2016年9月6日火曜日

4301 アミューズ - ジェイリバイブ (16.09.02週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

4301 アミューズ


アミューズは、芸能プロダクションを運営する企業です。四季報の同業他社に7860 エイベックスGHD

今週は、所属アーティスト層の厚みを増しながら成長を続ける総合エンタテインメント企業の「アミューズ」をご紹介します。 1978年の創業時には同年にデビューした「サザンオールスターズ」のマネジメントを中心に行っていましたが、1984年 「三宅裕司」、「岸谷五朗」、1988年「深津絵里」、1990年「福山雅治」、2002年「パフューム」といった具合に次第に幅を広げ、 ミュージシャン、モデル、文化人、子役など多様なジャンルのアーティストを手掛けるようになりました。既に20年以上 在籍しているアーティストも珍しくなく、長期的視野に立ったマネジメント力は業界内でも高い評価を得ています。

現在では250組以上が所属する大手芸能プロダクションとなった同社ですが、今もなお精力的な新人発掘・育成を進めて おり、近年では「三浦春馬」、「吉高由里子」、「佐藤健」、「神木隆之介」、「ワンオクロック」、「ディーン・フジオカ」、「星野源」、 「ベビーメタル」など、多くの若手が著しい成長をみせています。それに伴って特定アーティストへの売上依存度は年々低下し、 収益基盤は厚みを増しているといえましょう。

さらに同社は、単なるマネジメントだけではなく、企画・制作・流通・販売などの機能をグループ内に有することで、コンサート・ イベント、CM、印税、映像製作、コンテンツ二次利用、グッズの制作・販売など、実に多種多様な手法によって収益を生み出し ています。芸能界は浮き沈みの激しい業界ゆえに短期的な業績変動はあるものの、中長期的に見ると同社が右肩上がりの 成長基調を維持し続けているのは、アーティスト基盤の強化と多様な収益源が両輪となっているからに他なりません。 今後も同社では、こうした強みを更に研き上げながら、将来の海外市場展開を見据えた種蒔きも行いつつ、中期的な 成長持続を目指しています。

16.06.03からの続きです。


  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160902.pdf

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