2016年4月9日土曜日

7943 ニチハ - ジェイリバイブ (16.03.25週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7943 ニチハ


ニチハは、建設部材を製造している企業です。四季報の同業他社に5900 ダイケン5943 ノーリツ5237 ノザワ

今週は、窯業系外壁材のトップメーカー「ニチハ」をご紹介します。窯業系外壁材は、セメントと繊維を主な原料として、板状 に成形した上で塗装を施した外壁材です。かつて主流であった左官職人が塗るモルタル工法と比較して断熱性が高く、柄や色などのバリュエーションが豊富で工期も短いため、現在では新築戸建住宅の8割近くに利用されるようになりました。その中で 同社は、40年以上の実績を持つ先駆者として市場拡大を先導し、今2016年3月期上期では47.6%のシェアを占めるトップ企業 となっています。

同社最大の強みは製品開発力にあります。まず、世界で初めてインクジェット塗装技術を応用したフルカラー印刷を実現し て、豊富な質感表現やデザインを少量から生産できる体制を構築しました。複数の色を重ねることで自然の凹凸感を創り出 し、自然石、タイル、レンガ、木目など、様々な素材に近い風合いで意匠性も優れた製品を送り出しています。次に、耐火、 耐震、耐候性などの機能面についても基本構造や塗膜技術に改良を加えており、多くの製品には“変色・褪色10年保証”や “製品10年保証”を付けています。さらに、2014年に発売開始した『フュージェ』では、さらに進化した超耐候塗料を採用し、シー リング材(防水性や気密性を保つために外壁や窓枠の継ぎ目に充填する資材)を使用しない新技術を採用したことで、“変色・ 褪色15年保証”を実現しました。これによって、建物の将来的な維持管理費用も大幅に削減することが可能になりました。

同社の活動領域は国内に留まらず、海外にも広がっています。2007年に米国で大型工場を稼働させました。シンプルな製品 が中心だった米国市場に、日本で培った豊富な種類の製品を持ち込み、普及を図ってきました。固定費負担が大きいため赤字が続いていましたが、2016年3月期上期では営業黒字を達成しており、今後は収益貢献が期待できます。高い技術力と、 弛まぬ研究開発によって、国内外で今後とも着実な成長を目指しています。

15.12.11からの続きです。


前回から特に大きい変化があるわけではないので特段書くことがありませぬ。引き続き安定成長が期待できるでしょう。シェアが高いというのは価格決定力があるということでして、自分で価格が設定できるようになると経営は安定します。

シェアの高さは重要なのです =)。

以下はヤフーファイナンスより日経平均との比較です。


株価上昇こそ僅かですが安定した株価が維持できているのが分かります。こいう銘柄は長期運用向きですよね。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160325.pdf

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