2012年11月17日土曜日

勝手に答える「株式市場50の疑問」 (1)


株式市場50の疑問 | 殿堂入り株式メルマガ 億の近道


上記の質問ネタに勝手に答えてみるテスト。気が向いたら続ける予定。

Q1.なぜ日本の株は上がらないのか?


長期にわたるデフレにより、日本国内の景気に悪影響を及ぼしているのが大きいでしょう。

国内の強い産業が概ね輸出企業なので円高による影響もあります。株価は、その地域の経済に対する景気の期待度によって上がる傾向にあります。期待が持てる産業の育成も検討課題になっていますが今の所、ビミョーと言わざるを得ません。

ただし日本株式全体が下げているわけではなく大型株の下げが平均株価に影響しているのが大きいです。

Q2.なぜ人は株を投機の道具にするのか?


自由度が高いからでしょう。

ある程度流動性が出てくると、投機的な売買によりある程度は市場を支えます。市場が投機的な売買を望んでいる節もあります。人はどうであれ自分はどう市場に向き合うか、投資で重要なのはそこだと思いますよ。

Q3.株式投資で結局は個人は儲かるのか?


儲かる人もいればそうでない人もいます。

レバレッジを効かせれば更にその値幅は広がるでしょう。株式投資は、時間経過によってリターンの期待値が膨らむ特徴があります。これらの期待値をうまく活かすことが出来れば万人が儲かる可能性がある金融商品といえます。

一方で為替取引(FX等)という金融商品は、時間経過でリターンの期待値は膨らみません。常に両国間の両替の鞘を取ることで収益を得ます。スプレッドの差は通貨の劣化の差です。この差は何らかの刺激により巻き戻す傾向にあるようです。コツコツドカンの典型例であり時間経過によるメリットはありません。

Q4.なぜ企業は株を上場するのでしょうか?


色々あります。

今まで投資をしてくれた人たちへの恩返し、上場することによる認知度の向上、経営者の自己満足、
経営危機にあった場合の資本対策等。投資家としては、上場によって投資家からかき集めた資金を活用して更にビジネスを拡大させることで持ち株の価値を上げることを目的とした企業に期待したいところでしょう。

不況ゆえに優良な投資先が少ない故に人気も集まりますが落胆も多い、というのが今のIPOの現状ではないでしょうか。

Q5.なぜ低PER銘柄は嫌われるのでしょうか?


常に収益を上げ続けることが出来ないと見られている場合が多いと思われます。一時的な低PERが理由で保有したいと思う投資家は稀でしょう。

長続きしそうもない収益というのは好まれません。上場企業であるからには常に一定の利益を上げていく必要があります。長期で見て事業が尻すぼみであると判断されると不人気銘柄になりやすい傾向にあります。低成長産業であっても効率化やM&Aによって利益を上げる企業もありますので、その手の経営努力が足りないと不人気になりやすい傾向にあります。

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