2013年1月5日土曜日

2ちゃんの7605フジ・コーポの買い煽り

2ちゃんにあった7605 フジ・コーポレーションの買い煽りが面白かったのでコピペ。

決算短信発表後の株価下落あたりの投稿になります。概ね震災特需が消え、タイヤ需要もひと段落着いて売上の鈍化を見込んでの下落ってことなんでしょう。

既に全国展開がほぼ終わっている同業他社である9832 オートバックスセブン9882 イエローハットと比べて出店余地があるのと、同業他社より高い利益率はもっと評価されるべきでしょう。

まあでもしばらくはどっちつかずの展開になろうかと思うので握力勝負なのかなとも。優待もあるしね =)。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1354419999/426
【割安株】バリュー投資 Part49【PER・PBR】

426: 山師さん [sage] 2012/12/14(金) 19:33:14.30 ID:7zmS0Ls8 (5/7)

人に拠り、見方がさまざまで面白いです。
中には冷静な見方をされている方もいらっしゃいますね
 
フジC(7605)
2012年10月期単体、21.4%経常増益。
事前予想を上回る水準。
 
23年10月期投資CF △463
24年10月期投資CF △2,467
財務CFもプラスになっていることから、攻めている姿勢が感じ取れます。
 
利益が減ったのは投資に使っているからです。
フジは今成長企業として、何より店舗拡大への成長をとる時期ですからね
攻めの攻勢ですね
 
フジのROE15%ですが、会社のライフサイクルとしては
売上の拡大をなによりも重視する時期ですね。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1354419999/479
【割安株】バリュー投資 Part49【PER・PBR】


479 ⇠ 492: 山師さん [sage] 2012/12/15(土) 19:17:48.23 ID:RkLjKeff (1/3)

フジコーポの短信を読んでみましょう
 
フジの「投資」は有形固定資産の取得だけに留まりません。
人材と広告宣伝費にも「投資」しています。
フジの24年度の人件費関係は前年比11.2%増の約1.2億円の増加。
広告宣伝費が前年比19%増の1.36億円の増加になりました。
4Q単体の減価償却費は0.9億円なので、
4Q単体の人材・宣伝・有形固定資産の費用だけで
概算すると1.85億円以上の費用増となります。
売上に占める割合は増加分だけで4.5%に達します。
減益になって当然です。
 
これらの事実を勘案すると、会社予想より若干高めに上振れしたに
過ぎない24年度決算は見た目以上に良好であること、
これだけのありとあらゆる先行投資をして閑散期の黒字を確保する
フジの底力を感じます。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1354419999/480
【割安株】バリュー投資 Part49【PER・PBR】


480: 山師さん [sage] 2012/12/15(土) 19:26:44.25 ID:RkLjKeff (2/3)

長期投資家にとって、これほどの買場はないでしょう。
 
11月の月次があれだけいいのに、この会社予想はありえない。
利益は円安で輸入コスト増により圧迫される可能性があるにしても、売上が10%は控えめ過ぎる。
 
投資家は目先の値上がり益狙いの投資ゲームに終始しています。
「悪材料現象」は株式市場の普遍的な特性のひとつです。
投資家とは悪材料で売るものだからです。
 
フジコーポのような「消費者独占力」の強い企業は悪材料で売り込まれても、
そこから立ち直れるだけの強いエンジンを持っています。
 
この消費者独占力の強い企業こそがバフェットの富の源泉だということです。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1354419999/481
【割安株】バリュー投資 Part49【PER・PBR】


481: 山師さん [sage] 2012/12/15(土) 19:27:50.89 ID:RkLjKeff (3/3)

大きな悪材料であるニュースが出た時には、その企業の株価は必ず下がりますね。
「好材料で買い」「悪材料で売る」95%の投資家の愚かさを利用する。
そういう時に、あのバフェットは本当にいい企業の株を買っていたのです。
 
これもよく言われていることですが、あらためて考えると大事な事です。
今回のフジコーポの決算も安く買いたい人が必要以上に煽って投売りを誘っていますね。
 
バフェットの言うチャンスがフジコーポの決算にある気がしますね。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1354419999/492
【割安株】バリュー投資 Part49【PER・PBR】


492: 山師さん [sage] 2012/12/16(日) 00:19:28.08 ID:9LXL/m6F

>>479
 
「投資」という言葉の解釈に齟齬があるようだ。人件費は財務諸表上で投資として扱われない。それらは投資ではなく費用で、大部分は、
 
 粗利益 - SGA費 - 研究開発費 - 減価償却費 - 営業内利息 = 経常利益
 
という大まかな式のSGA費に入る。
 
会社がお金を払っても、結果が会社が所有する設備などにならない場合、それは費用になる。例えば、人材を育てるためにお金をかけると、通俗的には、「人材育成への投資」などといわれることもあるが、育成された人材はいつでも会社を去ることができる。人材の技能はその人材に属しているのだから、財務諸表上、「人材育成への投資」は費用になる。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1354419999/493
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493 ⇠ 515,516: 山師さん [sage] 2012/12/16(日) 09:49:48.38 ID:I3JkEO0G (1/2)

キャピタルゲインを得ることを念頭に置いた我々投資家が「投資」と言った場合、財務諸表の何処に記述されるかなんて問わずに、将来のキャッシュフローの増加に寄与するものならなんでも「投資」と呼んでいいと思います。逆に言えば、キャッシュを生まない自社ビル建設なんて投資CFに載るけど「投資」じゃないわけです。
 
フジコーポの19年度の正社員は215名、24年度の正社員は364名でした。19年度の一人当たり経常利益は256万円、24年度は451万円ですから、社員一人当たりの経常利益は76.1%増加しています。キャッシュを獲得するのに寄与したと推定できるので、人材獲得は「投資」だったと言っていいでしょう。
 
24年度も45人程度を採用しましたが(前期比15%増)、特筆すべきは本社採用が多かったことです。というのも、前本社は地形上非常に手狭で本社の十分なスペースを確保せず、必要な人員を置けなかったのです。震災で被害を受けて閉鎖された同じ黒谷郡のスポーツクラブに本社機能を移転したのですが、こちらは十分なスペースがあり、移転後まもなく法人営業部と店舗営業を分割する等の組織変更を行いました。フジの野望は業販・店舗両面においての全国制覇を成し遂げることにあります。そのためには頭脳である本社機能の拡充が不可欠だったのです。
 
既存店が良い数字を出すと闇雲に店舗拡大を図って、あとから物流の問題とか商品確保の問題とかが生じて行き詰る間抜けな成長企業が多い中、フジはまず目先の急成長を捨てて、高成長の布石を打ったのです。
 
ここら辺が遠藤文樹社長のしぶいところです。ちなみに私は遠藤文樹社長の自宅を拝見したことがありますが、とても上場企業の社長の自宅ではありません。私が空き巣なら遠藤社長の家には金目のものがなさそうなので入らないでしょう。無駄な金を一切使わない男が約25億円も使ったのですから、これは一世一代の大勝負なわけです。この会社は私が要求しても意地でも中期計画を出さないのですが、将来的には店舗100店体制、業販は3倍、通販は2倍くらいのところを目指していると考えています。
また、凡庸な社長なら24年度の大規模な設備投資もエクイティファイナンスで行っているのでしょうが、遠藤社長は営業CFで賄えない部分は借り入れで賄いました。これは借入金の金利よりも株主のWACCが遥かに高いことを熟知しているからです。遠藤社長、非常に信頼できる経営者です。

'12/11の「担当ファンドマネージャーの見方」

大和住銀日本小型株ファンドの月次。11月は年末の運用業績。

<今年1年間の本欄を振り返る>
 
 2012年の当ファンドは、「上昇相場の後半で稼ぎ、短期の下落相場にはあまり反応しない」という勝ちパターン通りの展開となり、これまでのところ良好な運用成績を収めています。そのパフォーマンスの一端を担った本欄の注目銘柄について、発表後の株価動向を主観的に評価してみます。

1月  <飯田グループの中で投資するなら> 一建設(3268)…◎(大局観から正解でした)
2月  <企業向けパッケージソフトは不況にも強い> 1stホールディングス(3644)…○、ソフトウェア・サービス(3733)…◎、ディーバ(3836)…○
3月  <日本一遅れた業界の改革者> フジ・コーポレーション(7605)…○
4月  <保守化する国内個人消費> 注目銘柄なし
5月  <派遣会社の品格> WDBホールディングス(2475)…◎
6月  <これが日本の生きる道> ポラテクノ(4239)…×
7月  <原料安効果が期待できる化学小型銘柄> 扶桑化学工業(4368)…△、エスケー化研(4628)…○、T&K TOKA(4636)…△、萩原工業(7856)…△
8月  <ある震災復興の物語> ジーテクト(5970)…△
9月  <150坪の王者たちの再生> 注目銘柄なし
10月  <ベンチャー・リンクが残したもの> コシダカホールディングス(2157)…△、アークランドサービス(3085)…◎
11月  <飲食店開業の見方> テンポスバスターズ(2751)…○
※ 月表示は作成日によります

 今年は、「優良割安銘柄に投資し、じっと上昇を待つ」という当ファンドの投資戦略が機能しやすい一年だったと思います。今後も、当ファンドでは市場が見逃している個別企業の強みを探求していく方針です。

1月の飯田産業グループは、'12/12のM&Aで結果的にうまいことハマッた状況でした。結果オーライっぽいですね。


実の所、毎回履歴を残しているのは投資アイディアを拝借していたりする訳でして =)。

2475 WDBホールディングスは、かなりいいタイミングで投資出来た銘柄でした。過去何回か出し入れして同値撤退することが多かった銘柄だったのですが、記事が掲載された時期に自社株買いを積極的に行っており同業他社の中では評価が低かった事もあって投資しました。


7605 フジ・コーポレーションは、月次の割には評価が低かったのですが悪くは無い銘柄だと思っています。特に同業他社との比較で他社より利益率が高い理由が素晴らしいです。お勧めの記事です。


4239 ポラテクノは、機能化学銘柄にしては安定した高収益を続けており、前から気にはしていました。どうも残存者利益を享受しており、また自動車産業との密着性、自動車の電子化等、他には見られない特徴があったので投資してみました。今年から単元が100株に変わっており、小額でも投資できるようになったのと、流動性がソコソコ出てきたというのもあります。

前にも書きましたが株主構成の9割が親会社に占められているというのが大きなネックになっていると思われます。あわよくはM&Aでもしていただけるとありがたいのですが =)。


まあこんなとこ。2012年は中小型株に注目が集まりましたが2013年はどうなることやら =)。

ちなみにラベルから過去記事が読めるよ。

2012年11月21日水曜日

'12/10の「担当ファンドマネージャーの見方」

大和住銀日本小型株ファンドの月次。10月は2751 テンポスバスターズ

<飲食店開業の味方>
 
 外食は極めて裾野の広い業界です。技術の習得や個性の発揮、熱意の維持といった面で必ずしも大組織による経営が有利ではないため、今日でも個人経営の飲食店が大きな割合を占め、開業も数多く行われ続けています。しかし、資金や経験の乏しい開業希望者にとって設備や備品などの調達は容易ではなく、業者の言いなりに購入した結果、運転資金が不足するといったケースも多く見受けられます。そういった顧客に対し、幅広い選択肢を提供している企業がテンポスバスターズ(2751)です。
 同社は廃業した飲食店の設備や備品を撤去して買い取り、整備・洗浄して開業希望者に売却するビジネスモデルで基礎を築きました。事業拡大につれて新品の品揃えも強化し、福島工業(6420)やマルゼン(5982)といった設備メーカーと資本業務提携を結ぶまでに至りました。現在では、椅子や食器などの備品類については、アジア諸国から独自の開発輸入も行なっています。
 今後は物品類に限らず、総合的な開業支援に携わっていく方針です。金融面ではすでに国民金融公庫から創業融資を受けるためのコンサルティングやリース会社の斡旋、VISAカードの代理店事業などを行なっています。不動産業者とも親密な関係を結び、情報面での連携を図っています。
 同社の創業者に関しては過度な多角化展開やコーポレートガバナンス上の問題などもありましたが、現在は本体の経営を離れ、買収先の立て直しに専念しています。同社がバランスの取れた形で多角化展開を図り、飲食店の開業を総合的に支援できる企業に育つことができれば、情報面で弱者となりがちな開業希望者の選択肢が拡がる点で望ましいことだと考えています。

コーポレートガバナンス、と言う点でとてもアレでして記憶してます。残念ながら過去の記事のブクマが殆ど削除されてしまい説明するのが難しいのですが概ね「会社を私物化した経営者、糞株」という当時のコメントがそれを物語っています。Wikipediaにその面影が残っているようです。


ということでこの手のコーポレートガバナンスを無視してですね、糞投資家目線で語るとですね、そんなに悪くないんじゃないかとは思ってます。

直近の株価は1Qの減益よりやや落ち込んでいますが、売上はほぼ予定通り。不景気がしばらく長続きすると考えるなら中古厨房機器の供給で困る事はないでしょう。外食の出店意欲がそこそこ続くならそれなりの需要が見込めるかもしれません。「あさくま」の経営というのはどうなんでしょうね。直近では業績が伸びているようには見えます。

やっぱり創業者、ですかねえ。成長意欲はあるようですがもう少し見てみたい気はします。ちなみにテンポスはひふみ銘柄が一度はポートフォリオに入れた銘柄だったはずですが、最近は見かけないですね。

2012年11月17日土曜日

勝手に答える「株式市場50の疑問」 (1)


株式市場50の疑問 | 殿堂入り株式メルマガ 億の近道


上記の質問ネタに勝手に答えてみるテスト。気が向いたら続ける予定。

Q1.なぜ日本の株は上がらないのか?


長期にわたるデフレにより、日本国内の景気に悪影響を及ぼしているのが大きいでしょう。

国内の強い産業が概ね輸出企業なので円高による影響もあります。株価は、その地域の経済に対する景気の期待度によって上がる傾向にあります。期待が持てる産業の育成も検討課題になっていますが今の所、ビミョーと言わざるを得ません。

ただし日本株式全体が下げているわけではなく大型株の下げが平均株価に影響しているのが大きいです。

Q2.なぜ人は株を投機の道具にするのか?


自由度が高いからでしょう。

ある程度流動性が出てくると、投機的な売買によりある程度は市場を支えます。市場が投機的な売買を望んでいる節もあります。人はどうであれ自分はどう市場に向き合うか、投資で重要なのはそこだと思いますよ。

Q3.株式投資で結局は個人は儲かるのか?


儲かる人もいればそうでない人もいます。

レバレッジを効かせれば更にその値幅は広がるでしょう。株式投資は、時間経過によってリターンの期待値が膨らむ特徴があります。これらの期待値をうまく活かすことが出来れば万人が儲かる可能性がある金融商品といえます。

一方で為替取引(FX等)という金融商品は、時間経過でリターンの期待値は膨らみません。常に両国間の両替の鞘を取ることで収益を得ます。スプレッドの差は通貨の劣化の差です。この差は何らかの刺激により巻き戻す傾向にあるようです。コツコツドカンの典型例であり時間経過によるメリットはありません。

Q4.なぜ企業は株を上場するのでしょうか?


色々あります。

今まで投資をしてくれた人たちへの恩返し、上場することによる認知度の向上、経営者の自己満足、
経営危機にあった場合の資本対策等。投資家としては、上場によって投資家からかき集めた資金を活用して更にビジネスを拡大させることで持ち株の価値を上げることを目的とした企業に期待したいところでしょう。

不況ゆえに優良な投資先が少ない故に人気も集まりますが落胆も多い、というのが今のIPOの現状ではないでしょうか。

Q5.なぜ低PER銘柄は嫌われるのでしょうか?


常に収益を上げ続けることが出来ないと見られている場合が多いと思われます。一時的な低PERが理由で保有したいと思う投資家は稀でしょう。

長続きしそうもない収益というのは好まれません。上場企業であるからには常に一定の利益を上げていく必要があります。長期で見て事業が尻すぼみであると判断されると不人気銘柄になりやすい傾向にあります。低成長産業であっても効率化やM&Aによって利益を上げる企業もありますので、その手の経営努力が足りないと不人気になりやすい傾向にあります。

2012年11月10日土曜日

決算メモ (~11/09)

取り合えずテキトーに書いてみる。

  • 4304 Eストアー
    2Q 決算&上方修正。注目すべきは買収したWebマーケティング事業。ここの売上の上昇率が高く既存のビジネスともシナジーありそうな予感。他社と競合する部 門から撤収しつつある状況なのだが主力がなおも好調。惜しいかなここは業績予想を一切出さないので評価が著しく悪い。他と比べたら段違いの安定事業なんだ から業績予想くらい出して欲しいだけどね。
  • 4326 インテージ
    2Q決算。業績予想をやや下回った感じだがほぼ予定通りだろう。前年はCRO事業が足を引っ張っていたが今期は改善している様子。国内のシェアは高いのでそれなりに事業は安定している。
  • 6409 キトー
    2Q 決算。上方修正は終わっているので特にサプライズはない。中国の売上が急速に落ちているのはバブル崩壊なのかも知れず。建機も売れてないのでまあ当然か と。震災特需がまだ続いているので何とか今の業績をキープしている状況。今後は米国の方のハリケーン特需もあるのかな。意外と株価が持っている。売買高は いつも通りの状況にまた戻ってる。そもそもTOPIX入れ替え特需だったし =)。
  • 6957 芝浦電子
    2Q決算&下方修正。バリュー株関連のスレで話題に上がっていたのでヲチしてる。自動車関連のセンサーは行けてるがそれ以外が駄目。2Qは空調が低調だったらしい。タイ洪水の影響はひと段落。営業CFを見る限り、在庫整理がまだ終わってナサゲ。売上が予想を反した場合、もう一段階の下方修正はあるやもしれず。となると減配も考えないといかんだろうね。
  • 6706 電気興業
    2Q決算&上方修正。納期前倒しってあたりはアレ。受注状況は1Qと引き続き堅調持続。LTE特需入っている気はするね。このままの受注状況なら業績予想通りに行きそうだ。元スティール銘柄だけあって現金豊富。低PBR銘柄としては充分魅力的なのではなかろうか。
  • 7722 国際計測器
    2Q決算&下方修正。1Qの受注状況を見たら業績予想が無理筋なのは分かっていた事で。国債計測器はその点素直に影響されるし配当もガンガン減らしてくる。2Qの受注状況も1Qほどではないにしろ良くはないと思う。受注が改善されない限り、放置がオヌヌメなんだが、さて。
  • 9788 ナック
    2Q決算。堅調持続。地味ながら結構TLで見かける気がする。株価的に魅力なのかしら。
  • 2475 WDBホールディングス
    2Q決算。先日上方修正を行っているので大したサプライズはナサゲ。売上が予想通りで利益率改善。つか設備投資分が加わっていないからのような。後で資料見る。
  • 3646 駅探
    2Q決算。状況好転せず。ガラケー主力からスマホへ移行している最中だがプレイヤーが多過ぎる状況。オワコン上場ゴール。
  • 6156 エーワン精密
    1Q決算。景況感をモロに受けている様子。下方修正は入っていないが時間の問題じゃないかなあ。株主に配慮する銘柄ではないので今後は色々大変そうな気はする。
  • 6929 日本セラミック
    2Q決算&下方修正&記念配当。電子部品系は大体こんな業績なのかな。800円台があったのは意外。もう一回800円台まで下がるのなら興味有。
  • 7844 マーベラスAQL
    2Q決算。上方修正やら一部上場やら新興銘柄の株上昇イベントをほぼこなし終えた状況なので見所は少なくなったかな =)
  • 9892 卑弥呼
    2Q決算&下方修正。結局前期並みの業績で終わりそう、という。それでも配当は続けるというのはもう内部留保のばら撒きとしか。時折MBOネタが出てくるんだがそういう銘柄に限って細く長く居座る傾向があってよく分かりません><
  • 6145 日特エンジニアリング
    2Q決算&下方修正。 世界的に不況に見舞われている状況でそりゃ設備投資も減りますよってことかな。受注状況からするともう一段階下方修正がありそうな余地はあろうかと思う。
  • 3097 物語コーポレーション
    1Q決算。月次通り。悪くない。10月の月次も見てみたい。他の状況を考えるとそんなに強い業績は出てこないとは思うのだが。
  • 6371 椿本チエイン
    2Q決算&減収増益修正。アメ車でも売れるようになったのかな。
  • 9616 共立メンテナンス
    2Q決算。寮事業はソコソコ、 第二の柱であるホテル事業好調。相変わらず面白い =)
  • 2681 ゲオホールディングス
    2Q決算後株価下落-2.82%。月次通りではあるのだが。年末商戦を織り込んだ通期予想ではあるのでチョット危ういかも知れんね。リユース事業が好調なだけに惜しい。
  • 4686 ジャストシステム
    2Q決算&上方修正&株価上昇2.61%。相変わらず利益率上昇の意味が分からない><。キーエンスマジックすぐる

2012年11月6日火曜日

「ひふみアカデミー (2012/10)」雑記


Video streaming by Ustream

  • 過去1ヶ月の騰落率2.2%、TOPIX 0.67%
    まあまあの成績をあげられた。
  • 過去の暴落は10月に集中
    心配していたが穏やかな相場で何よりだった。
  • 日銀の金融緩和
    11兆円。
  • 中国の権力抗争と尖閣問題
    両国間の領土問題はかなり長引くのではないか。一部の政治家に経済が巻き込まれてしまった。
  • 中国にウェートが高い銘柄の下方修正
    自動車、商社等。
  • 大型株の巻き返しに注意
    ひふみのリスクとして強力な円安が来た場合、TOPIXに追いつけない場合が考えられる。
    • 有力な大型株の組み入れで対応
    • 小型株でも反発に対応できる銘柄があるのでそれを組み入れる
  • 大型株の悪化の速度が早い
    今の時点では組み入れが早すぎる気はしている。家電・商社あたりの下落が尋常ではない
  • 過去、上昇した銘柄は持たない方針
    上昇していた銘柄が売り込まれる可能性があるので減らしていきたい
  • 3046JIN
    今後成長率鈍化が表れていく可能性。株価が上昇したので減らしている。他のファンドが組み入れ始めているのも良くない点(天井?)。
  • 今のマーケットにあわせる運用はギャンブルに近い
  • 景気は悪化している
    8月の下旬あたりから消費の足踏みが悪い印象。節約疲れの傾向もあったがそれも5月あたりで一服している。
  • デフレがもう一段、進むのではないか
    再度「牛丼戦争」が始まるのではないか。消費関連は厳しいのではないか。
  • 安くて成果が伸びていた企業の業績鈍化
    日本マクドナルドが典型。外食を避け、内食が流行り始めている。単価が低いものでないと売れない。
  • 消費税決定のあたりで生活防衛が強まったのではないか
    政府の失政なのではないか。
  • 景気悪化はこれから
    競争力のない企業は厳しいのではないか。
  • 下げに備えてキャッシュポジションを高めるかもしれない
  • 投資としては仕込み時期になっているかもしれない

デフレが更に進行する、という予想はなかなか怖い話ではある。消費税増税が決まった時点で更に生活防衛が強まったと言うのはなんとなく実感してる。困ったねえ。

実の所、先月のひふみアカデミーは一度聞いてはいるんだがあまり面白くなくてスルーしてます。内容は興味深かったのですが、やはりこう景気のいい話だったり、新しい投資先の話だったりを期待していたりするので、こう、面白くないんですよええ。

正直、パナソニックのストップ安なんて考えた事も無かった。本当にちょっと猟奇的に集中した下落が続いてますよね。怖い怖い。

また、今年の年末は、1月4日を休めば大型連休になることもあって、旅行会社大手7社の12月出発の海外ツアー予約状況(10月上旬時点)は欧州が2割増、北米は約2倍と好調で、全体として「価格の高い欧米の人気のおかげで、商戦は活況」なのだそうです。

覚えとこ =)

2012年10月27日土曜日

'12/09の「担当ファンドマネージャーの見方」

大和住銀日本小型株ファンドの月次。9月はベンチャーリンクの子孫。

 <ベンチャー・リンクが残したもの>
 
 ベンチャー・リンクという企業をご存知の方はどのくらいおいででしょうか。地域金融機関との提携によって中小企業の全国組織を構築し、その中の優良会員の事業をフランチャイズ化して他の会員に紹介するビジネスモデルで一世を風靡した企業です。しかし、成長を急ぐあまり強引な加盟営業やフランチャイズの粗製乱造が問題となり、それらへの事業投資の不良化によって2002年以降は凋落の一途をたどりました。そして、2011年に上場廃止となり、今年2月には民事再生法の適用を申請しました。
 彼らが築いたフランチャイズ網の多くは姿を消し、牛角、サンマルクなど一定の成功を収めたチェーンでもピーク時に比べると規模を縮小したところがほとんどです。しかし、自主的な営業努力により事業を活性化した企業もいくつか存在します。その例として、コシダカホールディングス(2157)が買収した女性専用フィットネスクラブ「カーブス」と、アークランドサービス(3085)の主力事業であるとんかつ店「かつや」を紹介します。
 コシダカは個人経営のカラオケ店を買収・再生することで成長してきた企業ですが、第二の柱として2008年に自らも加盟していたカーブスの本部を買収しました。同社は加盟店に会員とのコミュニケーションを密に行うよう指導を強化し、現在では中高年会員向けにプロテインを販売するなど収益源の多様化も進んでいます。
 アークランドサービスは2005年にベンチャー・リンクとの提携を解消した後、直営店中心に事業の立て直しを行いました。総花的なメニューから味・食べ応え重視に転換し、出店を優良立地に限定することで、着実な成長を続けています。また、そうした事業形態を確立したことで、今期からはフランチャイズ加盟募集も加速しています。
 ベンチャー・リンクは確かに問題の多い企業でしたが、成長事業の種を発掘することに関しては高い能力を持っていたと思います。昨今の保守化した国内消費の状況を見るにつけ、同社が堅実な事業展開できていればと残念でなりません。

なるほどコメントしようが無い =)。

2157 コシダカHDが運営しているカーブスは今や成長株の一つ。居抜きを得意とするコシダカとしても実にいい事業だと思う。

また9842 アークランドサカモト
の子会社である3085 アークランドサービスの主力事業である「かつや」 は順調な成長を遂げている。成長速度については色々言われているが、多分あのスケールの事業としては早くも無く遅くも無いと思う。ロードサイド運営の癖にこっそりビールを振舞っているあたりは気に入らないのだが、まあ社会問題に発展するほど大きい事業でもないし株価的には些細な事かも知れないけどね。

ぶっちゃけこれらがベンチャーリンクが種になっていることを今回知った。親の影がちらつかないあたり、運営の手腕が良かったんだろう。