2014年2月9日日曜日

今日の雑談 (2/9)

選挙活動自体は面白かったと思いますよええ



お疲れ様。Twitterでフォローしてみたら家入さん自体のRTで埋められてしまい、他の人のフォローなんざ出来ない状況になって面白かったよ。さっきフォロー外したけど。

選挙は、経験かもしくは認知度で当確が決まるっぽい。認知度と言う点ではホリエモンの代理戦争っぽい感じで辛うじて社会から認知されたに留まる訳でして。認知度を上げるにはテレビへの露出が必須で、多分無理でしょう。なので本気で戦う気があるなら、経験を積むためにローカルな選挙区で下積みする必要がある気はします。

まあ多分、普段の生活に戻るんだとは思いますが。

で、今回仕掛けた様々なネットによる選挙活動は、今後、他の候補に是非学んでほしい所ですね。これ、続けて行ったら一発あるで。

投票には行った方が良いよって話


結構前の書籍なんだけどかなり刺激を受けたんで紹介。


「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫)
ジェームズ・スロウィッキー
角川書店(角川グループパブリッシング)
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一応言っておくけど集合知万歳!という話ではないよ。

精度の高い予想をする鍵は、一つの方法の完成度を高めることではなく、集団が賢明な判断を下すのに必要な多様性、独立性、分散性という要件を満たすことにある。これから見ていくように、これらの要件を満たすのは非常に難しいが、難しいところにこの問題の醍醐味がある。

つまりですね。色んな価値観を持っている人たちが判断できる環境が揃えばかなり精度の高い予想をする事が出来ますよって話。

株式投資に例えるなら、みんなと同じ条件で同じ場所で同じタイミングで売買できる環境を揃えたいがために、様々な政府の暴力と保護が保たれている訳です。インサイダー取引が許されないのは、上記の公平な環境を壊すことになり、精度の高い値付けが行われなくなるから。不正会計も同様で投資家の判断を見誤らせるがために、わざわざ法で禁止している。全ては上記の環境を保つためだ。

投票も同様。意識の高い人たちが選ぶ代表がベストだったか、という実験が行われたらしいが、どうやら芳しくなかったようだ。専門家だから素晴らしい判断が出来る、というのはまやかしな訳です。株式投資でも分かるでしょ、奴らのダメさが。だからまあ、無駄だと思っても自分の意見を政治の場に活かされるためにも投票に行った方がいい。

というか投票率が悪いと民主主義が働かない。組織票による選民政治と何ら変わらなくなる。それすら選択できるのが民主主義の怖い所でもある訳だが。

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そいやタイの選挙騒動はまた違う意味で民主主義のアレさを感じまする。どこの国でも資本家の結束は強いですな。良し悪し関係無い。




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こんな感じで、株式投資やら民主主義やら様々な例を挙げて説明されているが、結局何故この方法が精度の高い判断が出来るのかは説明できなかったようで、これもまた興味深い。この延長にビックデータとかにも繋がるんじゃまいか、とも思ってる =)。

まあこんなボキュの糞っぽい感想より翻訳家の山形さんの書評が素晴らしいんで推薦しとく。



Kindle版出さないのかな。


チカラめし、フルボッコでダメ出しワロタw



2年前のチカラめしのボリューム感をご覧ください。

朝からキツいなう on Twitpic

これ並盛なんですよ。これで300円代で出されればそりゃ人気も出ます。これで採算合うのかって当初から言われていましたね。この頃のチカラめしを知っている人なら今の凋落が如何に酷いのか言うまでもないよ。焼きチーズカレーもソコソコ値段は張ってましたが美味かったですよ。

2762 三光マーケティングフーズの特徴として、居酒屋チェーンばりのインスパイヤの速度と持続力の弱さが挙げられると思う訳です。


  • インスパイヤの速度
    代表格として楽釜製麺所というチェーン店を上げときます。この事業は3397 トリドールが一発当てた丸亀製麺の事業スタイルとまるっきり同じでして。製麺機で作った出来立てのうどん麺、その場での茹で上げ、揚げたての天ぷら、どこにオリジナリティがあるのか困ってしまう程です。これを丸亀製麺と同じ速度で店舗展開していたんだから凄い。
    居酒屋チェーンの生命力の強さを感じましたね。
  • 持続力の弱さ
    居酒屋チェーンの流れを汲んでいるからか、どうも誰で出来る「マックジョブ」に拘っている感があります。水商売に必要な最低ラインのサービスが教育されていないというか、教育する必要がないと思っている節があるようです。外国人の方も多かったですしね。働く人にとってはある意味、ホワイトなんですが消費者にとっては「糞サービスの悪い店舗」という印象が強かったように思えます。
    チェーン展開の崩壊は持続力に掛かっています。開店当初はやる気満々でも時間を経るにつれ雑になって逝く弁当屋さんとかよくある話です。
  • 失敗する帳尻合わせ
    利益率の低い、お買い得な商品をメインに出して利益率の高いサブや他のメニューで帳尻を合わせる、というパティーンを狙っていたんだと思います。3053 ペッパーフードのステーキランチや9861 吉野家HDのスキ焼あたりがそれに該当しましょうか。
    チカラめしの場合、そもそもメインの焼き牛丼の劣化が酷かった。質もそうなんだけど、盛っている器が小さく変更された時は「もう二度と行かない」と心に決め、もう随分利用していません。


居酒屋チェーンが考えるほど、牛丼チェーンは参入しやすい商売ではなかった、ってことかと。事業変更したくても居酒屋以外には成功していないし、そのまま閉店するしかないというのが今の決算に表れている気がします。

身の程、重要。

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