2015年7月7日火曜日

今日の雑談 (7/6)

資産層は逃げ失せ、収益層は覚悟を決めたって話


ギリシャですけどね。今回の結果は、都市部の富裕層がYES、ヤングの低所得者層がNOに投票したのが話題になってましたよね。

長い目で見たら収益層にとっては今以上の緊縮策を取るくらいなら、いっそドラクマに戻った方が有利だと判断したんじゃないですかね。ヤングほど収益性は高いですし資産の蓄えも少ないのでユーロがドラクマになったところで生活は大して変わらない。緊縮策を続ければ、ただでさえ生産性が低いのに更に収益の機会は更に減るとなると、将来への不安ばかりが募るわけだ。

短期的には、高価な薬は期待できないだろうし、食生活も貧しくなるでしょう。だけど生産性にあった通貨になることで、今よりは国内では流通が戻るでしょうし、成長の機会も増えるに違いないでしょう。長い時間を掛けることになりますけど、それでもヤングには有利になるはずです。

今まで資産を持っていた人たちの大半は既に国外に出て行っている、ということもあるでしょう。となると、今国内に残っているのは年金という資産で食いつないでいるご老体あたりで、今回の判断でい一番辛い層になるでしょうね。

政治家は残酷な判断を国民に委ねてしまいました。間接民主制の敗北ですね。


天気と傘


傘を持っていくかどうか人に頼る人がいるじゃないですか。

でも傘を持っていくかどうかなんてその人の環境や状況によって違うんですよ。例えば濡れてはいけない手持ちの荷物があったり、傘まで持っていくほどの空きがカバンに無かったり。だからまず天気の話をする。天気なら同じ地域にいれば大体同じ状況で、傘ほど状況の差が少ないからね。

でも、人によっては傘を持っていくかどうかだけ聞いてくる人がいるじゃないですか。天気なんてどうでもよく傘を持っていくかどうかが重要なのは分かる。だけどその判断を、環境や状況の違う人に委ねる、というのはどうなんだって話。

で、答えたとして、運悪くその後に雨が降ったんでコンビニで傘を買った話をしたら、文句をいう。

「騙された」と。

いや騙してはいないだろう。天気が変わったんだからそれに対応するのは個々の判断だろ。近くにコンビニがなければ念の為、傘は持っていくべきだっただろ。お前の事情なんか知るもんか、知りたくもない。


恨むなら自分か天気にしろよ。

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