2021年12月31日金曜日

【NISA】 NISA口座の状況 (21/12末 NISA2022初日)

NISA口座の状況 まとめページ


NISA枠(2022)を使い切りました。NISA開始からはや9年目、9年連続初日使い切りを達成って、もう風物詩ですね。


毎度のことながら12/29現在、5年目を終えた銘柄が本口座に移動してきません(´・ω・`)。この状態ではNISAの計測がままならないのでしばらく待つしかないです。一体、SBI証券は何をやってるのやら。


12/31にようやく任務を終えたNISA銘柄が特定口座に切り替わりました。損益通算は12/30の株価がベースとなってるようです。いいんかそれで、、、。

いつものことですが12/29に新規にNISA銘柄を追加したことで全体の損益が変わります。一般的には5年運用したNISA銘柄の利益分が無くなり新規に銘柄を追加するので、スタートする損益も減ります。

今期は+1.79%からのスタートになります。


新規組入銘柄 - NISA(2022)



基本方針は、NISA口座の状況 まとめページにある通り、7のリスクで8のリターンを求めて行きます。配当利回りは21.12.29現在。

  • マニー [7730]
    成長株、配当利回り1.55%、長期優待有、医療機器メーカー。
    今回のNISAは、マニーを軸として組み立てました。マニーは海外比率8割を超え、配当利回りも水準を満たしていないので本来なら対象外なのですが、あまりにも下落が激しかったので拾うことにしました。グローバルニッチでオンリーワンの製品を持ち合わせている銘柄で、本来ならここまで下落することはなかったとみています。
    今期はコロナ禍の影響で医療現場に混乱が生じ、コロナ以外の治療は疎遠されていた背景があります。アフターコロナではすぐにとは思えませんが、徐々に医療現場も通常に戻ることが期待されるでしょう。マニーが製造している眼科用の針の消費も戻っていくはずです。
    つかメチャクチャカッコいいじゃないですか、世界に通用する製品を持っている企業って。いつか組み入れたいと思っていたのですが、時期的にもチャート的にもこのタイミングであろうことから組み入れました。
    まあ5年後を見ててくださいな(≧∇≦)b
  • マーベラス [7844]
    配当銘柄、配当利回り4.48%、ゲーム・エンターテイメント関連
    配当利回りの高さとこの銘柄の立ち位置で組み入れました。
    エンタメ系なので収益の安定性は期待できないのですが、その割には1株配は33円をここ数年続けており、また配当を出す財務力もあります。減配リスクが低いのは魅力でしょう。
    もう一点は、中国のテンセントとの資本提携です。最近、中国ではゲームへの制限が強く課せられており、中国国内での成長が難しくなりつつあります。となると中国以外での成長を検討するか、今までのリソースを放流するかになろうかとは思うのですが、現時点では後者は考えにくいです。中国以外で成長するとなると規模の大きい米国市場となるでしょうが、欧米や米国は結構ゲームの制限が強めではあります。となると消去法で日本市場が狙われるわけです。手っ取り早く日本市場を狙うにはM&Aになるでしょう。これから数年で中国からの資本注入が飛躍的に増えるとみています。このような環境では昔のコンテンツを持っているKADOKAWAやマーベラスは格好の的なわけです。このような背景から、あわよくば争奪戦に、仮に株価が急落してもTOBによる救済が期待できます。
    5年以内に大きな動きがあると面白い展開がみれそう、という視点で組み入れています =)。
  • ピーシーデポコーポレーション [7618]
    配当銘柄、配当利回り4.53%、優待有、PCサービス。
    配当利回りの高さと低PBR(0.59倍)が魅力になります。現在、PC販売からPCサービス(コンシェルジュ?)へ大きく事業転換をしている最中になっています。郊外の大型店を譲渡し、都心の小型店をサービス拠点として活用していく事業に切り替えていくとのこと。今期はその過程で、業績を諦め来期以降のV字回復を狙っている感があります。直近の下方修正では、在庫調整による利益減が響いているのですが、小売業を縮小するのであれば現状の在庫は必要なくなるので在庫を減らすのは経営上正しいでしょう。在庫を減らせば会計上、PL上の利益は減りますので今回の見栄えの悪い下方修正に繋がったわけです。もっと緩やかに在庫を減らすこともできたはずですが、コロナとも相まってどさくさ紛れに事業ポートフォリオを大きく変更してしまえとみえなくもないですね。
    ただどの程度のスピード感でサービス業へ転換できるのか、サービス業に転換したとしてどの程度需要があるのかが、いまいち見えてこないんですよね。まあ5年もあればなんとかなるっしょ、という気持ちで組み入れました。優待もあるしね。
  • ヤマダホールディングス [9831]
    配当銘柄、配当利回り5.10%優待有、家電量販店
    優待目当て。低位株なので枠の調整用として活用しました。株主総会の会場は遠いので出向くことはないかなあ。つか、家電量販店の株主総会ってお客様相談室になってしまい時間がもったいないってのもあるんよね(´・ω・`)
  • RIZAPグループ [2928]
    無配、優待有、フィットネスサービス
    優待目当て。ヤマダ電機と同じく調整用として活用。株主総会には是非参加したいとは思ってますよええ。

今回は、アフターコロナを前提に5年後までに好転しそうな下落銘柄を中心に採用しています。いずれも地力はある企業ですので、ビジネスが崩れそうもないと、思いたいですねえ。

、、、

せっかくなんで今回採用銘柄以外も紹介してみます。以下は当日の株価次第では採用の可能性はあった銘柄群になります。

  • JFEシステムズ[4832]
    配当銘柄、配当利回り3.41%。
    11月時点で採用予定だったんですよ。あの頃は株価が1900円台、配当利回りは4%前後で合格点だったんですよ。12月に入ってからブイブイ株価を上げてしまい、配当利回りから採用を見送りました。
    この企業の魅力は、安定した売上、利益率向上、従業員数の多さ、低PERです。
    JFE HDの子会社であるのですが現在、親会社のシステム刷新が続いており後、数年は一定数の売上が続くそうです。利益率はそんなに高くはないようですが、安定した売上は安定した雇用に繋がります。
    ここ数年、利益率が改善している理由を聞いたのですが、どうやら不採算事業を潰し、利益率の高いERP支援事業に人材を振り向けているのが好転しているようでした。不採算事業の撤廃は親会社からの圧かもしれません。いずれにしろ同業の日鉄ソリューションの利益率程度には近づけると感じました。
    従業員は単体で1546名、平均年齢44.2歳、平均年収737万円。流石大企業の子会社だけはありますが、この年収で数年前の利益率だったらお粗末なものです。人材の質からしてみて高利益率事業への流用は難しくないはずです。今後の雇用数を聞いたのですが、年50名程度だそうです。離職率との兼ね合いもありますが雇用数は少なすぎです。多分、余っている人材を転用を軸にしているのでしょう。採用難である状況でこれは大きなアドバンテージとみました。
    最後に低PER。9.8倍ですよ。同業他社比較でも低すぎです。理由は利益率改善に株価が付いて行ってないとみました。
  • パシフィックネット [3021]
    成長株、配当利回り2.76%。
    いくらなんでも急落しすぎです。1Q決算から随分値を下げていますが、1Qはそもそも売上が立たない時期でもありますし、レンタル用PCの在庫を積み増した関係上、減価償却費に利益が抑えられた状況で、ビジネスが崩れていなければ3Q-4Qで十分、業績を伸ばせるとみています。5年後もビジネスが崩れるとは思っていないんよね。
    流動性の少ないマニーの買付に失敗した場合のセカンダリーとして用意していました。PCデポは組み入れる予定にしていましたので、業種が被るのも懸念材料でしたね。
  • ミロク情報サービス [9928]
    成長株、配当利回り2.71%。
    2年間、下げ続けましたが地力のある企業だと思っています。
    社会全体がERPの切り替え時期でもありますし、自社製品がパッケージからSaaSへの切り替え時期ということもあり売上の伸びが抑えられている状況が続いています。このあたりが下げ続けている理由であるならば、SaaSへの切り替えが落ち着いたあたりで利益が上がることが想定できます。中計もそこそこ強めです。
    今期は、投資していた企業(プリン)がGoogleに事業買収され、特別利益が計上されており結果、PERが低めになっています。この分の投資利益が評価されてるようには感じませんでした。事業買収は運が良かったとも言えますが、次の事業展開に活用出来る資金を得られたと前向きに考えてもいいんじゃまいかと思うわけです(´・ω・`)
    この銘柄もマニー買付失敗用に用意してました。中計通りなら5年目まで我慢する必要がある辺りは懸念点ではあります。
  • マーケットエンタープライズ [3135]
    端数埋め用。低位株。朝の寄付から強めだったので早々に外しました。
    私の中ではリサイクル業は強めに推してまして、今後も市場の成長が期待できるとみています。マーケットエンターは今期は人材増を目指しておりコストが膨らみ利益は出ませんが、来期以降のV字回復を狙ってる節があります。V字回復狙いのコスト増という点ではPCデポと似ていますが優待がある分、PCデポの方が好みだったりします =)。

後、5銘柄くらい並行で株価をヲチしていました。流動性が少ないと短期で一定数を確保するのが難しいんですよ。板を壊してまで買付するのはボキュのポリシーに反するんですよ(´・ω・`)

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