「ふるさと納税」の意義、ねえ
中央政府の地方交付税削減が目的なんじゃまいか、と。
- ふるさと納税をしても納める税金の額は変わらない
どこで収めようが国税の額は変わらない。つまり実質は地方税の奪い合い。 - 地方税の偏りが酷い地域には国税で補てんする仕組みがある
これが地方交付税もしくは地方交付金。中央政府からしたら調整のために国税が減らされる訳でこれは面白くないだろう。地方税の偏りは地方同士で解決されたし、と。 - 特産品贈呈はその地域の「公共投資」
地方税の使い道についは中央政府はノータッチを決め込んでるんだろう。どんな使われ方をしようがその地域の自由。糞みたいな公共投資でもルールに合致していれば口を出すには及ばない、というわけだ。 - 地方税って自分が住んでる地域のインフラ整備のために使うべきなんじゃね?
そいうルールで徴税されている税金って沢山あるじゃないですか。 - 公僕が産業を偏らせる責任
特産品に選ばれた産業には特需があるかもしれないけど、そうでない産業は滅ぶべし、と?それって公共性としては如何なものか。当然、このおカネをめぐってプチ汚職も蔓延る事でしょう =)。 - 徴税額が変わらないのなら特産品のコストはどこから?
税金で税金の取り合いを行ってるって事。しかもこのコスト、地域にペイするどころか産業の歪な偏りを引き起こす可能性があって、要は税金で養われるプチ共産主義のような構造になってやしないか、って話。
自由経済も大概だが、政府の関与が強いあんな企業やらこんな企業を見る限り、このまま放置していい状況では無い気がするけどな。
でもまあ、個人からすれば社会全体にどんなインセンティブが働いているかなんて気にする必要なんかなくて、ガンガン鞘取りしたらいいと思うわ、滅びるまで。
中央政府もそれを願ってるし、結果的に地方が倒れたらそれはそれで =)。
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