2014年11月8日土曜日

3676 HUG、3057 ゼットン、3397 トリドール、8818 京阪神ビル - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

8818 京阪神ビルディング


京阪神ビルは、不動産賃貸業です。四季報の同業他社に8803 平和不動産8806 ダイビル8933 NTT都市開発




上場している不動産賃貸業の特徴として大株主に大企業が付いていまして、ぶっちゃけ大株主のお財布代わりに上場しているんじゃないかと思える程です。安定して資産運用出来ている代わりに大して成長性は望めない銘柄が多いです。低PBRの割に配当が低くレバレッジも高め。たまにチョイ悪ファンドに突かれてはあっけなく上場廃止にしてソコソコの利益を戴けたサンケイビルとかもありましたね。

そんな中、京阪神ビルは大株主の影響を大して受けておらず、配当利回りも比較的高く、保有している土地の資産価値が高く、繁華街の場外馬券売り場という撤退しそうもないおカネ持ちに賃貸しているという、割と悪くない銘柄なのです。ウインズ改修で費用を計上した時にソコソコ投資していました =)。あの時は配当利回り3%強だったんだよなあ(遠い目

要はファイナンス(増資)する気のない優良REITと思っていただければ =)

REITと言えば雪風さんをおいて語るべからず、でしょう。京阪神ビルについても色々見解を出しているので読んでみてください。REITに限らず、不動産賃貸業全般で参考になると思いますよ。


いつものB/Sの確認。クリック証券の財務分析より。


面白くもなんともないですな =)。長期借り入れを短期借り入れにスイッチした理由がやや気になる所ですが、まあここは長期借り入れが出来ない銘柄では無いので気にする必要は無いでしょう。そんなこんなで株主資本はしっかり上昇させているんだからまあ安定してるわな。

文句は無いが面白くもない。そんな銘柄。


3397 トリドール


トリドールは、丸亀製麺(うどん屋さん)を主体としたロードサイド中心の外食を事業としています。社名のトリドールは、創業の「とりどーる」という焼き鳥屋さんからきています。四季報の同業他社に9850 グルメ杵屋9900 サガミチェーン。うどん屋絡みなのかな。どちらかと言うと「はなまるうどん」を子会社に持つ9861吉野家HDや明らかにトリドールのビジネスをパク、いやインスパイアした楽釜製作所を運営している2762 三光マーケの方が近いビジネスをしていると思うんですが如何でしょうか。





去年、ビジネスと谷間なのか色々あって減収減益だったのですが、直近の月次を見る限り、消費増税の勝ち組に近い外食なんだろうな、と言うのを今日の雑談 (9/2)あたりから読み取っていただければソコソコの利益を手にすることが出来たのではないかと思う訳です =)

で、やっぱりトリドールは底力はあると思うんですよ。新商品を適時開発する力がある訳だし、天ぷら屋の「まきの」だってもしかして大ヒットするかもしれない事業だって開発できるんです。デフレ時にヒットした丸亀製麺が盛り返したのは、景気に対して不安視されるからこそなのかもしれないけどね。

まあいいじゃないですか。外食は月次だけ見て判断しましょ =)

いつものB/Sの確認。クリック証券の財務分析より今回は5年分で見てみましょう。


資産の伸びは順調に膨らんでますね。前期は色々ありましたんで株主資本は増えていない様子。仕方ないね。売掛金が殆ど無いのは現金商売故。恵まれてますな =)。

比較的固定資産が大きいのは土地建物を保有しているからかもしれません。ロードサイドではありがちとは思いますがやや気になりますね。で「その他資産」の比率が高いのが気に食わないのか、アラートが表示されています。確認してみますか。


「敷金及び保証金」は、賃借契約でロックされている金銭で、店をたたむと返ってくるといいなあ、という類のモノかと。「建設協力金」も保証金とほぼ同様の扱いらしい。ショッピングセンターに入る時に要求され、退店時に返却されるとある。

まあ資産価値は現金同等と考えていいとは思うけど自由になるおカネでもないね。ビジネス上、仕方のない資金ですので警戒する必要は無いでしょう。


3057 ゼットン


ゼットンは、公共施設に特化した飲食店経営のようです。四季報の同業他社に2418 ツカダ3053 ペッパーFS3073 ダイヤモンドダイニング




小耳にはさむことはあるんですが、高PERで名証銘柄と言う事でスルーしてます。紹介だけ。


3676 ハーツユナイテッドグループ


ハーツユナイテッド(HUG)は、ゲームやPCソフトのデバッグのアウトソーシングを事業としています。'08/02に上場したデジタルハーツがホールディングス化して'13/10に再上場しています。会社四季報の同業他社に3724 ベリサーブ9468 角川ドワンゴ3657 ポールHD。角川は遠い気がします。





デジタルハーツ時代の情報で話すと、当時はニート再活用事業として注目されていました。彼らのビジネスモデルはデバッグなんですが、どちらかと言うと開発者側に立って実装を手伝うのではなく、発売日前のβ版のソフト評価を行うことをメインとしてました。よって、ソフトの知識よりも実際にゲームをしているゲーマーが必要でして、ゲーマーと言えばニート、ゲーム好きのニートなら安価でβテスターとして働いてくれるだろう、という思惑で起業したという感じでした。創業者の宮澤さんも同じくβテスターで、その必要性が分かっていたのでしょう。

デジタルハーツ上場時にIRフェアに参加してました。あの頃は初々しかったですね。レーシングゲームのデバッグのデモで、反対方向に走ったり壁にドッコンドッコン体当たりをしたりと「ああ精神に何かきたしている人のプレイですね?」というのを何度となく繰り返してました。これはゲームが楽しくなくなるわ、って思いましたねw。確か4Gamerの買収で一時的に株価を下げたあたりで結構持っていたんですが、いやまああそこまで株価を上げるとは思いませんでしたね。薄利で撤収してます。

クラッキングは、スクリプトキディとしてもそれを理解する能力が必要で、結構な技術力を要するので今までのデバッグ技術の流用は難しい気はします。需要はあるけどシナジーはナサゲ。M&Aで規模を大きくしていく感じなのかな。

ゲーム系のデバッグがメインで、それ以外の事業を模索している段階でHD化したんだと思います。ゲーム産業ですので需給の波が結構ありまして、それがさっぱり見えないあたりが難点ですかね。デバッグですので人手の多さが重要でして、人件費の高騰の煽りを受けやすい事業でもあります。ニートも単価が高くなるって事です。ストック型の事業を如何に増やせるかが課題のような気はします。

で、一応中計を確認したんですが、ぶっ飛んでやがりますね =)。これ実行できたら今の株価で済まなそうですが、大丈夫でしょうか。


2015年3月期 第2四半期決算説明資料 より。

気になったのでB/Sを確認。いつものクリック証券の財務分析です。


デジタルハーツ単体のも見たい所なのですが、これは仕方ないのかな。長期資産が相当膨れてます。大体予想は付きますが、この資産に価値があるかゴミかによって判断が大きく異なります。

今期2QのB/Sの資産を見てみましょう。


上記の図より更に資産が膨らんでますね。短期借入金を増加させているのが原因かと思われます。長期借入は出来なかったんでしょうか。かなり少ないのが気になります。

借金で増やしたのは現金ですね。現金は次のお買い物に備えているんでしょうか =)。

長期資産の殆どは「のれん」のようです。のれんに資産性は無いというか、経営者のさじ加減でどうにでもなる部分でして、実質的に価値があるかどうかは買収先の収益力に依存します。買収で規模拡大を狙うならIFRSを適用した方が見栄えが良くなるとは思うんですが、検討してるのかな?


やっぱり「のれん」の比率が大きすぎて判断は難しいです。思っている程、体力は無いかもしれませんね。投資するならこの辺がクリアされないと判断しにくいですな。

ビミョー。

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