4680 ラウンドワン
今週は、地域密着の屋内型複合レジャー施設を全国展開する「ラウンドワン」をご紹介します。ボウリング、アミューズメント (ゲームセンター)、カラオケ、スポッチャ(スポーツを中心とする時間制遊戯コーナー)など、多彩な“遊び”が1つの建物の なかで楽しめる同社の店舗は、大人から子供まで、家族や友人同士のグループはもちろん、お一人様でも自分のペースで 各種のレジャーを楽しめることが特徴です。
複数のレジャーで集客することは経営のリスク分散という視点でも有効で、例えば2017年3月期の既存店売上高は、ボウリン グとスポッチャが前期比減収となったものの、アミューズメントとカラオケがカバーして、全社では増収となりました。それでも、 消費増税後の消費不振の影響などで、同社の既存店売上高は4年連続で前年割れとなっていましたが、ボウリングとカラオケ で大人1人に対して小学生1人を無料とするキャンペーンや、自社店舗同士が競合するエリアでの退店といった施策が奏効し、 2017年3月には4つのレジャーがいずれも前年同月比増収に転じています。
国内事業が安定感を取り戻しつつあるなか、育成中の米国事業が開花期を迎えています。ボウリング、アミューズメント、 カラオケなどが楽しめる日本と同様の店舗を、2010年8月にロサンゼルスで初めて出店。その後は最適な立地を探りながら 年間数店のペースで出店を継続し、2017年3月末の店舗数は15店となっています。営業実績が出ている13店で見ると、初期 投資回収後の営業利益率25%の好調店が5店、同18%の平均店が6店、同3%の低調店が2店となっており、最適な立地を 見い出しつつあるといえます。今後は年間10店以上の出店を続けることで、足元では全売上高の8%にとどまる米国事業の 売上構成比(2017年3月期第3四半期累計)を一層高める方針です。“メイド・イン・ジャパン”の複合レジャー施設を海外に展開 することで、さらなる成長を目指しています。
ここは会計が面倒なのであまり触れてないかな。
基本、国内は積極的に出店する気はなく機会があれば検討する程度。米国出店に力を入れているようで、日本で培ったビジネスモデルは米国でも通用すると考えているらしい。米国のほうが金銭で片付くことが多く、海外資本でも違和感がないのがいいらしい。
- 【ラウンドワン】IR最新情報
IR本拠地。決算説明会資料、月次、優待あり。
- http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20170414.pdf
0 件のコメント:
コメントを投稿