どうも今年から決算動画を流す業者を変えたらしい。一瞬、決算説明会を開催しないのかとヒヤヒヤしていましたが公開されて良かった。
- 日本の民需はあまり戻ってきていない
アベノミクス効果で雰囲気はよくなったが、現状では設備投資までにはまだ至っていない。建設・土木は、今年の夏後半あたりから積極的な設備投資が始まるのではないか。 - 中国の減速感は変わらず
中国は12月決算で、1Qを見た感じだとまだ景気回復には至っていないが持ち直す傾向が見え始めている。 - 米国・カナダの伸び
米国は主要顧客である石炭設備投資が伸び悩み。今後も大きな成長は見込めそうもない。が、他の風力発電やシェールガス等のエネルギー関連でそれを補っている。カナダのサンドオイル設備投資は引き続き活況。 - アジアの成長
韓国の主要顧客である液晶設備投資が設備投資を控えていた関係上、弱くなっていた。今期は期待できそう。タイ・韓国は新工場が出来て期待できそう。 - 売掛金の増加
ビジネス上、4Qに売上が集中してしまう事による。中国で現金ビジネスから手形を受け取らなければいけなくなり始めた。 - 棚卸資産の増加
前期後半から需要がやや弱含みになってきており在庫調整を行っているのだが、若干間に合っていない。今期前半まで調整が続くのではないか。 - 想定為替レートは1ドル90円
大体1円円安で売上2億円程度の影響を受ける。 - 配当性向は20%以上を目指している
現状20%ギリギリであることより、状況次第では増配もあり得るのではないか。
いつもながらB/Sの細かな説明があるあたりは、よく訓練されているなあと。
まあ無茶な業績予想はしていないと思うようん。
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