2017年5月5日金曜日

7943 ニチハ - ジェイリバイブ (17.03.31週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

7943 ニチハ


ニチハは、建設部材を製造している企業です。四季報の同業他社に5900 ダイケン5943 ノーリツ5237 ノザワ

今週は、住宅などの外壁に使用される窯業系外壁材のトップメーカー「ニチハ」をご紹介します。窯業系外壁材とは、セメント と繊維を主な原料として板状に形成した建材で、同社は40年以上の実績を持つ先駆者として業界をリードしてきました。同社 が窯業系外壁材の生産を開始した1970年代は、外壁は左官職人が建築現場で塗り上げるモルタル工法が主流でしたが、 窯業系外壁材はモルタルよりも工期が短く、しかも柄や色などのバリエーションも豊富だったことも評価されて普及が進み、 現在は新築の戸建て住宅の8割弱で窯業系外壁材が採用され、その中で同社は48.8%のシェアを占めています(2016年9月 末時点)。

同社の強みは時代に合った様々な商品を生み出す高い開発力にあります。世界で初めてインクジェット塗装技術を応用した フルカラー印刷を実現し、これにより本物のレンガやタイルに近い柄が印刷できるようになっただけでなく、少量生産への対応 も可能となりました。2014年に発売した『Fu-ge(フュージェ)』は、外壁材同士の継ぎ目を目立ちにくくし、定期的な塗り替えを 不要にすることで“変色・褪色15年保証”を実現しました。さらに2016年発売の『COOL(クール)』は従来の窯業系外壁材には なかった平坦な表面意匠が特徴で、画期的な鏡面仕上げの『ミライア』と、15色を自由に組み合わせて独自の外観がデザイン できる『メモリア』の2種類を揃え、商業施設など住宅以外の市場開拓も進めています。

同社は海外展開にも意欲的に取り組んでおり、2007年に米国で自社工場を立ち上げて窯業系外壁材の生産を開始、着実 に業績を拡大しています。同社は引き続き優れた機能とデザインで時代に求められる商品を開発し、世界で通用する“建物の 壁材専業メーカー”を目指しています。

16.08.05からの続きです。


17.05.10の休み明けに決算発表。どうなることやら。




  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20170331.pdf

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