2021年11月18日木曜日

4170 Kaizen Platform 3Q決算 - 14日目 #100日後に億トレになる企業分析

#100日後に億トレになる企業分析 まとめ

事業概要


Kaizen Platformは、Webサイト構築支援、動画作成支援のプラットフォームを運営している企業である。'20/12上場。


彼らのプラットフォームを通じ、企業と個人(グロースハッカー)をマッチングさせ報酬を受け取る事業モデルになる。クラウドソーシング事業を展開するクラウドワークスやランサーズに似ているが、事業用途を絞り込んでいるところは目新しい。ビザスクやグッドパッチあたりを同業として見てもらいたいらしい。

QonQ ('21/3Q)





3Q赤字継続、4Q赤字決算に下方修正。

コロナの影響により、DXソリューションで一部大手企業から差止めが続いており、これが売上減に繋がった。再開の見込みは不明で今期中は難しいとの見解であった。コロナだけの影響なのかはビミョーな気はした。この時期にネット事業を強化しないという選択肢は少ないのではないか。

「体制強化のための投資増」とあるが、この大半は人材採用と教育になる。動画作成支援の需要が高くなっているが、需要に対してのマッチングが遅れているとの認識のようだ。この企業は1Qが繁忙期になるので、繁忙期に備えて今のうちに先行投資をしておきたいとの考えで下方修正に至ったとみている。


今後の考察


4Q時の増員状況、来期1Qの売上に注目したい。

動画の需要が増えているのは確かかとは思う。新規顧客と個人の開発者のマッチングは、それなりに時間は掛かろう。人材確保の状況次第で来期以降の成長に繋がるとみている。来期1Q、つまり年度末の予算消化需要がどの程度まで盛り上がるかは、コロナ次第のところはあろうかとは思う。M&Aを行ったWeb作成会社も多分、1Qが繁忙期になるはずだ。

1Qでコケると先々が見通しにくくなるかもしれない。

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ちなみに3Q決算直後のZoomミーティングに参加した感触を記載している。資料だけではここまでの精度は出ていなかっただろう。興味深いことに個人投資家もかなり集まっていて、半分は株価の話で埋まっていた。残念ながらこの時のZoom動画は公開する予定はないとのこと。

個人投資家向けのIR説明会動画が分かりやすいと思う。


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