2022年12月29日木曜日

【NISA】 NISA口座の状況 (22/12末 NISA2022まとめ)

NISA口座の状況 まとめページ

ということで2022年のNISA枠が終了したので纏めていきたいと思います。



月次


11月末 → 12月末は、減りましたorz

  • NISA : ▲5.60% : +18.61%(11月末) → +13.01%(12月末、12/28現在)
  • TOPIX : ▲3.86% : 1,985.57(11月末) → 1,909.02(12月末、12/28現在)

12/20の日銀会合で実質的な長期金利の利上げを発表したことで、相場が動きました。円安有利である製造業、低金利でレバレッジを効かせやすい事業である不動産業あたりを中心に下落することになりました。金利が上がると成長株が下落するアノマリーに近い現象もみられました。

製造業でいうと6301コマツ、不動産業でいうと3252地主、高PER銘柄でいうと7730マニーあたりが大きく下落しました。

逆に金利上昇により銀行業を始めとする金融業有利の展開なはずなのですが、8410セブン銀行には特需らしい値動きはありませんでした。まあ金融業として見られていないのでしょうし、私も金融には期待していません =)

今後、米国で大きな金融政策変更が行われない限り、ドル円125-135円近辺を低いボラティリティの状態で維持していくのかなあというイメージでいます。一方、日銀は今後、ドラスティックな金融政策変更があるとは考えていません。黒田さんの後継の影響はあるかもしれませんが、金融緩和を続けないという選択肢は今の日本にはないと思ってます。今回の見直しは投機家と諸外国の中銀からの外圧に負けたのでしょう。


銀行業、保険業は利上げの影響、海運業、鉄鋼は比較的高配当で万年割安株として選択されたと思われます。輸出が強い機械、輸送用機器(自動車)、金利上昇で不利になりやすい不動産業は軒並み下落しています。

諸外国と同様に不況に付き合うつもりなら今回の12月のトレンドが長く続くかもしれません。一方で、せっかく国内景気がこれから持ち直す局面で、何故かセコい増税話が出てくるあたりは経済のセンスねえなと思わんでもないです。勿体ない話です。



年次


  • NISA : +11.22% : +1.79% (2021年末) → +13.01% (2022年末, 12/28現在)
  • TOPIX : ▲4.50% : 1,998.99 (2021年末) → 1,909.02 (2022年末, 12/28現在)
  • ひふみ投信 : ▲13.42% : 62,395 (2020年末) → 54,021 (2022年末, 12/28現在)
  • アクティブ元年 : ▲4.75% : 19,499 (2021年末) → 18,573(2022年末, 12/28現在)

    頑張ったな俺!(選んだ銘柄が頑張っただけですが)

    個人的にはアクティブ元年はプラスというイメージだったのですが、今年は結構厳しかったんですね。回転率が高いと上位に出てくる銘柄は調子がいい銘柄が多いからかも知れません。

    ちなみに、2021年末は21.12.29現在の数値を採用しています。12/30にしていないのは私のNISA枠が12/29から始まっているからでやや変則的ではあります。細かいことを言うと12/29の始値から終値は全く無視されているのはいいのか?って話ですが、まあ細かい話はどうでもいいじゃないですか =)。

    年間を通じた日経平均は以下の通り。


    年初から10%マイナスですか。影響の大きい値がさ株の一角であるソフトバンクグループ(親禿)の影響が大きいのでしょうね。相変わらず株式指標としては偏重気味ですよね。

    NISA(2018)



    5年目の最終年度は▲24.04%。今年一年では+9.17%になりました。NISAネタを始めてから5年間でプラスにならなかった初めてのケース、大惨敗でした><

    戦犯は2428ウェルネットです。

    この銘柄、割と思い入れがあります。組入当時、中期経営計画で配当固定で減配しないという方針を出してまして、これはNISA向けにピッタリと思い採用しました。残念ながら、中計から程なくしてビジネス環境が大きく変化し、この企業にとって向かい風になりました。コンビニの統廃合が進み、主力の決済代行に陰りが見え始めた直後にコロナ禍に突入、成長分野である電子決済サービスに巨大な資本が相次ぎ参入し、資本の差で負け戦を強いられることになりました。なんというかツキがなかったですね。

    私が働いていた当時、株主総会は土日開催だったんですよ。ありがたかったですね。なんだかんだ株主総会には毎年参加していたのですが、それも前期、本社を札幌に戻すことになり、総会にも参加できなくなりました。せめてバーチャル総会を開いてくれとは、株主総会で言っておいたんですが、残念です。

    本来なら配当方針を反故にした時点で売却するべき案件ではあったのですが、今までの思い出がそうさせてくれませんでした。後悔はしてませんが反省はしてるんですよええ。

    3474G-Factoryは穴埋め要因でした =)。テンポイノベーションと同じく飲食店向けのサブリースを軸に上場してきたので、まあ下手なことにはならんじゃろ、という考えで組み入れましたね。株主総会に行くつもりだったんですが、ここ、12月銘柄の集中日なんですよ開催が。参加の優先度は極めて低かったですね。


    NISA(2019)



    4年目は+18.24%。今年一年では▲16.78%となりました。結構やられましたね。

    前年の9986蔵王産業が良すぎたのかもしれません。円安不利ではあるのですが需要はそれなりにあるようで売上は堅調でした。3950ザ・パックは主力が高級紙袋ですのでコロナ禍では厳しい状況でした。パルプ・紙は、円高有利で景気動向の影響を受けやすいセクターなのですが、同セクターの中ではかなり健闘した方だと評価しています。インバウンド需要が戻るフェーズで再評価されるものと期待しています。


    NISA(2020)



    3年目は+5.70%。今年一年では+11.56%となりました。祝プラテン!

    2157コシダカHDが壊滅的だったのですが、今期の業績予想が好感され大幅なプラスになっています。これ後2年でプラテンもありえるでぇ。5187クリエートメディックはコロナ禍では厳しい状況を強いられています。今の行政の対応を見ている限り、プラテンまで時間がかかりそうな気はしてます。

    主力の6301コマツは12月相場で下落してしまいましたが、ここまでよくやりました。同業の$CATの株価も堅調ですし、円高に負けずに頑張って頂きたい。


    NISA(2021)



    2年目は+58.27%。今年一年では+33.95%。今年も大躍進ですね。組入銘柄全部が絶好調という珍しいケースでした。

    8410セブン銀行は5年目まで日の目が当たらない予定でしたので嬉しい誤算です。7605フジコーポはコロナ禍で小売セクターにあってよく頑張ったと思います。一度は株主総会に参加したいとは思ってるのですが宮城は遠いって。


    NISA(2022)



    1年目は+7.09%。頑張りました。

    7730マニーには助けられました。高PER銘柄で下落局面にあったので株価上昇はしばらく後かと思っていたのですが、今期の業績予想が素直に評価されたようです。NISA保有中に株主総会には行きたいとは思ってますが、今期は未だコロナ対応で塩対応な記載だったのでスルーしました。いや遠いだって(;´Д`)

    7844マーベラスはなかなか評価されないですね。ボッコボコの業績というわけでもないのですが、セクター全体がそいう空気感なのかもしれません。7618PCDEPOTは5年目に化ければそれでいいという組入ですので現時点では過渡期ですね。


    ということで


    相変わらずこのコンテンツ、書くのが直前ですね。去年は午前7時に公開したようですが、今現在の時間は午前3時。少しは改善したのかな =)。

    今年も初日にNISA枠を使い切る気、満々です(*´ω`*)

    組入銘柄候補は12月当初でほぼ決めていました。5年目で完全勝利を得る銘柄にしたいと思ってます。毎年、この時期に書いているページである年率5%の投資アイディアから銘柄を選択しているのですが、今回は採用しない予定でいます。

    今年はマイルドなインフレが数年続くシナリオで銘柄を絞り込んでいます。

    ということで朝の寄付き、がんばるぞー。

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