株主総会なう pic.twitter.com/xh61wAD5DI— Mc.N@お手伝いなう (@SyncHack) 2016年9月12日
3686 DLEの株主総会に参加してきました。今回で3回目になります。
目的は、特にないな。今のIPと東京ガールズコレクション(TGC)の両軸はちゃんと回っているように感じているし、大きな不満はないんよ。今の会社の状況を聞きに行く程度のつもりで、株主質問に立つ予定はなかったんだよね。
場所は、いきいきプラザ一番町。去年と同じ場所でした。3年連続。相変わらず分かりにくく、株主総会に遅刻するご老体が結構いました。なんとかしたほうがいいとは思うんですがね。
参加者は、200人規模の会場で100名程度。去年と比べるとヤング比率が低めで女性がやや多かった印象です。あまりよくない傾向ではあるでしょうね。
質疑応答、説明会での質問は以下の通り。
- 中国との共同制作って権利とか大丈夫?
- 中国は難しい側面はある
中国の場合、日本が前面に出るとマイナスイメージになる場合がある。この場合、中国側100%制作にして日本側でそれを受注する方法を取っている。 - 中国はクリエイティブ要素に飢えている
日米のIPに勝てないのが彼らのネックになっている。彼らの中国オリジナルの手伝いを行うことで中国の大きな市場を取り込んでいきたい。 - 中国に限らず、共同制作ではそれなりの制約を受ける
それでも権利の行使に関してはDLEが行う契約にしている。製作委員会制にすると権利で揉めることがあるが共同制作では少ないとの認識。 - 米国市場どうなってんのよ?
- ハズブロー社のミニマム要求額は80億円
日本でもそんな規模で展開していないのに無理難題。今のところ、ハズブロー社に知財の提案を持ち込んでいる段階。ゲーム性のある玩具のアイディアや動画をだしている。現地のパートナーと組んで製品を出したい。 - 提案して失敗したのは他にも流用にできる
- ダンカン・ビリングさめ、頑張ってる
大企業なりに難しいことが多いらしい。 - 中国でTGCの商標権で揉めてるって記事見たんだけど?
- EUと台湾で商標権が取られているのを確認しているが中国は未確認
- EUやアフリカまで広く商標を取る規模にあるかは疑問
TGC自体、上手く行っている知財ではない5~7年掛かってDLEが掌握しているに過ぎない。おカネは掛かるけど儲からないという時期が長かった。 - 必要になった時に必要になった分だけ商標を取っていく
このやり方のほうが理にかなっている。 - 商標をチラつかせて高値で引き取らせるビジネスがあるようですよ =)
→
私もその類のように感じてた。 - DLEの「東京ガールズコレクション」中国事業に潜在するリスク アンダーゼットグループが別の「TGC」ライセンスを保有 – OUTSIDERS report
今回の元ネタ。よくこんなの拾ったな俺。 - 配当どうよ?
- 成長に回したい
- 優待どうよ?TGCのチケットとかどう?
- TGCのチケットは既にプラチナチケット化していて優待にする程数がない
- 優待については検討する
- 実写映画の状況どうよ?
- 7:3で目論見通りに進んでいる
- ダウンサイドは限定的で、リスクが低い契約だが同時に天井も低い事業
- 日本市場で上手く行った実績を中国市場に持ち込みたい
今、映画で成功するのならハリウッドか中国市場。中国では映画の需要が非常に高まっている。日本で培ったノウハウや知名度を活かして中国映画市場に活かしていきたい。 - もっと細かく部門別に収益を開示したらどうよ?
- 将来の課題として認識
現時点では規模が小さく、個別に出すとミスリードを起こす可能性があり、開示していない。
- 娘さんの炎上、親としてどうよ?
- 生暖かく見守っているでござる
傍から見る分には「やめればいいのになあ」と思っていますが、彼女には彼女のビジネスがあるので特に家族で何か注意するようなことは行っていない。企業としてはDLEを介してビジネス展開をすることがあり、トータルではプラス面が多いと考えている。 - 女子大生社長・椎木里佳「美談ツイート」が炎上 「勝ち組の自己満足」「優越感に浸りたいだけ」 : J-CASTニュース
これかな?こんなんで企業価値が下がると思うなら笑うわ。
13:00開始 → 13:20質疑応答 → 13:25株主総会終了 → 15:00会社説明会終了という流れ。オミヤ無し。
今回、気軽な気分で参加してしまったためシャンシャン総会を許してしまいましたorz。というか全体的に落ち着いた雰囲気というか、おとなしめな株主が集まった感じを受けました。途中退席が多かったかな。私は興味深かったんですけどね。
今回のトピックは、W Mediaの子会社化でしょうか。彼らを取り込んだことよりTGCの上から下までほぼ全部手中に収めたことになります。多方面からTGCのイベント要請があるのですが、今までは比較的大規模な事業でしか実現出来なかったとのこと。実働部隊であるW Mediaを子会社に取り込んだことにより、今まで受注できなかったイベントを拾うことが可能になった。可能性がずっと膨らんだ、と思って欲しい。
eSportsについても言及。今後期待できるイベントなんだとか。TOHOシネマズの舞台を借りて開催する予定。コストが掛からずイベントを開けるとみている。鷹の爪団のSHIROZEME2016は、イベントとして広がりを見せている。インバウンド需要に感心が集まっている。
--
こんなとこかな。
ああ後、株主総会で流れる決算説明動画はYouTubeに流すことを要求してきた =)。公開されたらブログに張る予定。
— Mc.N@お手伝いなう (@SyncHack) 2016年9月12日
0 件のコメント:
コメントを投稿