2015年8月10日月曜日

3906 ALBERT、3242 アーバネットコーポ、3064 MonotaRO、3244 サムティ - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

3906 ALBERT


ALBERTは、データ分析を行うためのソフトウェアを開発する企業です。四季報の同業他社に3655 ブレインパッド6094 フリークアウト6031 サイジニア






詳しくないので紹介だけ。

ソフトウェアのカスタマイズ、チューニングを強みに挙げているのが気になりました。ソフトウェア業では、これらの作業は全てヒトが行う必要があります。ともすれば、ヒトの限界が売上の限界になるわけでして、売上を伸ばすためにはヒトを雇う必要があります。この手の人材は、そこら辺に転がっているかというと、まあそんなことは絶対になく、費用が嵩みます。

どんな優れたソフトウェアでも売上を伸ばそうとすると、それに比例して人手が必要となり、利益率は7%前後に集約します。人材を確保し過ぎるとこれはこれで難しい問題にあたります。ソフトウェア業で安定した売上が確保でき、利益率が10%以上を確保できる銘柄というのは、売上を伸ばすのに人出が掛からない仕組みを持っているものです =)

色々見てみてくださいな。


3242 アーバネットコーポ


アーバンネットコーポは、マンションデベロッパーです。四季報の同業他社に3245 ディア・ライフ3254 プレサンスコーポ8935 エフ・ジェー・ネクスト




15.02.14の続きです。




前回との差分は、今年6月に公募増資を行ったことでしょうか。株数2割増しで市場から13億円を調達しています。8/6現在の株価は330円で、公募価格の334円をナカナカ抜かせてもらえない状況のようです。

公募は、株数が増えるので株価が大きく痛むのですが、公募の質が良い場合、つまり調達した資金を有効活用できるという認識が広まると、数ヶ月で公募価格を抜くことが多いのですが、今回はどうでしょうか。

気に食わない点としては公募した挙句、増配をしているところでして、少数株主からするとビミョーな気分なんじゃないでしょうか。増資したのなら、その資金は事業に投資してほしいわけで、増配するくらいなら公募を止めて無配にしたほうがまだ気分がイイと思うんですけどねえ。

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折角ですのでいつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


棚卸資産の伸びが凄まじいですね。中身は販売用のマンションでしょう。リーマン・ショックの時はこの在庫を回転させることが出来ずに一部の企業は倒産を選びました。2010年度の絞り込みはこれはこれで凄まじいです。

株主資本が増えたのは増資が効いています。株主資本は増えたけど、それ以上に株数が増えているので既存株主としては、確保した在庫がちゃんと捌けるかが重要になるでしょう。

続いてフリーキャッシュフローをみてみましょう。


財務CFがプラスなのは増資です。

営業CFがマイナスなのは販売したマンションより、仕入れたマンションの量が多かったからです。資金のサイクルが回ってるうちは儲かりまくりなのですが、サイクルが止まると急速に資金繰りに困ることになります。

金融や不動産で多いキャッシュフローです。


3064 MonotaRO


モノタロウは、工作資材に特化したネット販売を行っている企業です。四季報の同業他社に9962  ミスミグループ本社2678 アスクル9830 トラスコ中山



ミスミGですとVONA事業が近いでしょうか。扱ってる部材は単価が低く消耗品が多いですので、合致しているかというとビミョーですかね。扱ってる商材としては、自動車関連が多いトラスコ中山が一番似ているのですが、トラスコ中山はネット通販に力を入れていないので、月次の比較にはいいのですが、財務を比較するのには合ってない気がします。アスクルは今、ヤフーと組んで事業ポートフォリオを変えている最中でしてこれもまた比較しにくいですかね。

モノタロウと他のネット通販との違いの一つに、自社でインフラを構築できる技術を持ち合わせているところでしょうか。インフラ構築を外に出すと経営速度が遅くなりますし、外注費がバカになりません。ネット通販なのに儲からない企業は、インフラを他人に委託してます。この場合、売上が増えても粗利は増えない傾向にあるので注意しましょう。

纏めると、月次、すごいですよね。


3244 サムティ


サムティは、マンションデベロッパー(マンデベ)です。四季報の同業他社に8923 トーセイ3245 ディア・ライフ3254 プレサンスコーポ





15.01.22の続きです。


相変わらず分かってません><

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