるんだけど、それってプライバシー問題が絡んでこれもまた難しいって話。

まあでもプライバシーについては時代ごとの「ゆらぎ」が大きいんで、いずれ落とし所が出来るんじゃないかと思ってます。

勿論、米国主体ですけどね。日本は誰も社会設計に手を付けずに社会問題として取り上げられるまで放置し続けますからね。これでは世界では通用しない。

3723 日本ファルコム、9709 NCS&A - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

3723 日本ファルコム


日本ファルコムは、ゲーム開発を行っている企業です。四季報の同業他社に3785 エイティング4334 ユークス4728 トーセ





ファルコムの思い入れの話をすると木屋さんの話から始めたいんだが、趣旨が異なるので財務から見てみますか。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


現金の塊ですね。

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近年、収益が急速に良くなった理由の一つに知財管理に徹したことが挙げられるかと思います。

ファルコムはPCゲームではかなりの老舗なのですが、PCゲーム開発では大きく収益を稼ぐことが出来なかった状況が続いてました。その後、英雄伝説シリーズの外注化(たしか韓国だっけか?)あたりでコツを掴んだっぽく、PCゲーム以外の他のゲーム機にライセンス販売を強化したことで大きく収益を伸ばすキッカケになっています。

PCゲームで培ったビックタイトルである「イース」「英雄伝説」の派生が多く、新規タイトルを出さなかったことが結果として業績を伸ばしているのかもしれません。

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纏めると、今後もビックタイトルを目指さず、ビミョーな続編を作り続けるならキャッシュカウ銘柄として収益を積み重ねることは可能かと思います。

でもなあ。

ザナドゥの続編が東亰ザナドゥとは思いたくないし、ソーサリアンの続編がソーサリアンオンラインかというと、どう見ても別物でしょう。なんかこう、凄く寂しいんですよ。

一ゲームファンとしては、ツヴァイの続編とかソーサリアンの続編とかロードモナークのような変な発想のゲームがやりたいんですよ。どこにでもあるようなゲームをインスパイヤしたようなものより、チャレンジングに溢れた怪しいゲームをみてみたい、というのは贅沢な話なんでしょうかね。



9709 NCS&A


NCS&Aは、ソフトウェアの下請けを行っている企業です。四季報の同業他社に3799 キーウェアソリューションズ4761 さくらケーシーエス9739 日本システムウエア





いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


良くないですね。

長い間、株主資本を食いつぶしている状況が続いており、他社と比べるとキャッシュフローも安定していない状況のようです。2015年度に同業他社との合併があり、株主資本が増加していますが、既存株主としてはビミョーでしょう。投資有価証券の比率も上がっているようですが多分、中身は酷いでしょうね。

利益率からすると、人材派遣会社と変わらないのですが、ソフトウェア下請けのイベントで有りがちな不採算案件が多発するようですと、派遣より安定した収益が望めない分、不安要素が増えます。

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纏めると、今後、この手のソフトウェアベンダーの吸収・合併は増えてくるかと思われます。

この業界は、必要とされている割に慢性的に人材不足でして、これを補うためのM&Aが増えてくることが想定されます。人を雇うより会社ごと買った方が安いんです。合併後、速やかにホワイトカラーを排除し、事業には遠い技術者をレイオフしていければ収益性を上げることが出来るのですが、合併という形を取っているので、この企業には当てはまらないかもしれません。

1部上場を狙うのならQUOカードをオススメします =)。

2015年12月16日水曜日

4243 ニックス、8789 フィンテック グローバル - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

4243 ニックス


ニックスは、プラスチック部品を製造している企業です。四季報の同業他社に6896 北川工業7988 ニフコ





ファスナーは、衣服で用いられる用途のものではなく、工業では留め具のような部品の事を指します。

ニフコやパイオラックスは、自動車部品を得意としています。自動車で使われる安全部品として使われる分、他社より利益率は高めです。最近の自動車の電子化、軽量化によりプラスチックが使われる用途が増えており、他の自動車部品よりも業績が好調のように感じています。多分、今後もこの傾向が強いんじゃないでしょうかね。

防虫素材の説明を見る限り、割と悪くない印象でしょうか。この手の話ですと4005 住友化学がアフリカ方面にマラリア対策として輸出しているオリセットネットが有名ですよね。社会貢献という意味でも輸出については優先度を上げて欲しいところです。案外、こいうネタで株価が反応することが多いですしね =)。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


悪く無いですね。

2009年から徐々に売上・利益を伸ばしており、これといって大きな投資をした痕跡がないようです。大きな設備投資がなくてもある程度の利益が確保できる業種なのかもしれません。

流石に現金の比率が大きいのは気になるところです。これで配当性向が10%台というのは、保守的を通り越して上場している意味合いすら問われるレベルでしょう。

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纏めると、現時点(12/16)の株価水準の予想PERは6.67倍、PBRは0.71倍とかなり割安で放置されているのが気になりました。

同業他社の北川工業も似たような財務内容でして、割と現金が溜まりやすい業種なのかもしれませんね。従業員の老齢化(平均年齢41.2歳、年収516万円)も地味に気になります。立ち位置の悪くないキャッシュカウ銘柄、ですかね。

悪い人に絡まれてもおかしくないレベルでしょう =)。


8789 フィンテック グローバル


フィンテックグローバルは、金融系の投資を行っている会社です。四季報の同業他社に2134 燦キャピタルマネージメント3113 Oak キャピタル9318 アジア開発キャピタル






あまり知らないので紹介だけ。

昔からネタとしては実に味わい深い銘柄でして、濃ゆい人達が粘着していた頃に観察していました。面白かったですね(過去形。


7943 ニチハ - ジェイリバイブ (15.12.11週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7943 ニチハ


ニチハは、建設部材を製造している企業です。四季報の同業他社に5900 ダイケン5943 ノーリツ5237 ノザワ

今週は、確かな技術力をもとに窯業系外壁材の大手メーカーとして成長を続ける「ニチハ」をご紹介します。窯業系外壁材と は、セメントと繊維を主な原料として板状に成形した外壁材のことを指し、かつて主流だったモルタル工法に比べると工期が短 く、柄や色などのバリエーションが豊富という特徴を持っています。現在では新築戸建住宅の8割近くに使用されており、業界の 主流になってきたといえるでしょう。同社は40年以上前から窯業系外壁材を手掛ける先駆的企業として市場成長を牽引し、 業界首位の48%(2016年3月期第2四半期実績)というシェアを確保するに至りました。その過程で研ぎ上げてきた独自の塗装 技術が同社の大きな強みになっています。

複数の色を重ねることで自然の凸凹感を作り出し、自然石、タイル、レンガ、木目など、様々な素材に限りなく近い風合いで仕 上げ、かつ意匠性に優れた製品を世に送り出しています。一見するとレンガ造りの家でも、実は同社の外壁材が使われていた というような例は数多く見られ、戸建住宅の表情を生み出すうえで不可欠な存在になっているといえましょう。また、季節・昼夜 を問わず過酷な条件に晒される外壁材において、耐火・耐震・耐候性も極めて重要な要素です。同社は基材構造や塗膜技術 についての知見も豊富に蓄積してきたことで、業界内で群を抜く多くの製品に対して、“変色・褪色10年保証”と“製品10年保 証”を付加しているほか、最高レベルの耐火等級にも適応しています。同社の高い技術力を示す好例が、2014年に発売した新 製品『フュージェ』です。30年相当の耐久性を確立した超高耐候塗料と、シーリング材を使用しない新技術を採用したことで、 外壁の維持費用を大幅に削減することが可能になりました。このように同業他社の追随を許さない技術力と独創性によって、 今後も同社は更なるシェア拡大と成長を目指しています。

IR情報から2Q決算説明会動画を見ながら書いてまする。朗読会の様相でしてちょっと眠くなりますね =)。

新設住宅着工戸数が重要な指標になるようです。業績と統計とのズレがあるのは、統計から製品販売までのラグが3ヶ月のズレがあるのと、影響が大きい戸建住宅の伸びが着工戸数より低かったことが要因とのこと。米国の住宅状況は順調。2Q減益要因は、物流費の高騰と為替による増益要因の減少。原料安による改善は今後も期待できそう。

物流費の高騰がかなり業績を圧迫しているようです。効率化を進めたいとしていました。

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決算説明会資料ですが、よく出来ています。

強いてあげるなら今期のトピックスを頭に持っていくこと、細かい数値は全部Appendixに持っていって説明したい要点をまとめることあたりでしょうか。新設住宅着工戸数が重要な指標なら頭にグラフを持ってくる程度の工夫は欲しいところです。

説明会を聞かないと資料を理解し難い、というのは困りますね。

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いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


悪く無いですね。

2009年あたりから収益が安定し、スリム化をしつつ収益を伸ばしている様が伺えます。B/Sがほとんど太っていないというのは、設備投資ではない他の要因で伸ばしているのでしょう。

続いてFCF。


やはり2009年から確実にキャッシュを稼いでいる感じが見て取れます。

売上の伸びが左程上がっていないのは国内の住宅事情の影響なのかもしれません。

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纏めると、上記のコメント通りですと製品開発力による業績改善が素晴らしい、ということになりそうです。

利益率の改善、好調な米国住宅市場あたりは前向きに評価してもいいんじゃないですかね。強いて言うなら配当性向が20%とやや物足りない感じでしょうか。大きな設備投資を考えていないのなら30%程度まで上げても経営を圧迫することはないかと思います。

目立たない業種ですけど悪く無いですね。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20151211.pdf

今日の雑談 (12/15)


対象が70冊しかないっぽい。ちょっと寂しいねえ。


石野さんの本。ファンダ信者なら懐かしいと思ってくれる書籍なはず。

会社の収益性に注目して、ざっくりとした値段をつける手法について説明しています。WACCやらROICやらIRRやらの会計用語が入り乱れる書籍でして、投資に役立てるまでにはナカナカ骨が折れるのですが考え方の一つとして知っておくと面白いかもしれません。

ざっくりという割には難しいぞ。


会計本でベストセラーになったのはこの書籍が最初かもしれない。それくらい有名な書籍なんだが、レビューはやっぱり荒れてるw。読みやすいのは確かなんだが、ツカミのさおだけ屋に関してはインタビューもしていないっぽくてちょっとザルな面が多いのがアレだ。

この本を足掛かりに餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?を読むと理解が深まる。儲けのからくりが分かるようになると、投資の精度が上がる、といいな。


題名が全てだこれw。出版から随分経ったけど、あんま状況は変わっていないよね。

お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践~ 光文社新書
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勝間センセのインデックス運用本。

レビューがボロボロでワロタ。言われているほど悪くはないよ。時折、違和感のある話もあるんだけど概ね納得がいく内容だとは思う。ここまで叩かれていると陰湿な民族性を感じざるをえないね。アジアンぽいや。

先駆者としては、橘さんの臆病者のための株入門ですかね。流れは同じです。資産運用でもう少し突っ込んだ話が聞きたいのなら続編と思われる臆病者のための億万長者入門がお勧め。お勧めと入ったものの全編は読み終わってないけどなw


プラネテス1巻が今なら0円らしいぞ、急げ



宇宙のお掃除屋さんのお話です。私はNHKでアニメでやってたのを見たのが最初で、漫画はその後で読みました。どっちもイイぞ。

環境は変わろうとも、人類はあんま変わらないなって気はします。


パチンコの釘問題からギャンブル全般の社会設計に問題が発展するあたりがこの話の面倒臭いところだわなw




ホウドウキョク「真夜中のニャーゴ」、見てました。面白かったですね。誰もが悪く、誰もが悪く無いという三すくみ状態でして、なんとか落とし所を模索しているんだけど、今回は期間が短くどうなるか分かんないねって話っぽい。

パチンコ業界のフライング土下座の速度が問われるw

  • 「釘問題」だけで終わりそう?
  • 法で賭博が禁止されているけど、この問題はパチンコだけに留まるの?
  • ギャンブル依存症の対策どうなの?
  • カジノ法案、ムリゲーw

パチンコ層がいつの間にかギャンブルガチ勢しか残っていなくて、本来の建前であった遊戯目的の客層が少なくなってしまい、世間様から逆風吹きまくりという状況でして色々辛そうです。

本来の目的であったはずの射幸心を煽ること無くマイルドな遊戯目的であったはずの宝くじは当選金額をガンガン上げるし、競馬だとネット経由で気軽にアクセスさせることで射幸心を煽りまくってるけど、この部分に刑法が通じるかというと、管轄省庁が違うということでグンニョリするあたりがまたどうしようもない状況のようです。

こうなるとやっぱり問題が矮小化され、パチンコだけが社会の犠牲になるパティーンしか見えませんね。

(-人-)

パチンコ・パチスロ、その周辺の両替機等、触りたくない銘柄が増えそうだw


人手不足と人材不足


日銀によりますと、中小企業の間では、人手不足を背景に今年度は大学生や高校生などの採用を諦めるところが相次いでいるということです。
-- 人手不足感じる企業 規模・業種問わず一段と増加 NHKニュース

単純に人が足りないのであれば、賃金を上げて広く求人をすればいいだけのことなんだがここでいう人手不足というのは、人手は欲しいが賃金が折り合わないので諦めざるを得ない、という話なんだろう。

一方で人材不足という話になると、賃金は出すが一定のスキルを有している即戦力が足りないということで、これもまた人材の取り合いになって諦めざるを得ないという流れになるんだろう。

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解決策を考えてみよう。

人手不足の場合、1人あたりの利益率を上げて賃金の高い仕事にするか、1人あたりの効率を上げて少人数でも利益を出せる体制にするか、という話になる。いずれにしろ設備投資を伴うので体力のない企業だと頭を絞るしかなく、お手上げ状態ということなんだろう。

無能を続けてきた従業員と経営者のツケじゃねえか、知った事か。

人材不足の場合、スキルの高い人材が確保できないのだから、今いる人材のスキルアップか、新卒・若手を確保してスキル向上を狙うか、という話になる。いずれにしろ教育コストを伴うので体力のない企業だと、賃金を引き上げで無理に人材確保を狙う必要があるだろう。

教育コストをケチってきた従業員と経営者のツケじゃねえか、知った事か。

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無能なのは経営者であって従業員は社畜として働いていただけだ、という話になるんだが、その主張なら奴隷は奴隷らしく主人とともに逝くしかないよねってことで納得していただけるだろうか =)。

失われた20年に培われてきた成長性は、経営者と従業員の下に労働者を働かせる仕組みによって労働コストを削減したことが大きいんだろう。今、人手不足になってこの仕組が崩壊しようとしているわけだ。新たに外国から労働者を輸入しよう、という流れが出来つつあるが、彼らがこの不平等な仕組みに対して行動に移すのは案外早いとは思う。彼らはこの奴隷制度を維持するための教育を受けていないのだから。

新たなる奴隷制度による成長性を選択すれば、後20年くらいはしのげるとは思うのだがどうなることやら。

【株主総会メモ】 4751 サイバーエージェント (15.12.11 午後1時開催)


2015年12月14日月曜日

今日の雑談 (12/14)

3788 GMOクラウド、クラウド型電子契約サービスを立ち上げてたのを今更気がつくなどw



今日の雑談 (10/22)で取り上げた弁護士ドットコムのCloudSignの二番煎じ感半端ないですね =)。料金設定は確実に敵視しているっぽくてとてもアレです。サイトのデザインもソレっぽいのは偶然なのかな。

GMOクラウドの方は、客層をビジネス層に絞ってるっぽい。一番マッチしそうなのが個人事業主間の契約だと思うんだけど、どうもその用途では使いにくいように見えた。悪い意味で応用の効くシステムを提供していて、即戦力になりそうな感じがしない。

単なるツールなんだよね。サービスではない。

運用する企業が増えれば指数的に増殖する可能性を持っているプロジェクトだけに、可能性を過小評価しているんじゃないのかな。もっと強めの値段設計でも良かったように感じる。

色々惜しい。


ひふみ投信、年末に向けて好調で何より =)




今日の日経平均は18,883.42円で前日比△1.80%。それに対して△0.16%なんだからかなりの健闘ですな。


野村IR 資産運用フェア2015に参加してきました


この内容もやっぱり需要ありますかね。


4751 サイバーエージェントの株主総会に参加してきました


って話を書くべきか悩んでるw


国家vs企業での富の奪い合い



また欧州委員会ですか。

近年、米国や欧州で多額の賠償金を請求される日本企業が多くなりました。その額は年々増えていってる状況でして折角、稼いだおカネを労働者に配分するより前に国家権力に強奪されるというのはどうなんだろうって話がありましてね。

その点、日本は大してカツアゲしていないというか、単に消費者保護がクソなだけなのか、実にビミョーな立ち位置で、例えるならおまいらはフェザーンか、と。いやよく分かんない例えだなw

まあそいう時代ですので、なんとか政治は許さないとか国内で悪意をばら撒くより、海外でもっと悪意を振りまいたら、悪意の国際化が展開できて、なんか、素敵だと思えませんね。

はーこりゃこりゃ。


情報産業自体は生産性が低いって話


「公式統計によると、今日のGDPに情報産業が占める割合はたった4%だ・・・4%と言う比率は、1980年代後半からまったく変わってない。」(186㌻)しかし私達がPCやスマホを利用する時間は著しく増えているし、それによって得られる情報量は桁違いに増えている。これは明らかにおかしい。今日の経済で生み出されている多くの情報サービスの価値がGDPからすっぽり抜け落ちていると言わざるを得ない、というわけだ。
-- GDPで計測できない「付加価値」が増えている。経済統計としてのGDPの限界 ( その他経済 ) - たけなか まさはる - Yahoo!ブログ

著しく生産性の高い設備とかは、米国に置かずに北欧の税金が少ない地域で運用していたり、知財管理とかタックスヘイブン地域に拠点をおいたりするんでやや偏ることもあろうかとは思うのですが、まあそんなのは一部の企業でして。

一般的にはプログラマー自体に生産性は少なく、そのプログラムを利用する人たちの生産性を高めるという特徴からしてみても、上記の統計結果は納得行くものでして。逆に考えると情報産業で働く人の割合も昔から固定されているのかもしれませんね =)。

昔ガラケー、今スマホみたいな人たちが結構いるわけで、この手の人達が合流するタイミングでやっぱり生産性が(ry

情報産業が如何に頑張ってもそれにおカネを落とす割合はほとんど変わらない。確かに価値はあるんだろうけど、それはゴミのようにコピーされていく。


やっぱり情報産業で働いても幸せにはなれないよ、保証する。


結局、vvvウィルス騒動って何だったんだろうって話


つか、アフィリエイトで運用しているサイトが殆どなのに、自分が表示しているオンライン広告の安全性について何らアナウンスが無いのは如何なものかと思うわけですよ。

まあ個人サイトとかまとめサイトに期待するのはどうかと思うんだが、日経とかカドカワとか有償の癖に広告を表示するとか、どいう神経をしてるのか未だによく分からないんだけど、彼らからのアナウンスって見つからないんだよなあ。まあどうせウィルス被害があったとしても、テヘペロで済ませるんだろうから、いっそ開き直って広告表示を続けるのが正解ってのがアジアンの常識っぽくて胸糞が悪い。上場企業様ですらこのザマなんだから俺が我慢するのはどうなんだろう。

Twitter経由のまとめでまとめサイトから感染したとか、明らかに悪乗りしたデマがまとめられているあたり、震災の悪質なデマと変わらない。


どうしたものやら。


2015年12月10日木曜日

今日の雑談 (12/9)

追い込み部屋の存在を多くの従業員は知らない


上流階級の従業員様より底辺コミュニティの奴隷さんたちのほうが割とこの手の情報共有が強くてですね、私も知りたくないのに知らされるという状況で、自らの立ち位置の低さを思い知らされることになるんですが、やっぱり知らない方がいいことってのは沢山あるのですよ。

日々、見殺すことで平和に暮らす社会ってのも悪く無いと思うのですよ。

ただ最近は、見殺していた層が見殺される層に入り込んでいて、その人達がやたら五月蝿いってのもあって、おいおい今更かよと思わないでもないわけです。

って話を具体例を交えて話そうかと思ったのですが(ry


マクドとは違うのだよ、マクドとは!


吉野家ホールディングスは9日、牛丼の具を3カ月間毎日食べ続けた場合の身体への影響を調べた実験結果を発表した。成人の男女24人を対象に実験前後の体 脂肪率や血糖値などを調べた結果、特に変化は起きなかったという。同社は「毎日食べても健康リスクが増加する兆しは見られなかった」としている。
-- 牛丼の具3カ月食べ続け、健康リスク増えず 吉野家HDが実験  :日本経済新聞

一体、何の実験をしているのやらw。

昔、スーパーサイズ・ミーというマクドのバーガーを毎日食べるというドキュメンタリー映画があったんですが、その流れでしょうか。なんかググったらYouTubeに日本語吹替版が公開されてたんですが、アレは一体、、、

まあどんな結果がでようが栄養バランスを考慮しつつですね、食事をするのが基本でございますええ。

スーパーサイズ・ミー [DVD]
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公共性の低さを演出するアジアンを冷笑するコーナー


短期間で変化したり消えたりする中央省庁の過去のホームページ(HP)を、保存・公開する事業を国立国会図書館が進める中、防衛省など6省庁がインターネット上での公開を認めていないことが8日、共同通信の取材で分かった。
-- 過去HP、ネット公開認めず | Reuters

Internet Archiveと同等のサービスを国会図書館が行ってて、彼らは許認可制を採用していて許諾を得ようとしていて、結果この有様w。

公共のための組織が公共性が低いというアジアンに有りがちな対応にホッコリするなう。

大方、この手の判断を下す部門がなくて責任者がいないので取り敢えず否定しておけ、という流れが容易に想像できるあたり、やっぱりアジアンだなあ、と。

宦官政治の延長上の組織なので仕方ないね。


Google for Mobileに参加してきました


元開発者としてのモチベーションを上げるために定期的にこの手のセミナーには参加しておりまする。今回は、六本木ヒルズではなく横浜方面でしたので混んだ電車に乗らずに済んだのは幸いだったかな。

全体としては前半は開発者向けの情報が多かったんですが、午後はビジネス向けの情報が多く入ってまして、ソシャゲ関連のアプリを作ってる企業の講演が結構合ったのが印象的でした。

フェーズが変わってきているのかもしれませんね =)。

後で情報をまとめる予定。今さっきまでぐったりしてましたw。そろそろバカでも儲かる相場が終わって冬の時代に入る見込みが強いっぽいので、元のあるべき姿に戻れるよう、頑張りますよ =)。





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ちなみに帰り際、PC DEPOTのお店に寄って優待券を使ってきました。使い道が浮かばなかったので取り敢えずアマゾンギフト券を購入しました。昔はアマゾンギフト券は売ってなかったんで助かりました。

株式分割前まではこの銘柄に結構入れ込んでまして、優待でゲーム機が買える程度まで持ってた時期もありました。今も持っていたら相当な利益になってたんですけどね、、、orz

久しぶりに横浜本店を見てきたんですが、すっかり模様替えが行われていました。PC販売よりもPCクリニックというサービスを主体に切り替えたらしく、サポート待ちのお客さんが数名いたのが印象的でしたね。

家電量販店との差別化が上手く行っているようでした =)。