15.08.27のツイートを纏めておくスタイル。
暴落したら安く買うことでリスクを抑えられるし、含み損を確定させて買い戻すことで節税もできる。
そして、暴騰したら高く売ることもできるし、あがらなくても配当が貰える。
バリュー投資は理屈上どんな局面でも有効に働ける。
市場の変動性はバリュー投資のリスクじゃない。
— enn_48 (@enn_48) 2015, 8月 27
バリュー投資のリスクは市場が変動することじゃなく単純にプレイヤーの間違った投資判断から生まれてる。
それをしないために未来が見えないのなら過去数年の業績の安定性と可能な限り高い水準の収益力をバランスよく兼ね備えた会社を買うというのが平凡かもしれないが、成功する可能性が高まる。
— enn_48 (@enn_48) 2015, 8月 27
まぁなにが言いたいのかといえば、財務諸表を読んで正しい企業評価が行えるなら、いい企業が売られたとき自信を持って買い向かえばいい。
昨日の放送で365円のナンシンを買えてたって人達がちらほらいたのは非常に嬉しかったし、皆もっと暴落をいい機会だと思えばいいのにって思う。
— enn_48 (@enn_48) 2015, 8月 27
まあ、そいうことになりますよね =)。
- キャピタルゲインに期待できなくても、インカムゲインで握る
- 企業価値の付け間違えがなければいずれ適正な価格に戻る
- 下落時は勇気を持って買い付けよう
- バリュー投資は不変なりぃぃぃ
という流れ。
ニコ生放送で「投機家は常に市場が正しいことを前提とし、投資家は常に市場が正しくないことを前提として投資をしている」って話をしていたんだが、割と納得してる。
このままドヤ顔されるのもアレだったんで、ありがちな
@enn_48 市場のボラに合わせてキャッシュポジションを多めに取る必要を考えると、資金の非効率性が目立たないリスクと思わんでもないけどどうよ?
レバレッジ運用だと相性悪い。
— Mc.N@休職中 (@SyncHack) 2015, 8月 27
@SyncHack
それは必要なコストと考えるべきだと個人的には思うな。
リスクとリターンは完全ではないけど基本的には比例する。それはマーケットにつぎ込むお金、レバレッジが増大するとボラティリティにおけるリスクもリターンも当然増大するからね。
— enn_48 (@enn_48) 2015, 8月 27
@SyncHack
そして、資金の効率性に関しては未来が見えない前提なら最適な値は出しにくい。
常にマーケットは動いていて、未来が見えるなら全てのボラティリティから収益が上げられるけど、それができる人は多分いない。
よく聞かれる機会損失についても同じだと思う。
— enn_48 (@enn_48) 2015, 8月 27
@SyncHack 資金効率や機会損失はその時点でじゃなく後でそれが正しいかどうかが分かることが多い。
よく放送で聞かれるけど、機会損失っていうのはあくまでそのプレーヤーのトレードスタイルでエンターするべきところを逃して期待値や収益を落とすことだと思うんだよね。
— enn_48 (@enn_48) 2015, 8月 27
@SyncHack
だから、個人的には自分の資産の100%のお金を働かせようとするのは資金効率的には悪いのかもしれないけど、そうさせるべきじゃないと思ってる。
将来が見えなくてリスクとリターンが基本的に等価値ならお金を市場につぎ込まないことでリスクを回避もできてるんだから。
— enn_48 (@enn_48) 2015, 8月 27
マジレスしてきやがったw
日経平均8000円時代はフルインベストメントでも自信があったし、配当による握力も期待できたんだけど、流石に今の相場だとある程度のキャッシュポジションは必要になっているし、投資機会も随分少なくなった印象はあるのよ。だからこそ今回の絶好球は逃すことが出来なかったってのは納得なんだが、やっぱり投資効率は悪い。
でまあ、ennさんはそれに対してリスクではなくコストだという。今となってはコストの高い投資と思わんでもないが、外れてはいないとは思ってるんよええ。
折角なんで、話題のナンシンでもみてみる?
7399 ナンシン
キャスターというと椅子や家具などの下に付けてある可動式のタイヤの部分でして、ホームセンターでもナンシンの名で販売されています。最近では介護用ベッドや医療機器や自動車関連用途のキャスターの需要が高まっており、順調に利益を積み重ねている企業です。
海外で製造し、日本で販売するので円高メリットがある銘柄でもあります。製造業にしては珍しいパターンですよね。
海外で製造し、日本で販売するので円高メリットがある銘柄でもあります。製造業にしては珍しいパターンですよね。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
特に大きな設備投資をすることなく、儲かった利益はもっぱら長期借入金の返済に当ててるのが分かるかと思います。こうなると株主資本が伸びまくる事になって、最近流行りのROEの低下を招くことになります。
配当性向をみると、概ね10%台で前期に限ると7.5%と酷い。概ね配当性向は30%平均、少なくても20%は保つことが期待されている状況で10%台ですからね。
悪いオトナに囲まれればいいのに。
続いてP/L。
売上は順調に伸びていて悪く無いですね。
利益については変な特益が出ているのでやや割り引いて考えた方がいいかもしれません。2014年度は株価が乱高下していたのを思い出します。当時、理屈は分からなかったんですけど、とにかく調子は良さそうだってことで握ってた気がしました。
なんかこう、雑ですよね。
会計テクニックを使ってもう少しマイルドな利益推移にした方が、税金コスト面でも有利だと思うんですけどねえ。興味が無いんですかね。
続いてFCF。
事業で安定した収益を稼いでいます。
借金返済による財務CFのマイナス幅だけが目立つ感じでしょうか。
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纏めると、財務的にはピカピカで文句なく、今の株価(401円)で予想PER 5.79倍、PBR 0.36倍、1Q決算の状況は悪くない状況でして、何故今の株価で落ち着いているのかさっぱりです。
配当性向が低く、ROEを高める態度が見られず、効率的に資本を活用して成長する意欲もなく、一体何で上場しているのかさっぱり理解できません。機関投資家からはそっぽを向かれている状況なのでしょう。ということで悪いオトナの人に囲まれて、プレミアムを支払って市場から出て行くというのが今のベストシナリオでしょうか。
せめて配当性向は25%は欲しいね。
後、株式分割による流動性確保ね。
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