産業天気図の使い方については以下のページを参考にされたい。
気になった点は以下の通り。
- デジカメ高級機が好調
精密機械が曇り→薄日へ。スマホのカメラでは満足できない層が一眼レフやミラーレスに流れているとのこと。ソシャゲからゲーム機への回帰みたいな流れなんでしょうかね。確かにデジカメ売り場をみるとスマホ以上の利便性や機能性をアピールしている企業が多かったのでその影響も出ているのかもしれません。
オリンピックイヤーはカメラが強いってことで平昌オリンピックの特需もあるんかな。 - インバウンド需要の持ち直し
百貨店が小雨→曇りへ。時計、宝飾品、化粧品などの高級品が持ち直しているとのこと。訪日観光客の影響もあろうかと。「旅行・ホテル」「ドラッグストア」も引き続き好調で、訪日観光客の取り込みが期待されている様子。
中国の旧正月特需に期待。
- 製造業を中心としたIoTの活用
製造業のクローズドな環境でしかIoTが活用できないのではないかと思ってます。設備投資の中でもIoTを意識した銘柄は面白いかも。 - セメント好調
前回(10~12月)に引き続きセメント好調が続く。海外輸出拡大。建設セクターは資材価格高騰により利益率の改善が止まるとも。 - 造船底打ち
船舶燃料油のSOx規制に対応するための新造船や既存船の改修需要が高まる、と。
少し前に商船三井のIRの人にバラスト水規制の延期の影響を聞いてみたんですが、対応するにはドックに繋げないと改造できなく費用も数億円掛かるのでギリギリまで使い倒してくず鉄にするパターンが多いんじゃまいか、と。船の数が減るあたりでようやく需給が閉まってくることになるらしい。
韓国や中国の安値受注もあるしナカナカ改善しにくいかも。 - 薬価改定の影響
医薬は曇りのまま。色々ありそうだぬ。 - 人材不足と人件費高騰の影響
外食、スーパー、荷物輸送などに影響。速やかに改善する問題ではないでしょう。 - 原油価格の安定、もしくは上昇懸念
石油元売りは券売に歯止めがかかり堅調持続。「化学」は晴れではあるが原油高騰を懸念。1バレル60ドル近辺なら影響少ない、と。総合化学は原油価格の影響を受けますので注意が必要でしょう。
高価格帯の商品が売れ始めてるのとインバウンド需要が堅調なとこあたりは見直しても良さそうです。
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