2016年6月18日土曜日

4301 アミューズ - ジェイリバイブ (16.06.03週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

4301 アミューズ


アミューズは、芸能プロダクションを運営する企業です。四季報の同業他社に7860 エイベックスGHD

今週は、芸能プロダクション大手の「アミューズ」をご紹介します。250組を超えるアーティストが所属しており、歌手・俳優・ タレント・司会者など幅広い分野で活躍しています。同社の特徴は、息長く愛されるアーティストの育成を目指して、個人ごとの 戦略を中長期的な視点で立て、その上で音楽原盤権や著作権・肖像権などの知的財産を自社で管理している点にあります。 そして印税収入、コンテンツの二次利用、コンサート・イベント収入、グッズ販売など、様々な手法を駆使して収益を生み出して います。さらに昨今では、CDやDVDの市場が縮小傾向にある中でいち早くコンサートや舞台に注力し、チケット収入やグッズ収 入、ファンクラブ収入を増やすことによって収益拡大を図っています。

創設時からの「サザンオールスターズ」をはじめ、「三宅裕司」、「岸谷五朗」、「深津絵里」、「福山雅治」など20年以上在籍す るアーティストから、近年では「上野樹里」、「三浦春馬」、「吉高由里子」、「佐藤健」、「フランプール」など多くの若手が著しい 成長を遂げており、毎年のようにブレイクするアーティストを輩出している点が最大の強みとなっています。また、同社は海外に も目を向けています。例えば、歌手の「ワンオクロック」、「ベビーメタル」、俳優の「ディーン・フジオカ」は、海外で活躍している 点が共通点です。歌手の2組は動画サイトでの展開が功を奏して、海外での評価が国内以上に高まっています。「ディーン・ フジオカ」はもともと海外のドラマ出演が好評で、さらに国内でも活動を開始して評価を得ています。このように、同社は新たな 市場として海外に目を向けて、拠点を通じた基盤構築を進めており、その成果がで始めているといえるでしょう。アーティスト層 の拡大に加えて、収益源の多様化を積極的に進めることを通じて、中長期的な成長を目指しています。

今期は、減収減益予想。今ザーとツアーの動員数減を想定しているとのこと。

財務面では現金が1/3以上占めているので多少の経営環境悪化には十分耐えられる体力はありそうです。昔はPBR1倍切っていたのでバリュー銘柄として注目されてた時期もありましたっけ。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160603.pdf

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