6245 ヒラノテクシード
ヒラノテクシードは、電子部品を製造する機械を製造している企業です。四季報の同業他社に6246 テクノスマート。
今週は、独自技術で最先端製品の製造工程に貢献している「ヒラノテクシード」をご紹介します。同社ではフィルムやガラス・ 紙などの基材に膜を塗布する工程で使用される装置を開発しており、湿布などの医薬品からエレクトロニクスまで幅広い分野 で活躍しています。強みは、1935年の創業以来培ったコーティング技術(高精度で薄く均一な塗布)、ラミネーティング技術(多 彩な素材を貼り合わせる)、乾燥技術(基材や薬液の特性に応じた乾燥)、制御技術(基材の走行をコントロール)にあり、これ らの要素技術を最適に組み合わせて顧客企業の期待に応えています。さらに、本社工場に併設した研究・実験施設の「テクニ カム」には、世界でも最大規模のテスト設備を備えています。そこには顧客の技術者が頻繁に訪れ、同社の技術者と一緒に なって開発に取り組むことで、最先端の装置を生み出しています。また、2014年3月には、子会社で真空中の材料を気体状態 にして基材に積層するドライプロセスで高い競争力をもつ「ヒラノ光音」の工場を本社隣接地に移転し、顧客の要望によりトータ ルで応えられる体制を構築しました。
足元の業績も好調です。2017年3月期上期の受注高は前年同期比30%増(111億円)となり、足元では真空機器関連とリチ ウムイオン電池向けの受注が増加しています。真空機器関連は「ヒラノ光音」が中心となって手掛けており、スマートフォンの ディスプレイ用部材などの製造工程で使われます。リチウムイオン電池向けは電極材の塗布装置として使われており、自動車 向けなど用途が拡大しています。この他にも、自動車向けの需要が期待される炭素繊維複合材の製造装置や、曲がるディス プレイなどに使われるポリイミドフィルムの製造装置など、今後需要拡大が期待される分野での開発も進めています。同社は 将来に向けて種まきを続け、しっかりと花開かせていくことで中長期的な成長を目指しています。
16.06.24からの続きです。
2Q決算前に通期上方修正を行っています。2Q決算の受注状況でも確認しますかね。
相変わらず好調で何より =)。
IRフェアにも出展しているので色々聞いてみるのも面白いかもしれません。
- 投資家情報|株式会社ヒラノテクシード
IR本拠地。
- http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20161118.pdf
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