2018年1月3日水曜日

今年1年間の本欄を振り返る - '17/11の「担当ファンドマネージャーの見方」




<今年1年間の本欄を振り返る>
今年の小型株市場は成長イメージの強い銘柄群が相場を牽引する展開で、当ファンドにとっては市場全体や同業他社についていくのが大変な1年でした。本欄で紹介した注目銘柄(月は資料作成月、記号は紹介後の株価変動を○△×の三段階で自己評価したものです)についても、地味な銘柄はやや苦戦しているものが多い印象を受けます。

1月 <飲食店跡の居抜き活用> シンクロ・フード(3963)…○、G-FACTORY(3474)…×
2月 <変化する就職活動> 毎日コムネット(8908)…○
3月 <残存者利得を享受> 高橋カーテンウォール工業(1994)…△
4月 <やっぱり経営が大事> シグマ光機(7713)…○
5月 <たまにはリスキー・グロースも> フェローテックホールディングス(6890)…○
6月 <まだまだ人工知能には負けません> 翻訳センター(2483)…△
7月 <地域密着の強み> 和田興産(8931)…△
8月 <何事にもプロは必要> アイドママーケティングコミュニケーション(9466)…△
9月 <果てしなき浮沈の末に> SHINPO(5903)…○
10月 <個店を育てていく経営> ハンズマン(7636)…△
11月 <世界に向けての情報発信> マークラインズ(3901)…○

来年については、地味な割安株が見直される展開を予想しています。

去年と比べると、落ち着いた感じでしょうか。◎が一つもないのも特徴。

この中だとSHINPO [5903]が面白かったかな。この月次レポートが出てから急に株価が評価されたので「こりゃあ苦瓜さんの影響か?」とドキドキしたものです。その後、11/2に見栄えの悪い1Q決算から元の位置に株価が戻ったのですが、それから再度、評価されるという面白展開。収益バリュー銘柄の強さを感じました。この流れは今年も続くんでしょうかね。

来年はどうなることやら(18.01.03に書いてるんだけどね =) )。



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